2024年3月 ネッフリ 超個人的には、音楽漫画で作中誰もがスゲェとひれ伏してしまう「音」をアニメにして実際の音を付けてしまわれた結果、漫画読んでたときには素直にガツンと来てた演奏シーンが、「ああ映画の中の通な人たちがびっくりしてるからこれってすごいのかなあ」くらいの温度になってしまって愕然とした。だってそりゃあ、話の流れ的におそらく作中でびっくりするぐらい上達したと表現されているであろうドラムの演奏でさえ、そう…なんですかね？くらいにピンときていないジャズの良し悪しもスキルの凄さもわからない素人耳なのだからして。ああ、こりゃおれが悪い。しかしまあ（わからないなりに）存分に格好良くはあったし、満足。漫画としてはすべての積み重ねが文化祭で爆発する高校時代編も最高なんだけどまあ切り出してドラマチックかつキャラクターも揃ってるのはここなのかな。原作改変展開もまぁラストを盛り上げるにはそうなるか～という感じだった。思ったよりあいつ軽症？みたいな印象も残りましたけども。ちな原作は日本国内までの話は好きなんだけど、ドイツ編からは「演奏さえすれば誰もが黙りすべて解決」な水戸黄門みたいなパターンが顕著になって飽きて途中で止めてしまった。
