後味スッキリのサスペンスで良かった。犯人のマスクも不気味で、マッチョな感じも少年愛者として恐ろしくて良かったと思う。
しかし、肝心の「ブラック・フォン」の謎には解答してないので、不満が残った。
何かしらの答えが無いと、この物語に深みが出ない。
犯人の行動や殺意なども深みが無く、せっかくのイーサン・ホークの顔がほとんど観られないとは、いかがなものか?
後、児童虐待親父の設定いるか?
最初に虐待シーンがあるので、最後の対面も感動できなかった。むしろ、真摯な父の方が良かったと思うし、亡くなった母が超能力が有ったみたいなので、異常だったとした方が良かったと思う。
その分、妹の活躍にもっていったのだろうが、大して活躍して無いので意味が無かった。これも、もっと能力を活かす設定を作るべきだった。
もう三ひねりぐらいしたら、傑作になれたのに、惜しい。