ハリー

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のハリーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

すごかった。
話、キャラの関係性の描き方。(おそらく原作由来)
映像化におけるそれをしっかり出す演出、いくらさんやあのさんの嵌り具合、音楽、この物量をるやり切るコストバランスの良さ。(映像化における部分)
それらが作り上げる雰囲気の良さ。


・感情の機微やキャラの距離感の描き方がいい、非常事態の中で日常性、青春を浮き彫りにするような構成かと思いきや後半大きな事実と向き合わせる。それもとても寓話的。

・デザインやルックの作り方も良く出来てると感じた。
多彩でカリカチュアの強いキャラ、背景美術は緻密で現実的。
何かとんでもない物が浮かんでる事と日常・現実感のメタファーに感じる。
背景が現実との地続きを示唆させてるように感じる。

何気ない衣装も、そのキャラの内面を上手く表現してるように見える。

・にいおさんの得意とする人との関係性と距離感や空気感が見事に出来ててすごい。

・音楽もいい

・声優さん、いくらさん、あのさん、種崎さん、の声質の嵌り感。
あのちゃんめっちゃ器用というか器量のある人。
キャスティングの遊び心も大変笑わせてくれる。

・総じて、物凄く雰囲気の出来が良い。
・作画のアクティングが少ないと思ったけど、これだけのカットと長尺だからと納得。ドラマに必要なものはきちんと描かれてるバランス感の良さ。

・話も物凄く続きが気になる。
ハリー

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