これ観たい!とアカデミー賞の時に思って楽しみにしていた作品。久しぶりに映画を観て涙が止まらなくなりました。
彼女達の話し合いは、過去、現在、そして未来の私たちに語りかけるような、言い聞かせるかのような知的さと力強さと優しさがあって感動的だった。
胸に響くセリフはたくさんあったけど、平和主義と教育の大切さのくだりは特に泣いてしまった。暴力によって人権が踏み躙られても尚、極論に至らない強さに勇気をもらう。夢想家と言われても、善に立ち返りみんなで幸せになりたいというメッセージがめちゃくちゃ響いたし、そうありたいと思った。
時間が迫っているからこそのスリルもあり、あっという間の100分だった。サラ・ポーリーの作品をもっと観てみたい。