ひろこさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ひろこ

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サイドカーに犬(2007年製作の映画)

1.3

う〜ん、竹内結子がサバサバ系の女性を演じると全部同じに見える。ストーリー的にも山場も無ければテンポもイマイチで残念。

バービー(2011年製作の映画)

3.4

とにかく残酷で重苦しい話。少しは救いがあってもいいのに、それも無い。ラストのエスカレーターのシーンが、いつまでも頭に残って離れなかった。これが現実に行われてる事だなんて。

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

2.9

やたらとお洒落感が強い作品。こういう非現実的なストーリーは好きじゃないけど、映像がキレイだったから観てて楽しかった。

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.2

何度観ても良いものは良い。個人的には完全版の方が、より動かされました。

「人生はお前が見てきた映画とは違う。もっと困難だ。」というアルフレッドのセリフが、この映画のテーマを象徴しているような気がしま
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明日の空の向こうに(2010年製作の映画)

3.9

途中までは何だか暗くて陰気な映画だな…と思ってたけど後半すばらしい。ペチャの純粋な瞳と健気さにラストは号泣だった。兄弟喧嘩のシーンや兄ちゃんが寝てるペチャにキスしまくるシーン、すごくリアルだと思ったら>>続きを読む

ヒステリア(2011年製作の映画)

3.3

バイブレーターの誕生秘話を描いた作品で、衣装とか街並みとか台詞とかがいちいちオシャレ。

コメディっぽく描かれてるけど、決して軽過ぎず、ちゃんと感動もあって良い。最後のプロポーズのシーンは何かすごく良
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桃さんのしあわせ(2011年製作の映画)

3.2

タイトル通り桃さんのしあわせな最期を淡々と穏やかに描いた作品。謙虚で控えめな桃さんだけど、時折見える少女みたいな可愛らしい言動がすごく印象的だった。

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

3.7

とにかく切なくて、何とも哀しい作品だった。自分の想いは永遠に伝わらないと知りながら最後まで彼に尽くす姿が健気でいじらしい。

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.4

2時間ドラマで充分だと感じる邦画が多い中、これは映画として楽しめた。出てくる人物がみんな素敵な人ばっかりで、観ていて気分がいい。ストーリーも練られてて面白かった。

先生を流産させる会(2011年製作の映画)

-

賛否両論あるとは思うけど、私は不快感しか感じなかった。

赤ちゃんの逆襲(2003年製作の映画)

3.0

笑えるフレンチ・ブラック・コメディ。

途中何度か、喋ってるのが赤ちゃんなのかパパなのかがゴチャゴチャになって混乱するけど。自殺願望のある赤ちゃんがシュールでとにかく可愛すぎた。

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.0

映画化するべきだったか否かは別として、笑いどころのたくさんある楽しい作品だった。堤真一の声が素敵。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.9

すごく良い。と言うか、この作品を何でR18指定にしちゃったのか。寧ろその年代こそに観せるべきじゃ?

誰もが何かを背負って我慢して生きてるんだけど、福田くんだけは少々重すぎた。でもこれが現実なのかもし
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原爆の子(1952年製作の映画)

3.6

広島への原爆投下から、わずか7年後に制作された作品。映画には実際に被爆した子供も多く出演してるそうです。原爆による直接の悲劇ではなく、終戦後も続くヒロシマの悲劇が描かれています。 直接的な悲劇よりも更>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

穏やかに淡々と進む物語だけど、その独特のテンポがジワジワと心を温めてくれる感じがして、感動させられた。

松田龍平は大好きな役者さんだけど、彼の出演作品の中でも今回の馬締役は特に素晴らしかったと思う。
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くちづけ(2013年製作の映画)

3.7

心温まるハートフルコメディかと思いきや、何とも重くて哀しい話だった。客観的に考えると他に方法があったんじゃないかとか考えてしまうけど、いざ自分が当事者になったら彼と同じ行動を取ってしまう気がする。どう>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

女心を傷つけられた(と思い込んだ)幼い少女の悪気のない嘘から、平凡で平和だった男の人生が狂わされていく。村人からの仕打ちにひたすら耐え続ける静の面と、食料品店や教会で狂気的に暴れる動の面、マッツ・ミケ>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.1

子供っていう稼業もたいへんだ。私はもうあの頃には戻りたくはない。タイトルが「判って」くれない、なのも納得。

あこがれ(1958年製作の映画)

3.4

何だか気になる異性に対して、かまってほしいから、自分の存在をアピールしたいから、ついちょっかいを出したくなる。「好き」っていう気持ちもまだ明確じゃないし、それをどうアピールしたらいいかも知らないから、>>続きを読む

東京家族(2012年製作の映画)

3.6

小津監督の東京物語とはまったくの別物だけど、これはこれで嫌いじゃない。橋爪功さんが最高に良い。でも現代的な風景や物が多く出てくるのに、台詞回しが妙に古臭くて棒読みなのが違和感いっぱいで変。

モテキ(2011年製作の映画)

2.5

別に映画でやらなくてもいいとは思うけど、森山未來はハマり役。リリーさん最高。女性陣はドラマの方が良かったかな。今回は終わり方が中途半端だったし、詰め込み過ぎた感があった。それにしても、よくよく考えると>>続きを読む

北のカナリアたち(2012年製作の映画)

2.5

演出は何かモサいし、不自然な箇所も多い(吉永小百合の父親が里見浩太朗なのは、実年齢からして無理があり過ぎる、とか)けど、ラスト20分の森山未來の慟哭で帳消しになった。松田龍平も良かった。演技が上手い役>>続きを読む

2/デュオ(1997年製作の映画)

1.8

何ともコメントし難い映画。時々挿入される2人のインタビューは要らない。西島さん演じる圭が部屋を引っかき回して暴れるシーンはやたらリアルで印象に残った。

東京暮色(1957年製作の映画)

3.5

小津作品の中では「失敗作」とも言われる本作品。とにかく暗くて陰湿で希望の欠片もないストーリー展開が、小津作品では珍しい。暗い映画は嫌いじゃないけど、ここまで救いがないと観てる側も気が滅入る。どうしても>>続きを読む

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.7

良い。瑛太も龍平くんも不器用だけど優しくて愛がある。こういう人生も幸せだな。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.3

映像の美しさとか画の迫力とか、素晴らしいと思える場面はたくさんあるけど、恋愛モノとしては少し青臭い。究極の愛情と言うより、幼稚な束縛男の自己満足に私には思えてしまった。

純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

2.1

内容的には2時間ドラマで充分。でも、この頃の仲里依紗は抜群に可愛い。

テッド(2012年製作の映画)

2.9

コメディだから設定があり得ないのは別にいいんだけど、単純にストーリーがあまり面白くなかった。下ネタも中途半端だし。ただ、テッドのビジュアルは愛らしくて好きかも。

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.1

浅野忠信演じる大谷はどうしよもなくダメな男で観ててイライラしたけど、いつの時代もこういう男はモテるんだな、と思った。そして松たか子演じる佐知の美しさ。佐知の凛とした逞しさと、女性らしい瑞々しさは、松さ>>続きを読む

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

2.4

前作に続き安定のつまらなさ。個人的にこの作品の良さは松田龍平なのに、今回は影が薄くてイマイチ。大泉洋は相変わらずコントにしか見えないし、ストーリーも最終的に論点ズレちゃってるし。ま、シリーズものなんて>>続きを読む