人間国宝級との誉れが高い京友禅作家の工藤弘輝が作品展のパーティでワインを飲んで死亡する。ワインにはトリカブトの毒が混入されていた。
祇園のクラブのママ神谷怜子が、自分の車の中から遺体で発見される。遺体のそばには1千万円の現金があった。音川らは、怜子の足取りから捜査を開始。怜子の車は失踪後１４０キロ走行していた。
京都郊外の山中から古美術商の熊谷英治の遺体が発見される。妻の奈緒子によると、英治は５千万円とも言われる朝鮮李朝の青磁の壷を金策のために、持ち出したまま行方不明になっていた。
石川県の刑事が京都で殺害された。被害者は田辺清三。音川は、遺体のそばに立つ絵蝋燭を見て疑問に思う。田辺の後輩刑事・赤沢と祇園に聞き込みに行った音川は、田辺が事件当夜、建設会社社長、脇田常雄…
>>続きを読む京都は、総選挙の真最中。上杉候補と兼松候補の一騎打ちだが、買収工作が噂されるだけに、京都府警は神経を尖らせる。そんな中、悪評高い企業コンサルタントの藤尾健の殺害事件が発生する。
交番勤務の警官・和田が刺され重傷を負う。現場近くから、別の男の死体が発見され、和田は犯行直後の犯人に職務質問をして、刺されたと考えられた。犯人は、和田の拳銃を奪い逃走していた。
音川に、芙美子と名乗る女性から奇妙な電話が入る。次期選挙に出馬予定の元大学教授・葛西は人殺しだというのだ。葛西はトップ当選が確実視される人物。調査を開始した音川は、芙美子が広島で殺害された…
>>続きを読む音川は、男性が殺されているのを発見する。被害者の浩平は、学生ながら風俗店の店長で、５００万円もの貯金があった。北海道から駆け付けた浩平の父・一郎は、なぜか警察に敵意を表し、自ら犯人捜しを始…
>>続きを読む京都で恐喝の前科のある大神の死体が発見された。音川は、大神が「高木俊也」の名刺と料亭「たちばな」の領収書を所持していたことから女将の智恵子を訪ねる。そんな中、大神の車が島根県で発見される。
音川家に下宿するとし子、娘の洋子とレストランに行った音川に殺人事件発生の連絡が入る。被害者は、青森出身の土木作業員・高木。数日後、死体で発見された「るみ」という女性が犯人として浮上する。
京都郊外の京見峠で血まみれ死体が発見され、音川らは現場に急行。運転免許証から被害者の身元は、富田不動産の社長・富田悟と判明。富田不動産は倒産寸前にあったが、融資の話があると富田は喜んでいた…
>>続きを読む京都・円山公園内の崖下に、男が頭から血を流し、胸をナイフで刺されて死んでいるのが発見された。男の名は石沢悟、東京のフリーカメラマンで仲間の滝田五郎と一緒に京都にやってきていた。
京都の美山町で児童誘拐事件が発生。犯人からは３千万円の要求があった。何十年振りかの小学校の同窓会に出席していた音川は、事件の被害者宅に向かったが、そこで意外な人物に会うことになる。
洛北の花背に山荘「イーハトーブ」を構える人気作家、若杉隆之が襲われ重傷を負った。急報に駆け付けた音川らに刺傷犯だという男の似顔絵を描いて渡す若杉。彼は犯人の身元や動機に心当たりがないと証言…
>>続きを読む音川の娘・洋子の挙式の日が、いよいよ一カ月足らずに迫ってきた。京都府警本部の捜査課では、仲人を頼まれた秋山課長が挙式の日に備えてスピーチの練習に余念がない。その秋山のところへ、鈴木道生と名…
>>続きを読む祇園の舞妓・あや乃の死体が発見された。捜査一課長の秋山らは、被害者の交友関係を捜査。その結果、新進画家の宮川四郎に目をつける。彼は日本画壇の重鎮・景山春岳の内弟子で、生田あずさとの結婚が決…
