nagaoKAshunPEiさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

nagaoKAshunPEi

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.5

見たぞ!MCUが放つ数年に一度の一大お祭り映画!ひとまず、ジョス・ウェドン監督お疲れ様でした。

個性豊かなメンバーの持ち味をしっかりとアクションで魅せ、AIの反乱を物語の主軸に、アベンジャーズの変化
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

アベンジャーズAoUに向けて復習。

ソーの手元に戻るべく、地球、宇宙、アスガルドを飛び回るムジョルニア(ハンマー)が健気で超かわいい。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

ずっと呉美保(くれ・みほ)監督だと思っていた、呉美保(お・みぽ)監督の最新作。

実に素晴らしかったです。
ネグレスト、認知症の老人、学校でのいじめ、モンスターペアレンツ、自閉症etc…と、現代日本が
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

アベンジャーズAoU観賞に向けて、久々の観賞。

さすがのペッパー無双。
精神こじらせたスタークに涙。
ジョン・ファブローがアイアンマン3に関しては製作に回っているものの、アイアンマン3に関しては目を
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

4.5

今度のヒックは世襲に葛藤!

映画冒頭から、1の熱量そのままに、さらにグレードアップした飛翔シーンをぶち込まれ、もうかっこよすぎて涙滲むレベルの飛翔感と爽快感。
そして、1のヒックからは想像もつかない
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

観賞してから少し時間が経ってしまいましたが。

被害妄想甚だしく、うだつの上がらない主人公、唯一の友の亀、人間たちから棄てられた玩具たち、そして東京大破壊。
好きになる要素、いっぱいあるはずなのに、全
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.5

“なぜ「車」でなくてはならなかったか”

2015年上半期が終わろうとしているところに、ド傑作に出会ってしまった。
マッドマックスで荒野を疾走したトム・ハーディが、今から2年前にイギリスの高速道路を奔
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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

4.0

イスラエル軍として従軍した男が、抜け落ちた記憶を探るため、かつての戦友たちを巡る追想録。

人間の記憶の曖昧さと戦争という非現実な場所によってもたらされる記憶の乖離。
人間の意識が、如何に主観的で独り
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.0

“『コングレス未来学会議』が描く映画の新たな変革期とさらにもうひとつ上の段階”

『戦場でワルツを』で知られるイスラエル出身のアリ・フォルマンが描く、近未来映画。
映画は大きく2つのパートで描かれる。
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

恋愛で傷ついた2人が、音楽を通して寄り添い、それぞれの傷を癒していく。
マッドマックスでフラフラになった二日酔いの身体に効く非常に良い映画でした。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

アドレナリン全開!
待ちに待った、狂気の瞬間!
今年ベスト待ったなしの超大傑作!

メル・ギブソン版(主にマッドマックス2)を遥かに凌駕する熱と最高のカーアクションで2時間突っ走る!これでもか!という
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

2.0

僕らのブラッド・バード先生の新作。

良かったとこは、ヒットガールばりに動き回り、敵をなぎ倒すアテネちゃんに首ったけ。
あとトゥモローランドの未来描写。既視感も感じられたけど、新しい描写が見られるとそ
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

素晴らしすぎた。
見知らぬ男女が共同生活するテラスのあるハウスもなければ、サザンを崇拝するサーファーでごった返すビーチもない。そこにあるのは、ひとつの喪失感を埋めるがため寄り添い生きる四姉妹が住む、鎌
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ドラゴン危機一発'97(1997年製作の映画)

4.0

ほとばしるドニーアクション!
画面上で何が行われているのか、8割方わからない接写アクションに次ぐ接写アクション。
全編通して流れるハイテンションな空気に、もはや中毒性すら感じ、最盛期で身体がキレまくっ
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台風のノルダ(2015年製作の映画)

2.5

文化祭準備中に台風襲来で、学校に立ち往生。
そんななか、主人公が台風で荒れる窓の外に目をやると、鉄塔から落ちる少女の姿が。

スタジオジブリ出身アニメーターの初監督作品ということで、ラピュタ的な要素も
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

3.0

小学生の初恋、引越し、告白ともう聞いただけでいろんなところが痒くなる要素のてんこ盛り。
観ていてずっと気恥ずかしかった。

それでも、引っ越してしまうしぐれちゃんを追いかける、リアルと虚構の入り混じる
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

自分の理解が及ばないものが提示されると、人間は深い探究心を働かせるというのは、至極自然的な原理である、と僕は考えています。
ミステリーにおいて、映画において、その探究心をいかに持続させるかが作品の肝に
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

5.0

ロボット版『E.T.』
しかしE.T.を遥かに凌ぐ、感動とエモーショナル。
この作品に子どものころ出会っていたらと思うと、なんかもうやるせなくなるぐらい自分が歳を食ったなと思います。
ただ、それでもそ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.0

