瀬戸内海

デューン 砂の惑星PART2の瀬戸内海のネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

いい映画体験でした

運命の大きな渦の中にただただ飲み込まれるしかない閉塞感が渇いた砂漠の映像と相まって、重〜く没入できた

前作に増して美術が本当によくて、うっとりする

SFは色々見てきたけど、南の会議での引きの絵とか、核爆弾倉庫を照らすライトとか、サイコパス甥っ子のモノクロ決闘シーンとか、ネバネバな黒インクぶちまけたみたいな汚い花火とか、見たことない装置・映像がたくさん見れて満足満足

対抗馬のサイコパス男、安いキャラだな〜と思ってたらあっさり死んでくれて安心した

シナリオの面白さで言うと、神話を比較的淡々と描いてるような感じだから、前作同様やっぱりやや眠い 今回はミステリー感の薄まったリッチで芸術的な映像の進撃の巨人(マーレ編以降)みたいになってきた もしポールがチャニに殺されるなら終わり方も同じすぎる

万人にウケるような面白さはあんま無いのに、今をときめく俳優がいっぱい出てて、映像もリッチで、とても嬉しいけど不安 この調子のまま完結してほしい

原作がそうなのかもしれないけど、ヴィルヌーヴってやっぱり「女は存在、男は現象」みたいな話が好きなんだな

part3で一旦完結するのかな?変だけど美しい映像をずっとみせてくれ〜
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