このレビューはネタバレを含みます
終始、戦争のしんどさを感じてはいたけど中盤まではギリ大丈夫だったのに、家族との手紙の辺りからもうもってかれたよね…脚本はあるとは言え、元は実話で、戦時中のストーリーってやっぱりしんどい…色んな戦争映画や戦時中の話を観て、聞いてきたけど、戦時中の人の考え方って世界関係なくみんな私達はこうあるべきだ、こうでなくてはならないって教えの元そういう人になるべくしてなってきたんだよね。そうじゃないって考えの人もいる中、強制的にそういう人間じゃないと生きていけない世界…。こういうのを観るといかに自分たちが裕福で戦争の危険なんかなくのびのび生活できているかって考えるけど、かと言えその頃には無かった悩みやしんどさってやっぱりあるわけで、それを機に自殺する人だっているわけで。もちろん一括りにはできないし、絶望の真ん中にいる人は自分のしんどさが誰よりも大きく思うかもしれないけど、そういう人達にこそこういう実話の物語を知ってほしいと思う。命の大切さってものはこういうところから後世に伝わるんじゃないのかね🤔あー泣き疲れた
