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カッコーの巣の上でのnoのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.5
再視聴。
抑圧的なアメリカ社会から弾き出され精神病棟で過ごす男たちの抵抗。
この時代に「健常/定型発達ではないキャラクター」が生き生きと描かれている非常に稀有な映画だと思うが、物語の視点は基本的に「健常/定型発達のキャラクター」にフォーカスしたものになっている。
女性キャラクターの描写はまあ酷くて、冷徹な婦長は打倒すべき権力の象徴であるし、ビビットは母親から虐待を受けている様子で、マクマーフィーの女友達は便利屋のデリヘル扱いだったりする。マクマーフィーに呼び出された女友達が「一晩そこにいる男の相手をしろ」と頼まれてる時の無表情よ。
そういえば入居者に黒人がいないのは貧富の格差のため?
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