このレビューはネタバレを含みます
素晴らしすぎた
ノラも最初は兄を助けたい一心で、親に言った。
そのせいで兄へのいじめは激化した。立場が逆転したら次は自分が標的にならないために、被害者が加害者になる。最後のシーンで2人のその後が良い方へと向かったことを信じたい。
小学校特有のノラとその友達の空気感は経験したことある。少し周りと違っただけで仲間はずれにしたりされたり。当時の自分は彼女たちと同様それを善悪で判断していなかったし、それが小学校での社会だった。子どもはいい意味でも悪い意味でも素直。
大人に言ったら酷くなるっていう現象なんなんやろ、このせいで子供は大人に大事なことを何も話せなくなる。子どもの社会は想像以上に入り組んでて大人は子どもの世界を理解できてないんよな。
学校の体制ももっと早くに対応すべきやけど、どこまで介入するのかって難しい問題。