このレビューはネタバレを含みます
IMAX先行上映にて鑑賞
前作よりも全体的にかなりスケールアップしているため、映像体験としてだけでも一見の価値あり
特に砂漠でのフレメンの戦闘というかバッタバッタとなぎ倒していく暗殺シーンは見物(地の利を活かして戦うところに普通の戦闘とは違う砂漠ならではの面白さがある)
肝心のストーリーは一応ハルコンネン家との決着は付くけど、ポールが両家の血を継いだ存在で新たな皇帝になりそうな所で大領家(?)の邪魔が入るので何とも煮え切らない感じ
オースティン・バトラー演じるフェイド=ラウサはザ狂気じみててヤバいやつ感が出まくりでとても良かった(特に最後のポールとの決闘シーンはかなり盛り上げてくれた)
ただ、皇帝の小物感が凄かったのとラッバーンの死に際の呆気なさには、正直かなりガッカリした
これで完結だと思っていいんだろうけど、最後のチャニのシーンもかなり中途半端に終わったのでその辺も消化不良な感じがする
まぁ、SFとしては普通くらいの尺に収まっているので、そんなに飽きもせず観れたのでひとまず良かった
封切られてからもう1回行く余裕は無さそうなので、配信来たらまたじっくりみたい