ラーゲリより愛を込めてのぽん子のレビュー・感想・評価

壮絶な状況に身を置かれながらも、山本が体現していた希望によって、それぞれが必死に前を向いて生きれたこと、導かれたことが描かれていた。

人々の希望を奪う、戦争が、本当に恐ろしい。

第二次世界大戦が終わった後、捕虜としてシベリアに連れて行かれて、そこで亡くなってしまい日本に帰還できなかった人、帰れるまで長い年月、強制労働についていた人たち。そんな歴史についてあまりよく知らなかった。

先の戦争からまだ100年も経ってないのに、また戦争は起こっていて、今の自分には祈ること以外に何ができるんだろう