Yellowman

ブラック・フォンのYellowmanのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.7
プラムハウス製作、スコット・デリクソン監督の1970年代のコロラド州デンバーを舞台に、少年、少女が何者かに、誘拐され、監禁されているという事件が多発。
ある日、フィニー少年が、犯人とされるグラバーと呼ばれる男に遭遇。なすがままに、地下室の黒電話がある部屋に監禁される。
すると、壊れているはずの黒電話が鳴り、受話器を取ると、行方不明の少年たちからの脱出のヒントを聞き、実行に移すのだが・・・


「だったって言うな。今でも友達だ」
本作は、ジュブナイルホラーであり、友情、兄弟愛がテーマとなっている。フィニーの妹グヴェンが夢で、グラバーの家を探したり、フィニーが壊れているはずの黒電話で話すのは、ある種ファンタジー。(電話の相手は、同じく監禁された行方不明の友人達からによるもの)グラバーの正体はイーサン・ホーク演じるアルバートという男。マスク越しの不気味さと寝ないで監視してる設定。
黒電話からの友人達のメッセージで、勇気をもらい、成長したフィニーは、グラバーと激突するのだが・・・ 
ラストは、胸熱、兄弟愛の力に。
ジュブナイルホラーの良作。
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