NY。男性人気スターと熱狂的少年ファンの友情。孤独な彼らは文通で悩みを打ち明けあっていた。スターの突然の訃報にも少年は健気に生き抜く。年齢性別を超え誰でも友人になれる。なお緑は男性同性愛者の色を表すら>>続きを読む
警察官を夢見る警備員。五輪開催中のテロに事前に気付く。皆を非難させ大惨事を回避。だが英雄どころが証拠もないのに犯人に。これが実話とは。マスコミは理不尽で無責任過ぎる。弁護士の援護がなければ最悪だった。>>続きを読む
他国に蹂躙され続けたアフガン。幼馴染の二人は友達であり主従関係。主人は友人を裏切り凧が上手で男気ある父に似なかった。ある事情から離れ離れになり成人。祖国で衝撃の真実を知る。いま始まる贖罪の日々。
仏風エスプリの効いたお洒落な作品。どこかチャップリンさえ連想させる。セットも素敵。こんな飄々とした叔父さんいたら楽しい。金持ち近代的住宅と住人隣人達がユニーク。丸いフォルムの車良かった。
お気に入りツートップ。北のエリート刑事と南の熱血刑事。眼福ヒョンビンと名優ユ•ヘジン演ずるバディもの。イデオロギーの異なる北と南の刑事が訳あって共に重要犯人を追う。徐々に芽生える刑事の絆が見どころ。
何ともやるせない話。孤児院に馴染めず脱走する少年。やっと帰宅しても母は息子より女である事を選ぶ。誰からも愛されない彼は浮浪児に。彼の理解者は豊かでも愛されない少女。二人は寄り添えるのか。
警察絡みなのに凄く面白かった。犯人逮捕のためチキン店の偽装創業を開始。予想外に繁盛し捜査は停滞、昼夜共に超多忙。悪役達との本格的アクション。皆個性的で相乗効果が良い。果たして昇進の夢は叶うのか。
無責任な若い母より息子は賢明だった。施設を脱走した兄は弟を連れ母会いたさに奔走する。母に何度も裏切られた彼は最終決断をする。正しかったのかは後にわかる事。いつの間にか彼は大人になってしまった。
滅びゆく少数民族の兄弟。両親に会いに駱駝で干上がった河を道標に砂漠を旅する。目にするのは廃村や遺跡や回廊。石窟寺院さえも。喧嘩しつつ辿り着いた先に見たものは。遊牧継続か近代化受入の選択酷い。
イスラム国家が自由ならどれほどの才能が花開いただろうか。イランはあれもダメこれもダメで自由がない。好きな歌を歌う事はもちろんコンサートなど問題外。実際の事件に基づくとのこと。
仏人教師の父がピエロに扮装するのを嫌う息子。父友人は真の理由を占領下に遡り伝える。爆弾を仕掛けた父達は拘束後銃殺危機に。彼らを救った独軍兵士と仏人夫妻が尊い。ピエロに扮し笑顔を届けるのは父の贖罪。
テロは実話だったんだ。インドのホテルムンバイ。宿泊客を守るため多くの従業員が犠牲になったのは残念。外部警察の動きが分かればなお良かった。自分は手を下さず少年達を洗脳して利用した奴が恐ろしい。
貧しいジョージアでは芋での物々交換が主流。日用消耗品から衣類化粧品やおもちゃまで。仕入販売に来るおじさんが狡猾。大きい芋を要求し優先必需品は少ない。燃料費込みでも等価交換とは言えない。
大戦後の英国。敵同士でも人々には様々な出会いが。ヒロインは呼び寄せられる様に赴くも読書会創設者は行方不明。事実が判明する事で彼女は真の価値観に気付く。その秘密とは。人生を誰と何処で過ごすかは自分次第。>>続きを読む
強靭な体躯を持つ元海兵隊員。聡明かつ常識的で戦闘スキルをも併せ持つ。従兄弟救済に出向いた警察で次々と理不尽な扱いを受ける。弁護士の卵と共に腐敗した権力に立ち向かう。結構長い。Aピエールの瞳の色が良き。>>続きを読む
トイ•ストーリーのスピンオフ面白かった。お出かけ途中のモーテルでの冒険話。狡猾な支配人に次々と捕まるおもちゃ達。ペットのイグアナがリアル。不慣れな場所では良い子にしないと。小気味良いラスト。
偉大な父の息子には重圧が娘達には嫉妬が。引退し故郷に戻った作家。早逝した息子の死を嘆き遺された娘達を愛そうとしない。息子は疫病で死んだと繰り返す妻。庭造りは家族の再構築と子孫繁栄を意味するのかも。
帰って来たシングの皆とコアラ君。今回はMジャクソンのスリラー。実は舞台後のハロウィンパーティーがめちゃ怪しい。揃ってダンスするシーンがばっちり合ってて最高過ぎる。楽しめるショートムービー。
