このレビューはネタバレを含みます
すごく、すごく最高でした。
まず何が最高って、
ジャズに詳しくても詳しくなくても楽しめるところ。
情熱を傾けるものがある青春を、同じ温度で魅せてくれるところ。
音楽っていいな、成長を見守る温かい気持ちっていいなを無理せずリアルに等身大の姿で映し出してるところ。
全部良くて、最初に大と雪祈がセッションする最初の音でなんかもう泣けた。
玉田も雪祈も、ライブで失敗したり全否定されても腐らないでさらに練習したところも偉すぎて泣いた。
ライブ後にサインを求められてる大の横で、玉田を応援していたおじさんの「君の成長するドラムを聴きにきてる」はほんと泣けた。嗚咽しそうになった。
雪祈の事故シーンも泣く声を我慢できないくらい泣いた。
最後にソーブルーに3人で立ったのも泣いた。
つまりずっと泣いてた。
雪祈の家に初めてみんなで行った時、大の「もっとおしゃれな家に住んでると思ってた」はこんなに同じ気持ちになる台詞はないなと思った。笑 絶対金持ちで親の買ってくれた小綺麗なマンションに住んでるボンボンだと思ってたもの。
ただでさえ魅力的なのにこんなギャップずるいでしょ。はい、雪祈推しです。笑
こんな胸熱な映画、ほかにないってくらい最高。
声を大にして言いたい。
作画。てめーはだめだ。
音楽漫画のアニメ映画化なんて、演奏シーンの滑らかさ、テンポ感、表現力、大事に決まってますよね?!なんだろあのカメラワーク、カクカクしてるような動き。。。かっこよく見えねえっす。
楽器や音が輝いて見えたり背景色をモノトーンや虹色にしたり視覚効果が攻めた感じなのは良かった。中途半端なCGが全てをぶち壊した。
玉田のドラムソロのシーンは良かったよ?手書きヤバそうだけど、そこ頑張るならもっとライブシーン全部頑張ってよおおお!
そこが完璧だったら久しぶりに星5つ満点だった…泣く。