ボイリング・ポイント／沸騰のtdswordsworksのレビュー・感想・評価

ワンカットにしてこのセリフの量・登場人数は尋常じゃない。これ何テイク撮ったんだろうか…。しかも狭い店内をカメラや照明やスチールが行ったり来たりしてるはずなので、撮影の苦労は相当だったでしょう。

驚異的なのがキャスティング。
アンディ、カーリー、支配人、グリル担当の男、カミーユ、ロビン、元シェフのタレント、料理評論家、難癖つける客、インスタグラマー、プロポーズを試みる男性客…、各々が脚本のイメージどおりに自然に演じていてキャラクター造形に一切の違和感がなかった。