カッコーの巣の上でのszkのネタバレレビュー・内容・結末

ずーーーんときた。

精神疾患のふりして精神病院にはいったマクマーレンが婦長の言いなりになってる精神患者たちを引き込んでいこうとし、患者たちも徐々にマクマーレンに賛同するようになる。
耳も口もきけない(フリをしてる)ネイティブアメリカンのチーフが徐々に心を開いて、バスケのシュート決めるシーンとか素敵だった。

最後は、精神病院からの脱走を試みるも、寝てしまって失敗。戻ってきたマクマーレンは「おしおき」によって廃人になってしまっていて、その姿をみたチーフはマクマーレンを窒息死させ、病院から脱走して終わった。

婦長はじめ精神病院側も悪意があっておしつけてるわけじゃないのがつらいよなぁ。権威者たちがよかれと思ってやってることが結果、そこで暮らす人たちを暮らしにくくしてて。
そこで、「生きるってほんとはどういうことだっけ？ 釣り行って楽しんだり、野球みて騒いだり、女の子とセックスしたり、そーゆーことなんじゃないの？！」って全力で思い出すことって大切でしょ、ってそういうことなのかなあ。