トンネルの崩落事故に巻き込まれたイ・ジョンス(ハ・ジョンウ)。
ジョンスの携帯電話のバッテリーの残量の心配をすることもなく通話して、ニュースで放送しようとする報道関係者。
緊急事態だっていうのに、なんでのんびり記念写真なんて撮ってるの?
妻(ペ・ドゥナ)の戸惑った表情!
それどころじゃないでしょうに。
全編を通して、ハラハラドキドキイライラの連続でした。
この先ネタバレしてます。
崩落の危険のあるトンネルの中に入るなんて、誰もが嫌がることを率先してする救助隊長の行動には感心。
崩落する中を車で逃げるシーンでは、息を止めて見てました。
それにしても、あの状況で同じ立場の人にお水を分け与え、バッテリー切れそうな携帯電話まで貸すとは、ジョンスは人間ができてますね。
でも、そのシーンでの微妙で複雑な表情の演技はさすがです👍
「あんたのせいで、息子が死んだ!」なんて言われても…とはいえ、そう言いたくなる母親の気持ちもよくわかるんだよなぁ…。
救助作業を中止することになると知らされても、自分が生きていると知らせる術もなく、辛い現実を黙って受け入れるしかないという残酷な状況におかれたら、誰だって想像を絶する絶望感に打ちのめされることでしょうね…。
被害者が1人だから軽視していいってことはないでしょうに。
あの危機的な状況の中で、パグちゃんだけが癒しを与えてくれてました。