女子たちがアカペラしているだけで、滲み出るこの多幸感!
そして対抗する男子もまたいい。

個人的には、アナケンがバラバラなチームをまとめていく過程よりも、アンナ・キャンプ演じる吐瀉ぶちまけリーダーが、
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

シネマカリテで数年ぶりに観賞。
しかも35ミリで。
映画の内容と相まって、メタ的に深〜いノスタルジーへと包まれ、ああ、こんなに良い映画だったか、という感じです。

一番初めに観たのは、確か中学生ぐらい
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ラスト・リベンジ(2014年製作の映画)

1.5

これが本当にあの『タクシードライバー』の脚本書いたポール・シュレイダーかよ…。
歳は食いたくないもんだ…。

20年監禁されていたニコラス・ケイジが病気で軋む身体に鞭打って、監禁していた男に復讐にいく
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

『第9地区』でアパルトヘイト、『エリジウム』では医療格差。そして、3作目の今作では人口知能の発達による諸症状。

前作エリジウムがどうにも退屈で、IMAXで観たにも関わらず、居眠りこいてしまった記憶が
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

帰ってきた恐竜パニック映画。
純粋に娯楽性のみに特化しまくって1時間半と、なんともコンパクトな作り。

サム・ニール演じる古生物学者は島への上陸を渋っていたものの、金に目が眩み島に上陸。
前作同様、言
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.5

前作よりも退屈度がうなぎ登りな恐竜パニック映画。
ジェフ・ゴールドブラムの娘役は大回転しながら、ラプトルを蹴り飛ばすも、体操部のレギュラーにはなれない不憫さ。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだかよくわからんタイミングで、前から気になっていたまどマギを数日かけてテレビシリーズ、新編と駆け抜けて観ました。(劇場版前・後編はテレビシリーズの総集と聞いていたので割愛)
これがまた大傑作で…。
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

4.0

傑作だった。
息子を守る男。
父とともに狙われた息子。
息子を殺された男。
雇われた最強の殺し屋。
そして、男を追う警察の夜の大捜査線。
様々な線が交わり、そして離れ、
そしてまた交わる。
緊張感の張
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.0

実在した浮世絵師を漫画化し、それをアニメーション映画として再興する。
現代の絵に関わる最高峰が、時代を超えて、絵師というものに焦点を当てるということが、いかにも作品への深みをより深いところへ持っていく
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

2.5

死んだはずの彼女(LiLiCo似)が、ゾンビ(LiLiCo似)になって蘇ってくる。

蘇ってくる理由とか一切わかんないけど、設定はジェフ・バエナ的ゾンビ解釈でとても面白かった。
始めから、皮膚ただれて
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イグジスツ 遭遇(2014年製作の映画)

3.0

夏休み。男女5人組がコテージに遊びに行ったら、欽ちゃん走りのビッグフットに襲われちゃった!

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で興行的に大成功を収めたエドゥアルド・サンチェスの新作。

『ブレア〜』
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シグナル(2014年製作の映画)

3.5

同じSF畑から挙げるとして、JJやニール・ブロムカンプに撮らしたら15分ぐらいで終わりそうな内容を、丁寧な語り口と印象的なモチーフを用いた映像で97分じっくり描いた。
そんな映画。

起承転結で言った
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

複数場面の同時進行によるモンタージュといい、首長竜の突然の登場といい、スペクタクルの構築が教科書通りというか、それでも緊迫感を募らせてしまうので、スピルバーグお見事です。

今見ても、なんら遜色のない
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ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

2.0

ビクトリア湖の惨劇再び…。
今度は、巨大プールが血の海に。

アレクサンドル・アジャが撮った前作よりも、エロもグロも明らかにパワーダウン…。
一作目のピラニアが血に反応して人を襲う設定もなく、なんの見
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.5

21の興奮再び!
チャンタムとジョナヒルの2人が、今度は大学に潜入捜査で大暴れ。

クリストファー・ミラー&フィル・ロードによる見事なテンポ感。
ギャグにアクションに、全てが絶妙なタイミングで見事に入
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.5

湖底の底から蘇ったピラニアたちによって、春休みの乱痴気パーティーが一転、血の海に変わるなんとも愉快な映画。

エロにグロに大はしゃぎなバカ映画でしたが、意外と脚本が素晴らしかったです。
物語が基本、T
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

軽妙で好色なブッチと凄腕のガンマン サンダンス・キッドが織りなすアウトロー西部劇。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが、名コンビすぎる。

特に面白いのが、主人公の腕利きの2人が少し抜けて
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

不条理なほどに統制された情報社会と徹底的に作り込まれた世界観に圧倒。
もはや他人事には思えない、情報過多な世界はただただ恐ろしかった。

ラスト付近の『戦艦ポチョムキン』のオマージュもまあ見事で、不条
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