もやし畑さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

もやし畑

もやし畑

映画(627)
ドラマ(0)
アニメ(45)

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

言わずと知れた名作。何度見てもドキドキワクワクの感情を呼び起こしてくれるこの映画が私は大好きだ。

マイケルJフォックス扮するマーティはイケメンでなにしても様になるし、ここぞという時に期待通りにかっこ
>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

人の証言、証拠、アリバイ、確かなようで不確かなものをもとに人の罪を裁き、罪が最も重い者には死を言い渡す。それが裁判だ。

三隅の殺しの真相に迫るミステリーかと思ったけど、主題はどちらかというと裁判の過
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

下らない内容を全力でやっててそれなりに楽しめたかな。正直予告編が全てような感じではあったけど。
劇画タッチをそのまま具現化したような俳優陣はとても見ものだった。みんな堀深いのよ。ガクトってカッコいい上
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.4

想像力とか、友情とか、夢とか、ドラえもんに期待していた要素が一杯に散りばめられていて良かった。辻村深月脚本ということで期待しすぎたところはあるけれど、ドラえもん好きなら問題なく楽しめる作品だと思う。

ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.5

主人公がどこまでも追い詰めまれながらも宿敵を探し出すハラハラドキドキの作品だった。

昔のパソコンって大きかったんだなぁ。

レオン(1994年製作の映画)

4.0

イカレたゲイリーオールドマンが凄すぎて…おれが知っているゲイリーオールドマンはゴードン刑事や、シリウスブラックの優しい瞳をしていたはずなのに…

マチルダのことが好きとか言っちゃうレオンやばくねなんて
>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

障害者の役を障害者が演じる。良い時代になった。

佳山明さんの等身大の演技、というか、飾らずに日頃の気持ちをそのまま表してくれたかのような演技が格別だった。

主人公の悩みは障害者の悩みなんだけど、よ
>>続きを読む

1984(1984年製作の映画)

3.7

原作を読んだことがあるけど、映像化されると改めてキツイ作品だ。特にジョンハートの窶れた演技が絶妙だった。独裁管理社会はおそらくこんな感じの正気を失った人をたくさん生み出すのだろう。あとスザンナハミルト>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

貧富を描く社会性と映画の娯楽性が見事に描かれていたと思う。

主人公が住むのは半地下の住処、雇い主が住むのは高台の高級住宅、と住んでいるところだけに限らず、描写は想像以上に直接的だった。どの要素にして
>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

南アフリカの真の意味での融和にラグビーが貢献していたとは知らなかった。

アパルトヘイトが廃止され、黒人にも選挙権が与えられ、初の黒人大統領が誕生したところまでよく聞く話だ。だが長年の分断の歴史は問題
>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

あったかもしれない出来事を想像したらきりがない。でもそういった数多ある選択肢の中から選んだ一つである"今"はとても尊いように思う。

この世界の片隅であなたを見つけてあなたといることを選ぶ。とりたてて
>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.6

ありがとう!デュボア監督!ありがとう!ドリームワークス!ありがとう!ボスベイビー!ありがとう!東宝東和さん!ありがとう!GAGAさん!ありがとう!山田昌太郎さん!(署名発起人)

映画館の大画面で見る
>>続きを読む

ルナシー(2005年製作の映画)

3.4

ようこそ!狂気の宴へ!

全く理解できないし、今後何度見ようと理解できないことに変わりはないだろう。ここまでくると一種のトリップ体験のような映画だ。自らの中に全く、一欠片もない感性と出会えるのもまた映
>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

紹介文にラブドールなんて言葉が出てくるもんだから、かなり際どい映画なのかなと思って見たけど、なんか思ったより観やすかった。変にエロくないし、変に暗くもなかった。物語全体通して軽くて思わず笑っちゃうシー>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

子供は純粋だ。染まりやすくて危なっかしい。
今作は、そんな心は優しいけど、ヒトラーに魅せられ、空想の友達、「ヒトラー」がいるジョジョが主人公。ジョジョはある日自宅の屋根裏にユダヤ人少女が、匿われている
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

この映画は一言では言い表せない。酷く辛い内容を含みながらも、どこか応援されているような、背中を押してくれるような、不思議な印象を抱く。

子供の頃は沢山の可能性に溢れていた。そして沢山の選択肢を一つ一
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

歴史を重ねるごとに一体どれだけの人々の名が埋もれていったのだろうか。

ノンフィクション映画はその人物、出来事を取り上げること自体に価値があると思う。それをきっかけに聞いたこともなかった人物や出来事を
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

