このレビューはネタバレを含みます
グランドシネマサンシャインのIMAXで視聴
意外と他のIMAX作品のような没入感は得られなかった(個人的に)
おそらく原因はシューティング
どこか距離感が遠すぎて近くに感じない、静的なカメラ、逆にカメラが寄り過ぎて顔が大きくなり過ぎてキャラを捉えにくい。
少し引いて全体を常に見ていたいという印象、それなら他のIMAXでいいんじゃないかという感じになった。
音響や大画面ならではの迫力はあるが物足りない。
もしかしたらドゥニ・ヴェルヌーブならではの距離感かもしれない。
灼熱の魂やシカリオのような観客との距離の遠さ。
それが俯瞰的に見ていたいと思う一つかもしれない。
ストーリーは前作にくらべて転んで行くが、ドラマをあまり感じられなかった。主人公が超越的な思考になっていくが、それが分からない。そうなる理由も良く分からない。
ビジュアルはめちゃくちゃ良い。
見る価値は間違いなくある。