元軍人の主人公ウィルが子どもの医療費を借りるために頼った兄ダニーは、カリスマ性の高い犯罪の達人。
結果、銀行強盗を手伝うハメに…… からの、救急車を使った逃避劇を描くクライムアクション。
こういうぶっ飛んだアクション映画が観たかった！
Wikiで調べたら、デンマーク映画のリメイク作品なのね。
マイケル・ベイ監督作品らしく、銃撃！爆破！カークラッシュ！！ の連続で爽快ですらある笑
絶対悪人だと思った人物が警察サイドだったり、何とも味のある犬が出て笑いをとったり（マイケル・ベイの愛犬らしいw）、あり得ない手術場面を見せられたり、展開がとにかくハチャメチャな、ものすごいバカ映画。（褒めてる。）
それなのに、ジェイク・ジレンホールの名演技でクライマックスはまんまと泣かされたよ……。
ジェイク・ジレンホールとヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世目当てで公開を楽しみにしていた本作。
2人とも格好良くて演技も満足。ジェイクは今回は狂気系なのに憎めなくて、そこも満足！
そしてエイザ・ゴンザレスはセクシー枠かな、マイケル・ベイ作品にスレンダーな美女は欠かせないもんな…… と思ったら、確かな腕を持つ救命士役だった。
助けを求める負傷者がいれば、危険な場所でも駆けつけて人命救助のために尽力！
使命感の強さがカッコイイ。
狂気のジェイク・ジレンホールにどう落とし前つけるのかなーと思っていたら、意外に強い兄弟愛と2人の因縁を見せられて、ドラマとしてもラストは濃厚だった。
ラスト以外は勢い勝負感があるけれどw（繰り返すけど褒めてます。）
あとみんな、死んでほしくない相手をうっかり撃ちすぎ、銃社会怖い。
もうちょっと刈り込んで120分以内に収めたらより高評価なんだけど、130分超えの割に長さは感じず終始ハラハラしつつところどころ笑えたから満足！
役者の演技が良くて評価UP！してるので、ジェイク・ジレンホール主演は大正解。
アクションはもちろん、ド派手に鳴りまくる音楽も良くて、映画館で観るのにピッタリのアクション映画だった！
