ケイスケさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ケイスケ

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

いわゆる上流階級が主人公の映画。繊細で物静かなトーンで話は進んでいきますが、力強い芯を感じられる作品です。都会で生きるということ、決められた階級、そして今を生きる現代女性の姿…。

都会に生まれ、結婚
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声もなく(2020年製作の映画)

3.9

せ、切ねぇ〜…😭このあえて余白を残して終わる感じ好き。ラストは大好きな『聖なる犯罪者』を連想した。

『ベテラン』、『バーニング 劇場版』、そして本作といろんな映画でユ・アインを見てきましたが、この人
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

🦩フラミンゴは必要ない!🦩

妻の手術費を用意するため、元軍人のウィルが血のつながらない兄ダニーに相談すると、3,200万ドルを奪う銀行強盗を提案される。襲撃当日、犯行は当初のもくろみ通りにいかず、警
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

どれだけの徳を積めば来世でティモシー・シャラメに生まれ変われますか?(嫉妬)

てか二部作なのかよ!(今更)観る前に「よくデューンを2時間半にまとめたなー」って感心しちゃってたよ!

人類が地球以外の
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モービウス(2022年製作の映画)

3.1

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは別ユニバースのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)なるものが進行してたのを最近知ったんだけど、これ結局MCUと合流すんのかスパイダーマンと合>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.2

ソリッド・シチュエーション・スリラー(限られた状況下における極限状態のスリラー)で無くなってしまい『SAW』シリーズの良いとこが消えてしまいました…が、今回のターゲットは同じ部署の警察官が次々に殺され>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

一番好きなバットマン映画は『バットマン & ロビン/Mr.フリーズの逆襲』です。大真面目です。ウケ狙いでもふざけてもいません。過去にジョエル・シュマッカー監督はこの映画のあまりの酷評に謝罪をしています>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

この主人公家族いいなあ。好きだなあ😆

北アイルランド・ベルファストに暮らす9歳の少年バディは、仲の良い家族と友人たちに囲まれ、映画や音楽を楽しむ幸せな日々を過ごしていた。しかし1969年8月15日、
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

「惑星防衛調整局は実際にあります」
「これがロゴマークです」
ここすき。

さえない天文学者ランドール・ミンディ教授と教え子の大学院生ケイトは、あるとき地球衝突の恐れがある彗星の存在に気付く。二人はオ
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.0

鑑賞前に注意書きが出てきますが、ラストにマジでドギツい点滅があるため苦手な人は注意した方がいいですね。

『アングスト/不安』のレビューをした際に触れましたが、ギャスパー・ノエ監督はフランス国内でこの
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.5

最初は『元カレとセスナに乗ったらパイロットが死んじゃった話』という邦題だったが「予告に登場する飛行機はセスナ機ではない」と指摘する声が挙がっていたのでタイトルを変えたとのこと。いや、それも大事だけど問>>続きを読む

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

最初は『THE GUILTY/ギルティ』みたいに音声だけで墜落事件の真相を解明するワンシチュエーションスリラーだと思っていたら、割と早い段階であらかた答えに辿り着くんですよね。しかもよくあるっちゃよく>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6

ジャケットがステキすぎる(絶望)。公式サイトで開催していたこのジャケ写の塗り絵コンテストが面白かった。

児童相談所で働き平凡な毎日を送っていた小春。だが、祖父が倒れて車で病院に向かうも事故に遭遇し父
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

ルーベン・フライシャー監督にはかなりの信頼を置いており必ず一定の面白さを超えたB級映画を作ってくれます。特に一つ前の『ゾンビランド:ダブルタップ』は相当良かった。この映画すごいよ。開始1秒で笑わせてく>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

ストーリーにかなりそそられたので鑑賞。SEKAI NO OWARIのFukase俳優デビュー作としても話題になりました。小栗旬が出ていたり殺人現場がかなり凄惨なとこなど『ミュージアム』に近い不穏さを感>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.5

『失われた物は取り替えがきかないけど、なくした物が忘れられることはない』

昔のレビューの書き直し。ウィリアム・H・メイシーの監督作です。兼脚本作は多数ありますが監督作は今のところ本作だけかな?201
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

人が打ち解けはじめる距離感の描写が絶妙なリアルさ。洋画みたいに出会って1分で意気投合!5分でセックス!みたいな感じじゃなくて日本的な打ち解け方というか。会話の間の取り方がとても上手いと思いました。全編>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

あれ、ボヘミアン・ラプソディまだレビューしてなかったのか。この傑作をレビューしないなんてもったいない。公開当時、印象的だったのは近くのレンタルショップからQueenのCDが軒並み借りられてたこと。みん>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.3