>>続きを読む琵琶湖付近で、若い男・遠山と村井が殺害された。二人が京都在住だったことから、京都府警の秋山は、草森、小杉の両刑事を滋賀県警の応援に派遣する。遠山と村井は改造車を暴走させるグループのメンバー…
>>続きを読む京都の河原町近くの料亭「川瀬」の主人、亮介が殺害された。音川は、犯行時間直前に和菓子を収めにきた老舗菓子屋の主人、俊一が亮介と密談していたという情報をつかむ。翌日、俊一の自殺死体が発見され…
>>続きを読む京都の宝石店を襲い、店主を射殺した二人組の強盗の一人、戸部信吉がパトカーに追われて音川の娘洋子が勤める旅行会社に逃げ込んだ。駆け付けた音川が信吉を説得するが、信吉は音川に発砲し、音川も応戦…
>>続きを読む京都山科の大石神社で、浅野浩二が刺殺された。大石内蔵助をまつった神社だったことから、新聞は「忠臣蔵殺人事件」と報じる。音川らは浅野のアパートを捜査し、数十万円の額の借用書を数通を見つける。
三条河原で京都府立鳴滝医科大のラグビー部員・徹の変死体が発見された。死因は突発性ホルモン異常分泌だという。検死にあたった鳴滝医大の外科医長・涼子と、執刀した医師・洋平との間で意見が分かれた…
>>続きを読む京都、木津の流れ橋と嵯峨野で二人の男の他殺死体が発見された。二人と親しかったスナックのマスター荒沢も行方不明。音川達は、三人が裏ビデオ制作に関わっていたこと、それに出演していた女子大生・瀬…
>>続きを読む大手の高級婦人服メーカー、モード織笠主催のファッションショーに、音川が顔を見せていた。実は、音川の娘洋子がエキストラのモデルとして出演しており、心配してやってきたのだ。その夜、モード織笠の…
>>続きを読む京都東山署の捜査課長、秋山が府下の亀岡署へ転勤になり、後任に若い富坂四郎が着任した。新課長着任後まもまく、東山の八坂の塔近くで喫茶店「六騎」の主人、野中吾一が何者かに射殺されるという事件が…
>>続きを読む音川は、旅行会社に勤める娘の洋子のガイドで能登半島のバスツアーを楽しんでいた。洋子は父が作曲家の能島恭平の熱心なファンであることから、能島と共に彼の出身地能登半島へのツアーを企画したのだ。
サラ金業者の杉原栄司が事務所内で頭を強打され殺害された。出勤した社員は、部屋から飛び出した女の後姿を目撃しており、下の階の都ツーリストに勤める音川洋子に似ていたという。
京都市郊外で修学旅行の女子高生、小山久美が死体で見つかった。目撃者の話から暴走族のオートバイにひき殺されたらしい。被害者は静岡の高校生で自由時間に一人で行動していたようだった。
音川は、予科練時代の同窓会に出席していた。出世頭は京都の観光物産会社の社長となった松尾孝次だった。一方、音川の娘洋子は路上で記憶喪失らしい少年を見つけ、家へ連れて帰っていた。
「若鷲の歌」「ラバウル小唄」「十九の春」 まさか子供たちのアイスホッケーの試合が見られるとはね笑
都おどりで春たけなわの京都、円山公園のほぼ中央にある坂本竜馬像の足下で、芸妓の佐那子が殺害される。音川は若手刑事安岡を従えて聞き込みに走る。捜査が始まった矢先、今度は河原町にある竜馬遭難碑…
>>続きを読む音川の妻ふみは、１５年前の雨の夜、夫を迎えに行く途中、トラックにひき逃げされ死んだ。音川の必死の捜査も空しく犯人は不明のまま、あと一カ月で時効を迎えようとしていた。娘の洋子は、苛立ち気味の…
>>続きを読む人形の髪付け師・香織は900年前から生き続ける魔性の女。
風光明媚な夏の京都をあちこち移動しながら進む2時間サスペンス風怪談話。田中徳三監督。 古式ゆかしい妖怪の濃厚なエロス…
>>続きを読む京都府警の音川音次郎（藤田まこと）の娘・洋子（小林かおり）の婚約が決まった。