鑑賞前:はい、はい、蛇足三部作もこれで終わりだからね、スターウォーズファンとしては見とかなきゃね。

観賞後:さ、最高じゃねぇか…


今作を観て感じるのは"愛"だ。スターウォーズというコンテンツに対
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.5

感動した時、「泣ける」と表現するものの、実は作品を見て泣いたことってあまりない。でもこの作品は泣けた。ラストシーンは格別だった。自分も歳をとったのかもしれない。一人の少女の成長にここまで心揺さぶられる>>続きを読む

図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.8

時効警察といい、熱海の捜査官といい三木聡作品の独特の間とか緩くて怠くて力の抜けた笑いが好きだなぁ。

個性豊かな登場人物と一度死んで蘇ることができるという「シニモドキ」を探す珍道中。

中学生の頃に書
>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.7

シビュラに管理された日本と武力衝突を繰り返し紛争が絶えない外国。今回は紛争地チベットが舞台なので、PSYCHO-PASSなのにドミネーターも犯罪係数という言葉も一切出てこない。銃撃、爆撃、肉体戦の連続>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.7

おじさん刑事って良いよね。

PSYCHO-PASS2で全くとして活躍しなかった、というかぞんざいに扱われた須郷さんを深堀してくれてとても良かった。

そしてなにより征陸のとっつぁん!おじさん刑事って
>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.9

実写とアニメとCGと上手く組み合わさった良い寓話だった。


善か悪か?白か黒か?YesかNoか?世の中の全ての事柄がどちらか一方にハッキリしてくれればこんなにわかりやすいことはない。でも残念ながら世
>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.7

PSYCHO-PASSの広がる世界観!最高であります!!

にしても劇場版以降霜月監視官のキャラめちゃくちゃ良くなってません?2の性格のクソさはなんだったのか?

とにかくPSYCHO-PASSファン
>>続きを読む

父を探して(2013年製作の映画)

4.2

ー出稼ぎに行った父を探して旅に出る少年。辿り着いたのは色のない世界だった。ー

可愛らしい絵柄にカラフルな色使い。どのシーンを切り取っても見ていてうっとりするような美しさだ。それに加えて独特なデフォル
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

高齢出産したドロシアは、若い息子、ジェイミーの考えてることが理解できず、二人の女性、アビーとジュリーに息子の教育を頼む。

という話だが、ドロシアにしても、アビーにしても、ジュリーにしても、人として難
>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

私が美術が好きな理由は、決して知り得ない他人の頭の中の一部を覗き見ることができるからだ。

この映画はゴッホの最後の手紙を届けるためにゴッホの死の間際の足跡を辿る旅に出るというお話。

全編通してゴッ
>>続きを読む

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.1

派手なアクションと推理!コナンのこのお約束感良いよね

怪盗キッドも相変わらずカッコいい。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

パンクでファックでアイラブユー!

とまぁ頭を空っぽにして見るべき映画だと思う。にしてもタイトルとポスターからは想像できないかなり尖った作品だった。

これを不思議と表現すればいいのか、前衛的と表現す
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

その笑いは喜びか?悲鳴か?

有害指定作品にして、見た人を狂わせるとんでもない映画。覚悟してみて欲しい。

馬鹿にされ、貶められ、見捨てられ、生きる意味も感じることができないアーサー。歯車のズレは次第
>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

ダンス!ダンス!&ダンス!!

オリジナルを知る前にモノマネから知った作品笑。終始踊ってノリノリ、イケイケの映画!、、、なのかと思ったら、意外とそれだけじゃなかった。

当時の若者の生き辛さの捌け口の
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

顔が変わってるオギー、そしてそれを取り巻く人達の物語。

この映画の何が良かったかって、単純に障害者のオギー可哀想の話じゃなくて、登場人物それぞれの視点が描かれているところ。

偶然オギーは見た目がみ
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

今日という日を愛でる。

物語のほとんどは茶道のお稽古だ。お稽古に通っていく中で、主人公の典子も歳をとっていく。
昔から変わらない茶道の所作を身につけていく姿とともに、刻々と変わっていく日常と、ゆっく
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

流石ピクサーの大ヒットシリーズ安定して面白い!

新キャラのフォーキー、ダッキー&バニー、ギャビーが本当に魅力的。フォーキーとダッキー&バニーの一挙一動がユーモアに溢れてて何度も笑ってしまった。劇場で
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

インドで迷子になったパキスタン人の少女、シャヒーダーをバシュランギおじさんが家まで送り届けるというお話。

この映画が完成して公開されたこと自体に賞賛を送りたい。
その上インドでも大ヒットとなったこと
>>続きを読む