もやし畑さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

もやし畑

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.3

静かで雰囲気の良いSFだった。

言語学で未確認生物にアプローチするというアイデアはとても面白い。

でもこの映画、なにか足りない。期待してが故のがっかり感もひとつあるが、1つ感じたのはSF要素が弱い
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ファンタジア(1940年製作の映画)

4.0

ディズニーの長編アニメーションの三作目という初期の作品でありながら、有名クラシックの曲想をアニメーションに落とし込むという現在にしても実験的な映画。

短編集なので好みのものを見つけるのも1つの楽しみ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

この映画は1人の女性が自らの力で尊厳を取り戻す話である。

己が力で道を切り開いていく主人公シャシはとても魅力的な人物だ。この映画を見ていると何か新しいことを始めようという気にもさせてくれる。

国籍
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

2.0

量子力学の世界では観測されるまで存在が確定しない。逆に観測されるまで並行した事象が共存してしまう。

とても面白いテーマである。しかし面白いテーマに比べて物語はどうも面白くない。怖さ、スリル、盛り上が
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.5

ストップモーションアニメで造形も細かく、とても味がある作品。

ストーリーは普通だったけど、見ていて飽きない映像だった。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

5.0

歌って踊る。なんて楽しいんだろう。底抜けに明るく、コミカルでノリノリでいながら踊りは繊細で美しさも感じる。公開から65年経っても全く色褪せることのないまさに名作。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

黒髪の乙女の飲みっぷりと雄弁な語りに思わずお酒を飲みたくなってしまう。

駆け足であったことは少々残念ではあったけども、その分快活に物語が進み、とても満足のいく作品であった。湯浅監督独特の技法はこの作
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.5

凄いものを見てしまった。この世界観は言葉で言い表せないものがある。淡々と人間が殺されていく圧倒的な絶望感、そして人間の無力感。人間目線で見て面白いのはもちろんだが、巨人目線で見ても中々恐ろしい物語なの>>続きを読む

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

2.5

ETやスタンドバイミーの劣化版でしかない。この映画の良いとこ、それは可愛いエルファニングが登場することだ。

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

名前や道具から随所に海外から見た自殺大国日本のイメージを垣間見ることができる作品だ。

この映画はただの自殺はやめようという映画ではない。これはかなり毒のある皮肉を込めた映画である。流石フランス人。
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.5

ダークな雰囲気、デフォルメされた個性的な作画、日本にない感性を感じることのできるアニメーションである。

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.3

とても宗教的な内容であったけども、信仰してなくても面白く感じる映画だった。

ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.8

現実なのか夢なのか。

物語は男が様々な人の考えをただ聞き続けるというもの。それらの言葉はとても難しく、哲学的で意味はハッキリとは理解できない。

映像はロトスコープを採用しており、絵画が動いているよ
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.0

子供の頃は大人になりたい願望があるし、大人になったら子供の頃に戻りたい願望があるというもの。

大人の自分を見つめるにも、子供の頃の感覚を思い出すにもいい作品。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.9

押井版攻殻をハリウッドアレンジしたような作品。押井版攻殻を知っていればたまらないシーンがたくさんある。ただアニメを超える感動は正直なかっただけにちょっと残念。

主人公がスカーレットヨハンソンなのはイ
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.8

まさに王道ミュージカル。歌が楽しいし、幸せなストーリーは見た後とても気持ちいい。

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

物語の終わり方でこれほどインパクトのあるものがあるだろうか?

オチはあまりに有名すぎるがためにこの驚きが半減されてしまうのは残念。ぜひ前情報なしに見て欲しい。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

2人の夢を追う男女が歌って踊るお話。軽快なステップと共にストーリーも軽快に進んでいく。この勢いがとても良いのだけど、ところどころもっと丁寧にやってと思うところもあった。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

映像技術の進化を体感できる。これは4dとかで見るべきだったかな。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

1.5

葛飾北斎が見る世界、盲目の人が見る世界、人にはそれぞれ見え方がある。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

イケテルイケテナイ問題は世界共通。悩んでいるのが自分だけじゃないと気づいた時見える世界は少しずつ変わるかもしれない。これを見てそう感じた。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.5

ひとりぼっちのおじいさんが出会いの中で変化していく。とても心が温まる。

es [エス](2001年製作の映画)

3.5

人間の心というのはとにかく脆い。性格なんて環境次第で簡単に破綻する。

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

ディズニーの中でも好きな作品。

作画は流石の美しさ。特に荘厳な大聖堂の佇まいは絵に神聖さを感じる。

物語を彩る曲も名曲揃いで何より歌声が綺麗。

物語はディズニーに珍しく、哀愁漂う感傷的な要素を含
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