IMAXシアターの大画面で見られて、大満足。
一作目は壮大な序章として前提の説明に終始したが、二作目は物語が動き出した。大河ドラマに相応しい豪華キャストの重々しい演技と、スケールのでかい砂漠の世界観がピッタリ。豪華なメンツの中、軽やかに清涼感漂わせ、かつ覚醒の力強さも魅せるシャラメすごい。ある意味王道である王子様の成長と敵討物語だけでなく、ベネ・ゲセリットの駆け引きが加わることで話が複雑に、女性キャラがより魅力的になる。原理主義者とも、権力闘争とも一線を引いて冷静なチャニの強さと孤独が切ない。三作目でフローレンス・ピューとどう絡むか楽しみ。ハルコネン家の面々が素晴らしい悪役っぷりで、特にオースティン・バトラーのセクシーさがたまらん。
この劇場のIMAXシアター、帰りの動線が悪すぎていつもイライラする。せっかく素晴らしい映画で楽しい気持ちを堪能したのに、帰りの混雑、長蛇の行列のストレスで上書きされちゃって悔しい。なんでこんな設計にしたんだろうか。さっさとスムーズに帰らせてくれよ。
