しがいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

しがい

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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.6

『天使の涙』がドツボでしたのでこちらも鑑賞。

色鮮やかな映像も詩的なセリフも音楽のセンスも同等に素敵だった…けれど、『天使の涙』の金城武が最強ラブリーすぎたために登場人物にそれほど魅力を感じられなか
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.8

👱🏻‍♂️👩🏻→🕶→💀💀 (ていう映画)

広告やTVには消費を促したり権力者に従わせるような催眠がかけられていた!一部の金持ちや政治家などは、地球を支配した宇宙人たちと裏で手を組み私利私欲を満たして
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.2

たまにはクソ映画を観なきゃね。
でも実写『北斗の拳』ほど酷くはなく、なんか嫌いになれないタイプのクソ映画だった。

スーパーマリオの世界観なんてファンタジーでしかあり得ないのに下手に現実世界を持ってく
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レジデント(2015年製作の映画)

3.8

イマドキのゾンビ映画らしいスマートな路線のデンマーク産ゾンビ映画🇩🇰

開始40分超でやっとこさゾンビとご対面するというかなり引っ張る映画なんですけど、そこがモブ視点っぽくて新鮮。パンデミック初期でほ
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ダークマン(1990年製作の映画)

4.2

『死霊のはらわた』のサム・ライミ監督が『スパイダーマン』以前に手がけたヒーロー映画!
二度と人目に出られぬ顔にされた人工皮膚の研究者がマフィアへの復讐のため恋人を守るためそっくりマスクを被って戦う。
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デモンズ2(1986年製作の映画)

3.6

前作の記憶も断片的にしかないけれどちょっとパワーダウンした感じがする。それでも続編としては及第点てとこで、普通に面白かった。

デモンズ化するときにまるで人間の皮だけ残して内側だけ入れ替わってしまうよ
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サムライ(1967年製作の映画)

3.2

北野武が影響を受けた映画ということで鑑賞。
青みがかった色調や唐突な銃撃など、かなり映画作りの手本になったことが伺えました。
でもストーリーに関してはあまり私の好みではなかった…
アラン・ドロン演じる
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

テキサスの荒涼とした風景と黄昏たようなギターの音色が、孤独な男の心情を語っているようで…そんなエモーショナルな雰囲気がどうにも好きな映画です。

前半は父と子、後半は男と女のドラマで不完全な家族の愛の
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

5.0

幼少の思い出ホラー!
最高大好き今観てもクソ面白い。色褪せねー!
どんなにCG技術の凄味が増してもこの時代の特撮の“良さ”は超えられん。白飯が美味い!
ホラーだけど未知へのロマンを感じさせるよね。だか
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メキシコ・オブ・デス(2014年製作の映画)

3.7

珍しく、メキシコ発のオムニバスホラー!
映像は低クオリティながら、多ジャンルのお話が繰り出され、“人形島”の食人鬼や“死者の日”の悪女など期待するメキシコっぽさも楽しめるので割と満足。
でも個人的には
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの“孤独”を抱える人たちが“孤独”な半魚人のために一丸となるところまではよかった。
でも、クリーチャーの解釈に(異なる種族に対する)人間のエゴを感じてしまったのと、男性目線のおとぎ話のような気
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.7

1時間くらい何が面白いのか分からないけど1時間後には面白くなってくる。

ニコラス・ケイジとウィレム・デフォー、2人が画面に収まる絵ヂカラ凄まじい。
ウィレム・デフォーの頭が吹っ飛ぶだけで面白いからウ
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回転(1961年製作の映画)

3.2

真実か空想かというミステリアスなバランス感、不穏さを漂わせる演出の数々など、面白いところもあるけど自分にはやや古典すぎちゃった…“もっと”を求めてしまう。

冒頭での子守歌や主人公の祈る姿、想像力はあ
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殺人魚フライングキラー(1981年製作の映画)

3.0

対ベトナムのために軍が生み出した生物兵器フライングキラーが人間を襲う、空飛ぶお魚スプラッター!
空飛ぶお魚!…

こりゃ面白そうだと思って借りたけれど気分の乗らない時に見てしまった…
ただただヌルい…
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.8

デヴィッド・リンチの怪奇カルト映画!リンチって有名だけどほとんど観たことがなかった…

冒頭から、これは一体全体“分かるように”できている映画なのだろうかと不安が過ぎる。
そしてあの食卓シーン。

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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.1

病の妻を支える元刑事の西と、半身不随になったことで妻子に逃げられた同じく元刑事の堀部。不幸に苛まれた二人の男を対比しながら、愛に翻弄される人間の生と死を、北野武の価値観で描く。

本作は、北野武の画
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

憎悪、殺意。人間社会の中で抑圧され行き場を失った感情。もしそれが理性の檻から解き放たれてしまったら…。人間に例外なく潜在するタブーに切り込んだサイコサスペンス。

主人公が人一倍正義感の強い人間だから
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

4.0

世界の知られざる文化を取材した教養ドキュメンタリー。ホラーのコーナーに置いてあったが、食人族的なモンド映画と思い込んではいけない。終始皮肉のこもったナレーションだけど、人間の生き方を非難するのでなく、>>続きを読む

