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ボイリング・ポイント/沸騰のnekonekoのレビュー・感想・評価

3.6
ボイリング・ポイント=沸点
主人公のオーナーシェフであるアンディ(
スティーヴン・グレアム)と従業員がまさに崖っぷちに立たされる人間模様を描いた作品!?

レストランの店内という限られた空間で人もカメラも縦横無尽に動き回るから「お疲れ」の夜にはオススメできない笑
美味しそうな料理を目にしても胃が痛むという…

監督自身の体験が元になった話と後から知って「戦場」のような職場で仕事をこなすにはチームワークと気配りが大事だと痛感させられる(一夜のドキュメント?)
こういうシチュエーションの映画は他にもあるけれど最後はどーなるのか予想がつかなかった

仕事も人生も1人ではやり切れない
それぞれ皆が余裕も無いけれど誰かに頼る事も時として必要です
人を動かすのも人だと云うことが外から見てよくわかる

ラストに渋みのある🍷ワインの後味のようなものを感じたのは私も接客業の端くれで働いているから…

料理はスリリングでなくリラックス出来る一皿がいい♡
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