このレビューはネタバレを含みます
自らを貫き、
忖度せず現状を伝える姿勢が印象深い。
いつ反対勢力によって抑え込まれるか
分からない状況の中で
手元にあるスマホを武器にして戦っている。
空覚えではあるが
「夫は捨てても仕事は捨てない」
「自分自身の心が励み」
これだけ自身の仕事に誇りを持っていることは
素晴らしいことである。
彼女達の活動とは裏腹に、
ヒンドゥーナショナリズムの支持が広がりをみせる中、女性達の自由はあるのか？
政府が言う民主主義とは？
そのような社会からも戦いながら
少しでも自由を勝ち取るために報道をする。
彼女達の報道のおかげで性加害の容疑者が逮捕されるという一幕もある。
社会がいい方向に動かず、
成果があるのかどうかとも思う事もあるようだが、必ず希望はあると捉えられるシーンであった。
ダリトでありなからも
決して出自のせいにはせず
困難な状況であっても負けないという
彼女たちの強い意志が伝わり、
元気をもらえる映画であった。