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

4.3

再鑑賞。
おばあちゃんと観たために、記憶が吹っ飛んでた…(汗) マッド・サイエンティストな死者蘇生コメディホラー。

ウエストくんは始めの印象が胸くそ野郎だけど最終的に中二臭いかっこよさ可愛さある!メ
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座頭市(2003年製作の映画)

4.5

北野武が描く、“ネオ座頭市”。
小学生の頃何度か観て、いろいろと衝撃的だった。ほとんどはスプラッター映画並みの流血に釘付けだったけど…。

とにかく斬新。時代劇に金髪なんてあり得ない!しかも二枚目俳優
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

5.0

再鑑賞した。たまらなくカッコいい映画。

個人的に、観返したくなる映画はキャラクターが要因になることが多い。
まず北野武演じる我妻。若い頃のたけしはギラギラしてて案外スマート(体格が)でカッコいいな。
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ボブ・ディランの頭のなか(2003年製作の映画)

-

ボブ・ディランをあまり知らないけど観た映画。
世界のアーティストがディランのカバー曲を提供している。
冒頭からかかる真心ブラザーズの「マイ・バック・ページ」。

“白か黒しかこの世には無いと思っていた
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エクステ(2007年製作の映画)

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小学生の時に観たトラウマ映画。
これを観て大杉漣を知った気がする。
とにかく大杉漣の記憶しかない。
髪の毛が体内に入っていく描写がグロくて怖かった。
ラストからギャグっぽくなっていくところは子供ながら
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Begotten(1990年製作の映画)

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Begotten観たぞ!と言うためだけに鑑賞。
…いろいろと耐えきれずに1.5倍速ですが。
映像はサタニストの儀式のようで「呪いのビデオです」と言われたら信じてしまうような作品。
普通の人生を歩んでい
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ガバリン2 タイムトラぶラー(1987年製作の映画)

3.9

くっそ面白い。
シリーズですが前作とはストーリー上全く関係のない、アドベンチャーコメディ。ツッコミ鑑賞推奨の大ボケ映画。
“異空間に通じる奇怪な家”という設定はそのままに、「クリスタル・スカルを巡る時
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

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パズルのような映画でしかも予測不能。前半であらかじめ提示された、“現実”というパズルのピースを“妄想”の中で反復・再構築させることにより、中盤以降即興的でサイケデリックな映像効果を生んでいる。
一体、
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ガバリン(1986年製作の映画)

3.2

叔母が自殺し、息子が行方不明になった家に執筆のためわざわざ越してきた作家を襲う“呪われた家”の恐怖。
ミスマッチなBGM(曲は良い)と先の読みにくいめちゃくちゃな展開がこの映画の味。
勝手に自宅に上り
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ストレンジャーズ/戦慄の訪問者(2008年製作の映画)

3.3

実際の事件をベースにしたらしいサスペンスホラー。
唐突な訪問者。意味不明な問いかけ。2回目の訪問以降に起こるおかしな異変…と、じわりじわり奇襲をかけてくる感じは好き。
だけど、期待していた「人間怖い」
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マジック(1978年製作の映画)

4.1

腹話術人形にだんだんと意識を乗っ取られていく二重人格者の狂気を描く、異色のサイコスリラーサスペンス。
腹話術師を演じるアンソニー・ホプキンスの薄気味悪さは『キング・オブ・コメディ』のデニーロを彷彿とさ
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監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

3.8

まさに、北野武の頭の中。
映画のネタに詰まった監督があーでもないこーでもないと練った様々なジャンルの映画構想を披露し自己批評するという、なんとも身勝手な作品。マンネリ化からの脱却に喘ぐようでもあり、大
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

一冊の本を抱え、その著者の像の前に佇む少女。
少女には一言もセリフが無いけれど、この映画を観終えた時に感じる感動はきっと少女の胸中そのものだろう。

人生の儚さ尊さ、それを語り継ぐことの意味の大きさを
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ペーパーハウス/霊少女(1988年製作の映画)

4.8

夢と現実を往来する摩訶不思議ダークファンタジー。
素直になれない年頃の少女アンナは、学校では先生に噛み付き、お母さんとはギクシャク。
だから夢の世界に描いた少年マークとの関係に段々と逃避していく。
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マイ・フレンド・メモリー(1998年製作の映画)

3.6

キーラン・カルキンくん目当てで観ました。
体格は大きいが学習障害が原因で虐められる少年マックスと、賢いけれど身体の発達が止まる難病を抱える少年ケヴィン。そんな二人が互いに無いものを補いながら友情を深め
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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

3.4

霊幻道士を子供向けにしたような内容で、活躍するのもほぼ子供たち。テーマ曲はなぜか鳩ポッポ。
飽きがきたのか分からないけど、あまりピンとこなかった…。アクション控えめで、ゆるいギャグシーンが多い。でも、
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