己の美学に則った箱庭を徹底して作り込んできたウェス・アンダーソンが、ストップモーションを突き詰めるに至った必然を今作では見事に証明している。これ絶対1回で満足できるように作ってない、っていう視覚情報過>>続きを読む
テンポの良い青春ムービーに振り切っている。そこは台詞で説明しなくていいんだ〜〜!!!というシーンの連続、音楽にも隙間がなく、もっと雨の音聴きたかったなぁ。『帝一の國』がハマってたのは奇跡の産物だったの>>続きを読む
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Summer 1983, somewhere in northern Italy, 何ひとつ忘れない。彼らの眩しいひと夏の日々が映画の中で永遠になったことの幸福。全編美しい劇伴と示唆に富んだ傑作。
C>>続きを読む
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第22弾。降谷零とRX-7が好きならスコア10.0。日本国民であることの幸福に打ち震える。
「今回爆破されるのはこちら!」と言わんばかりの新施設が鈴木財閥の投資ではないことで今年は何かが違う…と予感さ>>続きを読む
全ての映画、アニメ、漫画、ゲームオタクへ、極力ネタバレを回避し、IMAX3Dで観てほしい。そのどれにも特に興味のない皆様へ、アトラクションとして面白いので観てほしい。おかえりスピルバーグ!私たちの大好>>続きを読む
シリーズ未読、未視聴での鑑賞だったが十分に楽しめた。京アニの宝石みたいな瞳の煌めき、光を受ける髪の毛、一挙手一投足をどこまでも丁寧に描き取ることで、彼女たちの心の機微がそのまま伝わってしまう。さらに特>>続きを読む
不自由な大人必見のサプリみたいな映画。母にも教えてあげたい。
原題のHampsteadはロンドンの高級住宅地。ポッシュな街並みと緑豊かな公園が同居するそれは素晴らしいロケーションで、イギリスの一番美し>>続きを読む
とにかくどのシーンを切り取っても吉沢亮くんの顔が良い。90年代少女漫画ヒーローの権化とも言うべき遊を演じきるポテンシャルたるや。彼がいなければこの実写化はあり得なかった。対する光希の明るく溌剌とした可>>続きを読む
昭和への憧憬と未練。「『アウトレイジ』に対する東映の答え」これ以上の一言はない。役所広司は本当に素晴らしい役者だがしかし、白石組の松坂桃李はそれに拮抗するほどに魅力的でドキドキする。冒頭は広島弁につい>>続きを読む
赤のSubaru WRXと"Bellbottoms"のオープニングが最高。劇伴の音ハメが気持ちいい。
好きかどうかと聞かれれば答えはノーだが、無意識に身につけてしまった映画の見方みたいなものをぶち壊して、予想を何度でも裏切ってくれる展開がめちゃくちゃ気持ちいい、非常に良く出来た作品。
この世は不条理で>>続きを読む