vivi

カッコーの巣の上でのviviのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.5
刑務所での強制労働を免れるために、病気のフリをして精神病院にやって来たマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)。ムードメーカーの彼は、次々と面白いことを考え出しては周りの人達を巻き込んでいきます。
この作品での破天荒なジャック・ニコルソン、この上なく魅力的❣️その行動はもちろんほめられたものではないんですが…。

ぼんやりと焦点の定まらないような目をしていた人達が、生き生きと楽しそうな表情になっていく様を見ていると、こちらまで楽しくなってきます。

病院の管理体制にことごとく反発する彼は、病院側にとってはうっとうしい存在。そしてその対立はどんどんエスカレートしていき…。

この先ネタバレしてます。





病院側の何らかの手術(ロボトミー?)によって廃人同様にされてしまった彼を手にかけてしまったのは、チーフの優しさだったんでしょうね。そんな状態で生き続けることを、行動的なマクマーフィが、(いや、彼でなくてもほとんどの人が)望むとは思えない。

ラストのチーフの行動は、痛快極まりない❣️
…が、その先はどうなっちゃうのかな……?
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