Hazukiさんの映画レビュー・感想・評価

Hazuki

Hazuki

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ある男(2022年製作の映画)

3.5

内容はなるほど〜って感じ。
小説原作と知って、これは確かに小説なら面白い作品だなって思った。
映像にするほどの情報量ではないので、若干間延びして感じた。


でも何といっても役者陣が強すぎ。
安藤サク
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Winny(2023年製作の映画)

4.2

難しいことはよくわからなかったけど、彼が開発に注げなかった7年という時間があれば、日本はYouTubeではないYouTubeを生み出していたかもしれない。技術者育成に力を入れ、世界有数のSE社会になっ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

見ました。
まず、結論はわからない。
しかし、わからないながらに
こういう話かな?と予想。
見たのに予想、不思議な映画だな。


ずばり、あの世界は
赤ちゃん(眞人)がお腹の中にいる時の話。

妊娠し
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

怪物はだれなのだろうか。
子供のことが見えていない、安藤サクラ?中村獅童?
組織として臭いものに蓋をした田中裕子?
組織に飲み込まれてしまった瑛太?

子供達はどこまでも無垢でどこまでも真っ白。
救う
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劇場(2020年製作の映画)

3.0

リアルすぎるなあ、と思った人はクズな恋をしてきた人。私もですがせめて過去形でよかったなあ。と。しみじみ。

死霊館(2013年製作の映画)

3.5

こわいけど家族のホームドラマでした!!!!

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.5

2000年以前の養子縁組には市民権がなくなる。という法律のせいで、
昨日まで親子だったのに、突然不法滞在者になってしまう父。

娘を捨てないと約束したし、
捨てたいわけじゃないのに、
離れるしかない親
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

漫画もアニメも全く通っておらず、映画で花道と流川って1年なんだあって知ったレベルでしたが、アニメの動き(たぶんモーションキャプチャー)、回想の差し込み方、にわかでも知ってる名言は余すことなくいれて、く>>続きを読む

靴ひも(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

障害者じゃない。サポートが必要なだけだ。

ガディのこの言葉に尽きますね。
健常者だって、障害者だって、生きるためには人のサポートが必要なんだ。

ラスト腎臓移植するときに、なんか父と息子に関してはハ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.5

チャーリーカレン。
16年間看護師を務め、9件の病院を転々とし、ようやく本当に優秀な看護師と出会えたことで彼の人生は終わる。病院の闇と真実から目を背けない看護師エイミーのノンフィクション。
派手なラス
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.5

詰めが甘々なタイプリープものだけど、恐さとオチは悪くなかったです。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

"deaf"である。ということがずっと下地にひかれて物語は進む。挿入歌の音量感やイヤホンを取ったときの音の距離感の演出で"音"を意識させる撮り方をしているので、健常者にとっては意識することのない"音">>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

プラハでのトラムのカーチェイス&銃撃戦のシーンがすごい!コロナ禍だから撮れたのか、CGなのか、なんにせよすごすき。
でもやっぱりまたライアン・ゴズリングは不眠不休で動き回っていたのでかわいそう。

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.0

誰も救われないし、誰も救ってくれない。
知的障害の弟のラストシーンが、なんか、全てを悟ったかのようで、切なさ満点。
暴力じゃ誰も守れない。

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.7

本当に自分は殺したいくらい憎い人はいないのか?それはもしかしたら、法律という理性で保たれているだけなのか。
はたまた、自分は誰にも憎まれていないと言えるだろうか。

人が試される12時間。信じられるも
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

1より無駄に暴力的だし、その暴力に意味がないのは残念。松坂桃李と近田姉弟は名演でした。

我々の父親(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

壮絶。
わたし的にクラインの何が罪かというと、
子供たちはクラインへの復讐が生き甲斐になってしまっている。誰かを恨む生き方をさせていることが1番の罪。まじで子供たちには幸せになってほしい。

