新海作品では今のところ一番好きかもしれない(ただしキャラデザを除く)。監督・脚本から制作のほぼ全てをたった1人とMac1台がつくり上げたセカイには、凄まじい熱量が閉じ込められていて、初期衝動的な魅力に>>続きを読む
「マーマレーーード!」でしばらく盛り上がれる。在英中に観たのもあってシンクロ率が高かったためエモ+0.5点、ベン・ウィショーが好きなのでさらに+0.5点くらいかもしれない。
過剰じゃない、のが良い。ドラマティックな作り込みに慣れ過ぎている私たちに、カウリスマキはいつも気づきをくれる。
35mmで映す明度の低い北欧、ヘルシンキ。シリア難民となったカーリド(演技とは思えない見>>続きを読む
「ノートが銃に勝てるわけねぇだろ!」
脚本がどうとか設定がどうとかいう以前に、月とLのみならず、松田、ミサ、リュークの扱いが雑すぎるしそもそも解釈違いなので、どうしても好きになれない。
豊田利晃、又吉直樹、三浦誠己、『青い春』にて出会っていたらしい3人、これもまたまっすぐな青春の映画だった。
原作に忠実、というか自然と脳内補完して違和感なく観られたのは、夢を追う景色を共有している人た>>続きを読む
OPNの音を浴びる映画。一行で説明できちゃうストーリーを、ノイズと画面の色味だけで魅せるサフディ兄弟のセンスに慄く。ラストのイギー・ポップもめちゃくちゃエモい。
ロバート・パティンソンが100倍好きに>>続きを読む
今敏の最高傑作。海外のオタクが大好きなやつ。冒頭から一秒たりとも目が離せないままセンスの塊のオープニングへ突入、平沢進との親和性よ、開始8分でこんなにトリップできる映画はそうそうない。このままだと永遠>>続きを読む
上映後に後列席の男の子が号泣していて、隣の推定彼女が「えっうそでしょ、全然わかんなかったわ」って引いてるのを横目に見ながら勝手に彼らの今後を憂いた。
共感度0%、ではない。本能のままに生きているクズ>>続きを読む
あゝ、まずはアバンが渋くてかっこいい。寺山修司的2021年、少し先の新宿。生と死、男と女、セックス、暴力、でんでん、かつての園子温かのような生々しさと、『明日のジョー』的ふたりの男のドラマが併存する。>>続きを読む
一瞬を永遠に、そんな映画の強さをひたむきに信じている映画だ。
異国ポルトの月夜と艶めく石畳、John Lee Hookerがone timeと煽るカフェ、冴えないブルーカラーアメリカンボーイとフレン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
オープニングクレジットがなかなかにかっこいい。予告を見て一瞬「どうせ伊藤英明がクラシックかけながら笑顔で殺したんでしょ」と思ってしまって申し訳ない。序盤までは騙されて観られたが、結局キャストで予想でき>>続きを読む
綺麗事じゃないから美しい。
優しくないから嬉しい。
強い君の手がかなしい。
ひと編みひと編み煩悩を紡ぐ優しい手と、寂しさをビリビリに引き裂いた小さな手。例えば母になること、一つを取っても世界はこんな>>続きを読む
監督と脚本家の名前をデスノートに書くのはやめよう。つっこみながら観るのが楽しいB級ホラーティーンムービーに仕上がっているので、Netflixとの相性は抜群。主人公自ら"so many fuckin r>>続きを読む
当時の3DCGとしては確かに感動的だったが、ストーリーが甘すぎる。面白い設定もBBSの音楽も映像とのシンクロ率が低くて宝の持ち腐れ状態。あとはプロの声優さん使ったほうが良かったんじゃないかなぁ。
何度観ても良いものは良い。
Think of an idea to change our world and put it into action!
最初から大好きだったあの人に、まさかここまで持っていかれるとは。
特撮博物館にて観賞。本編はもちろん、メイキングと裏側のあれこれが最高に面白かった。