ドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作 “DUNE デューン 砂の惑星”の続編!
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。
ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド＝ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる…。
ポールの成長に目を見張る作品! 前作ではハルコン家に一族を滅ぼされ、また砂漠で砂虫に追い回され、散々な思いをして、命からがら逃げ延びたポール。しかし、本作では、砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせるようになってから、運気が上昇。砂虫にも乗りこなせるようになって、砂漠の民フレメンからの信頼を得る。ただ、救世主と崇められ、指導者となるには、政治力学渦巻く世界に身を投じる必要があり…。
家を再興するには、皇帝の権威を借りる必要があり、本来ならば一思いに殺してしまいたい皇帝を殺さずに従属させるシーンは、ポールの成長ぶりを感じるが、その陰で、淋しさを圧し殺す◯◯◯に胸が締め付けられた。今から、PART3の公開が待ち遠しい。