でもエン
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

脳みそ使わない、バカバカしい痛快バイオレンスヒーロー映画。上陸してから秒で半分死ぬし、ラスボスがヒトデって!!!グロいキモいとくだらないのバランスが神。私はナナウエ推し。

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.1

くだらねぇ〜〜に尽きるのに泣ける。一生青春って訳にもいかないけど、6人揃ったらあの頃に戻れる。5人じゃダメなんだよなあ。めちゃくちゃ難しい脚本だと思うけど、6人がしっっかり演技うまくて90分あっさり見>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

トニーは8週間でニガーという言葉を嫌いになった。だけど、60年経った今でもなくならないニガーという言葉。どちらの立場で押し付けるのでもなく、真実、本当の時間が流れてる映画だった。雰囲気もトニーの性格も>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.5

差別を盾になんでもしていい、みたいな連中だったので普通の犯罪集団じゃん!って感じ。もっと深く根づくレイシズムそのものに、踏み込んでるかと思ったけど、1人の人間の物語が強かったですね。実話にちゃんと基づ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

This is marvel!伏線ではないけど、全てを回収した感じ。MJとネッドはきっと思い出してくれる。がんばれ〜3人のピーター

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

劇団ひとりの憎すぎるやりすぎすぎる脚本。くさいだけじゃなく、たしかなたけしと深見さんへのリスペクト、コンプライアンスが芸を殺していることへの警鐘。素晴らしい映画でした。色んな芸人が言ってますが、柳楽優>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

何一つとして罪のない子供、選択肢のない子供、巻き込まれただけの子供。

声を使っただけ、とのうのうと生きていた大人に、未来を奪ったという事実を叩きつけてくれた。もちろん暗い映画なんだけど、小栗旬が実は
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

考察読んだら色々ちゃんと伏線あってなるほどって思ったけど、ポイントポイントの描写がトラウマ級にグロテスク。最後の壁に張り付いてるお母さんはまじでトラウマ。サイコパス映画というか、アリアスターがサイコパ>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく色々な問題提議があり、
その問題それぞれの表と裏がある。

被害者と加害者
いじめと傍観する側
親と子供
報道のリテラシー
警察の捜査内容

最近の映画あるあるで
報道陣がものすごーーーくネ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ツッコミどころとか辻褄とかリアリティとか、最近の映画は出来すぎてる。
デルトロ監督の作品は、This is movie!って感じでとても好き。
なにこれ?って深く考えたら思っちゃうけど、単純に、美しい
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

新劇場版全部見てたけど、正直そこまでは熱狂的に好きとかなく、まじでシンジくん嫌いだわー!アスカ正論、気持ちいい〜!けどまだシンジくんには早いよなあって思ってたくらいの映画。そもそもアニメオタクじゃない>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

お父さんもお母さんもお姉ちゃんも優しくて良い子!だからオギーも良い子に育つんだなあ。時間はかかるけどそれでよい!

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

DV受けてる可哀想な妻?プライドが高くて頭の切れる妻?
いやいや、人殺しのサイコパス妻でした〜!
2時間くらいすごい面白いのに、エイミーが見つかってからの失速感が残念すぎる。何も解決しないドロドロした
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.3

王道!!頭使わず、フッと笑いつつ、スカッとしたい時の映画代表って感じ。
サミュエルLジャクソンしぶぃ〜!!

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

とても偶然にもフレディの命日だった今日。

信じられるメンバー、数え切れないほどのオーディエンスに囲まれても、フレディは孤独だった。たくさんの人が彼を愛していたけれど、彼の心は満たされなかった。

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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

映画って見終わったあとに自分なりの解釈や落とし所にもっていくものだけど、この映画は最後にケイティがダニエルの文章を読み終わったままのゾーンがただただ続く。これが綺麗な物語にもヒールな物語にも転ばない。>>続きを読む

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

2.3

紆余曲折の後、結局法王の座から逃げちゃうんかーい!っていうお話。
なぜコメディに分類されているんだろう??終始BGMも絵的にも暗めの映画。