サイダーのように夏に観たくなる映画。こういう夏の情景やセミとかカエルの鳴き声が流れているノスタルジック溢れるアニメ好き。俳句という古典的な文化とSNSの現代文化を組み合わせた内容が良かったです。

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

大げさでなく映画史に残る一大事件が起こってしまったと思う🕸

あかん、さっさと観に行けばよかった…。かなり時間が経ってから映画館に行ったため思い切りネタバレを踏んでからの鑑賞です😢Filmarksのフ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

雌ライオン🦁

すげえ。肩入れできる登場人物が一人もいねえ。しいて言えば母ちゃんを無理やり施設に入れられた男に同情するけど、あんなことをやってしまったらね…。

判断力の衰えた高齢者をサポートする法定
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

タイトルの『CODA』ってどういう意味だろう?と思って調べたら、

① 「Child of Deaf Adults」の略語で「聾唖の親を持つ子供」という意味。
② 楽曲の最後に曲全体を締めくくるために
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.8

『バイオハザード』は一部の外伝作を除いてプレイしているファンです。やはりバイオの映画といえばポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズが思い浮かぶでしょう。ちなみにこのミラ>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.2

最近よ……知り合いと『ストーンオーシャン』の話をしてたんだけどよ、ずっとプッチ神父のスタンドを“ホワイト・アルバム”って言い間違えてたんだよ……。

スタンド名を洋楽からとってんのはわかる……スゲーよ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

「「芸人だよバカ野郎」」

昭和40年代の浅草。大学を中退後、たけしは「ストリップとお笑いの殿堂」と言われる浅草フランス座に転がり込み、「幻の浅草芸人」と呼ばれていた深見千三郎に弟子入りする。東八郎や
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

ちょっと思わぬ展開にびっくりした。なんで今マトリックス?「マトリックスを今の技術で続編やったらすげー映像作れんじゃね?」という浅い理由で作られたのかと思ったが…上手く言語化できないけど、当時マトリック>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

『クライ・マッチョ』の対義語は『アカルイ・ガリ』ですか?(心底くだらない)

ロデオ界の元スターのマイク・ミロは、落馬事故をきっかけに家族とも別れ、今は競走馬の種付けの仕事をしながら一人で暮らしている
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.1

小惑星や隕石が落ちてくるパニックムービーは何でか観ちゃうよね。たまに『アルマゲドン』のニューヨークのシーンだけ観直すんですが、あそこだけはマジで最高。ジェラルド・バトラー主演の映画は力で解決する作品も>>続きを読む

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.0

『スペース・ジャム』から25年くらい経ってるのかー。あの頃ってデニス・ロッドマンも映画に出てたよね。

人気プロバスケットボール選手レブロン・ジェームズと息子のドムは、映画会社ワーナー・ブラザースのA
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

歴史ファンタジーの映画として観れば抜群に面白い。ただ『キングスマン』シリーズとして観ると少し物足りない点があるのも確か。エピソード0なので本作からシリーズを観るのもいいでしょう。

イギリス、ドイツ、
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

バディ感満載から『ど根性ガエル』や『寄生獣』と言われていた本作。今回もエディとヴェノムのナイスコンビが楽しめます。

地球外生命体のシンビオートは、ジャーナリストのエディに寄生したものの、食欲を制限さ
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楽園(2019年製作の映画)

3.1

楽園なんてないんだよ(無慈悲)

12年前、青田に囲まれたY字路で幼女の誘拐事件が発生した。事件が起こる直前までその幼女といたことで心に傷を負った紡は祭りの準備中に孤独な豪士と出会う。そして祭りの日、
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

エロイーズ役のトーマシン・マッケンジー、サンディ役の アニャ・テイラー=ジョイ、この2人はマジで抜群の美しさ。2人の美しさを見ているだけでも眼福…とは当然いかないのが本作の辛いところです。

ファッシ
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.4

由宇子先生、受難に遭いすぎでは…😭

ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、自身の仕事に確固たる信念を持ち、時には保守的な製作側とぶつかることもいとわなかった。その一方で彼女は、父親の政志が経営する
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

本作で一番ビクッとしたのは妹シドニーちゃんが車を停めるとこ。崖ギリギリすぎるだろ!😱

マディソンは、あるときから目の前で殺人を目撃するという悪夢を見るようになる。超人的な能力で次々と犠牲者を殺めてい
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.2

😆😲🤭😶🤔(困惑中)

ヒーローチームが不在となった地球で、人類の行動が新たな脅威を呼び起こしてしまう。そんななか、7,000年にもわたって宇宙的規模の脅威から人類を見守ってきたエターナルズと呼ばれる
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