凄まじいものを観た。。
IMAX先行上映にて鑑賞しました。ドゥニ監督作品は基本好きなんですけど、前作に関してはやたら鈍重だし地味だし退屈に感じてしまったので、正直今回もそこまでは期待してませんでした。ところがどっこい!今回のデューンはマジでヤバい。圧倒的な力でねじ伏せられるような感覚を劇場で味わうの久しぶりです。音と映像の洪水、観終わってからしばらく放心するほどの体験で、今年はまだ『オッペンハイマー』や『フュリオサ』など大作が控えていますが、このパワーを超えられるのかと不安にすらなります。
シャラメとゼンデイヤのロマンスがあり、政略的な面白さがあり、シャラメの成長記でありながらある意味で闇落ちのようなスレスレの緊張感はまるでアナキンの姿を彷彿とさせるようでゾクゾクしました。レベッカ・ファーガソンがどんどん怪しくなって支持を集めていくのも面白かったしオースティン・バトラーの曲者っぷりも最高。どのキャラクターも魅力的で推しを誰にしようか迷いますが、フローレンス・ピューの活躍がもっと観たいのでそのあたりは次回作に期待!
シャラメとゼンデイヤの「装填!」の序盤のアクションや「ドスン!ドスン!」とサンドワームを呼び寄せるシーンのワクワクっぷり!そしてラストの決戦シーンのあまりの迫力には開いた口が塞がらず、今ホントにヤバいモノを観てしまっているのだと痛感しました。
こんな映像体験は中々味わえないので絶対絶対絶対映画館で観るべき作品だと思います。自分も再度鑑賞しようと思います。Part.3もめちゃくちゃ楽しみにしています!!