インドシク教徒の黄金寺院。宗教階級人種問わない無料食堂。独自の食事スタイル。 10万人は余りに多く人々が溢れ返る。支える大量のボランティア達。反復される収穫料理に手荒な後片付け清掃。信仰に基づく無欲な>>続きを読む
脱獄犯がシングルマザーの家に逃げ込む。そのお礼に家や車を修理して料理までしてくれる。頼れる男手があると安心し母から女に変わる母。短期間であっても父と夫の役目をこなしてる。殺人罪だったのが謎。
アフガン難民キャンプの青年。国防軍入隊を目指す。が貧しい妻帯者ゆえ家族に反対される。やむ無くケシ栽培の黄金の三日月地帯で働く。依存性になるのが痛ましい。ある意味で家族揃って暮らせるのは幸せかも。
斬新かつ感覚的で幻想的。弟が息子を売る会話が恐ろしい。兄は甥を捜す旅に出る。辿り着いたのは霧深い不思議な村。古楽器の老人やバイク青年。船で川を渡る少女。トンネルの向こうで見たものは夢か幻か。
川をメインにボートや筏で旅をする。ロードムービー、バディもの。孤独な二人が徐々に信頼関係を築いて行くのが良かった。泳げなくとも水は束縛のない自由の象徴。少し遅いだけ誰にも迷惑はかけてない。何か問題でも>>続きを読む
スイス。長きに渡り夫に従属して来た妻達。新しい生き甲斐を模索するも周囲の反対と妨害に遭う。老いても子には断固従えない。レースとシルクの刺繍がとても素敵。昔からの友情と新しい人間関係は大切。
間違って持ち帰ったノートを返すため、少年はあちこち尋ね歩く。印象に残ったのは主人公の怯えた眼。男尊女卑のイスラム社会は家庭で働くのも母親だけ。女子に教育の機会はなく、大人は子供に厳し過ぎ。
広大な中国の黄色い大地で過酷な自然と闘う人々。そこで出会った共産党兵士と歌の上手い少女。進歩的世界を知った彼女は意志を持つ。新世界への脱出は成功するのか。共産党は人民を救済出来るのか。
息子の才能を信じ支える父親。思春期の彼は練習に身が入らず。がある時を境に真の愛に気づく。北京の名器と田舎の形見の選択。コンクール曲に今こそ愛と命を吹き込み想いを伝える。寡黙な天才の涙のラスト感動。
NYブルックリンで暮らす煙草屋と小説家。彼らを取り巻く孤独な男女の掴みどころのない真実。Xmasに訪れた優しいひとときと訳ありカメラ。ラスト5分の煙なしモノクロシーンが圧巻だった。ジャケの意味。
イラン。割ったガラス弁償のため奔走する少年。入手までの困難と取付の苦労を描く。実父も教師も理解なく皆の助けで苦労の末に確保。悪天候のなか単独徒歩でのガラス購入は不憫過ぎる。強風にハラハラし通し。
ポーランド名匠ワイダ監督渾身の作品。露軍によるポーランド人将校大虐殺。初めて知った許されざる卑劣な行為。発掘された被害者達の変わり果てた姿に言葉もない。祖国の悲劇を遺した高齢監督の偉業。
文革前。川沿いの素朴な草葺き小学校。校長のやんちゃ息子。彼の初恋と友情や家族愛を描く。家庭の事情で通えなくなる生徒いるのが切ない。彼らを懸命に助け成長する姿に心打たれる。子供達演技が良かった。
専門を生かしたアプローチ。トラウマを抱え荒んだ生徒達。教師の彼女は本を購入し生徒達に読ませる。日記を書く事で心のうちを吐き出させる。まさに学校という名の療養所セラピー。自信を持たせる教師が素晴らしい。>>続きを読む
余り馴染みないスペイン内戦の人民戦線と軍事政権。トラウマを抱えたホルへ。彼は芸人一座頭領で困難な時期に弱者達を守る。一座も民主化推進派と内通者が入り混じる。少年は新しい一歩を踏み出せるのか。
この時代の米国黒人女性といえば家政婦として働かされ職業選択の余地はない。それゆえ南部で人種差別を告発し書籍化するのは命懸け。全世界を席捲した有意義な物語。長いけど中だるみなく一気に鑑賞した。
主要出演者がアイルランド出身。演ずる彼らも思う所があったかと。医師になる予定だった主人公。英国に対する独立義勇軍の熱い戦い。独立後に内戦突入するのが痛ましい。欧州ではより身近な話かも。
若夫婦のモノクロ写真が素敵。幾つになっても愛しい人の好物を用意し待ち続けるヨニ。外見にそぐわぬ行動の理由とは。夫の安否連絡で一気にお話は現実になる。南北分断離散家族は会えるのか。待つのは切ない。