庭師さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

スプーン

''これが最後''と何度も繰り返す
刹那的な自分でもクソッタレだとわかっていながらも繰り返してるなかでどこか知らない間にプツンと終わってくれることを願う

トリップで少し危なくなった時赤い
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.6

誤解

映像が綺麗だった
家父長制が強く残っている頃の5人娘の話
家族の負担にならないようにできるだけ身分のいい人と結婚することを要求される社会
父親の所有物である娘

自由恋愛よりも家庭、親への貢献
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

空港


相変わらずの会話劇とパリの街並みが良い

お互いの存在とあの時感じた想いと空いてしまった時間と 全てが夢になるには各自が持っている現実が必要で、逆にいえばあの時再会できていて仮に結婚していた
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ANIMA(2019年製作の映画)

4.0

トム・ヨークが作る音に対する映像の解釈がみれた

電車のシーンとか好き

マグノリア(1999年製作の映画)

3.2

天気

人生のどこまでが偶然なのか
自分に起こった何らかの問題が他の人にも影響を与える

ありえないと言いきれない、ありえるのかもという

無意識的な防衛それとコミュニケーション

奇妙な繋がり、偶然
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

バラ

よく出来たいい話もそれはそれでいいのだがこの作品は非常に現実的なアプローチで表現してる
登場する人物それぞれが何かに支配されていてそれから逸脱しようとする
抗える人も抗えずどうしようも無い人物
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

思い出

んーーーー自分が少し期待しすぎた

途切れ途切れのシーンが最終的にまとめられるのかと思いきや意外とそのままとっちらかっていてついでに博士の話も入ってくるため主人公たちに感情移入できない

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

ラジオ

登場シーンかっこいい
話の流れがぐるりと回るのは面白い

「直感を信じればよかった」ジョーのセリフとピンクのセリフ
ピンクはこの後どうなっていくのか(ジョーみたいになっていく?)

拷問シー
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

5.0

しっぽ

ウェス・アンダーソンの世界観は本当に最高だ
実写も好きだが彼のストップモーション作品がとても好き 人形達の質感や動き、表情などどれもユニークであたたかくてでもスタイリッシュで
犬ヶ島も大好き
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.5

エンジン

観る前から楽しみにしていた分、1回観ただけでは汲み取れないものも多くて時間を置いて見返したい。
破壊と創造、幼少期の健全な成長のために必要な闇、(と光)

銀色のうさぎ、、、
空が割れる
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0



圧倒的に映像が綺麗
構図がバチッと決まっているシーンが度々出てきて「はぁあ……」と思わずため息をついてしまうくらい美しい
エンドロールも好きです セリフが少ない分、環境音もものすごく丁寧に作って
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

行動


偶然と想像、
偶然の後に起こる行動を想像する、、
偶然の起こり具合が面白い

他者との関係は難しい
友人と過去の恋人との関係の中にいる自分
組織や集団の中にいる自分
知らない人他人との関係に
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

ハロウィン

夫婦関係・裁判
自分にはまだ経験がない感情論では解決できない「公的な解決を必要とする問題」で終始やっぱりそういうものなのかなと結婚に対してネガティブな印象を与えられた

だが結婚だけに限
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

4.0

飛行機

原作が好きなのでどうなるのか楽しみでいた
原作の終わりを少し噛み砕いて補ってるような気がした
そのお陰で新しい解釈を持つことが出来たし、やっぱりこのお話は歳を重ねるにつれ物語の良さが熟れてい
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0



トムホランドのアクションは個人的に好きだなと思う
謎解き要素は普通でこれからの展開が楽しみ
マゼランの船が空を飛ぶのは迫力があった

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

-

ステージ

映画という名のライブ、映像でここまで生きたライブを味わえるのは本当に素晴らしいと思う
各キャラクター達が口ずさむ楽曲全てフルで聴きたいほどのクオリティ、基本的に洋楽の日本語バージョンである
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

成長/老化

原因不明の事が次々と起こって訳が分からなくなる感じは実際に彼らが体験したものを一緒に味わってるように感じた

人間はあのくらいの速度で生活することが当たり前になったらどんな感じなのだろう
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

灯台

衝撃、圧倒される感じ
観客はずっとテディと一緒に時間を過ごすのでテディの視点でこの映画の世界を観ていく、だけれども後半に差し掛かってそれらが一気に否定される、無い記憶を呼び覚ませと急に立ってい
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.5

前作よりもこっちの方が良いと思ったのか、見慣れた顔がみんなそれぞれ成長していたことに対して親しみを持ってるのか自分は2の方が好きだった

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.2

記録
ヴィックは可愛い
恋愛要素っていうかなんか少しバイオレンス感ある感じ 娘も親もみんなが皆恋愛に夢中で少し引くような 恋って素敵とはならない

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

長い……
全体の暗さと曇天感はとても好きだった
ウェイン家の内装とかも結構重厚感ある感じ、すごくバットマンのイメージにあってる
あとこの映画は音楽がすごくいいと思った
リドラーがアヴェ・マリアを口ず
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.7

弔い
博子ちゃんの樹に対する気持ちに共感してしまった
「たくさんのものを貰っていたのに死んだ後も追いかけてもっとおねだりしちゃってた」
抱えてきたものをどう離してあげればいいのかわからなかった博子ちゃ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

日常
パターソンの優しい雰囲気は伝わるけれど奥さんとのコミュニケーションとか自分の感情が表にあまり出てこないんだなと思うところがあった
客観的に見てあまり外に出さない、彼自身はすごく落ち込んでいたとし
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

強く心を動かされたとかではなくこんな出会いがあってウィーンの街を過して語り合うのは素敵だなという感じ、恋愛は幻想であった方が1番綺麗なのかもしれない
それでも実際は当事者になると一緒にいることを願うど
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

よくできた話だなと思いつつも、こういうただただ優しい作品があってもいいはずだと考えた
母親の服装にみぃちゃんが影響を受けたり、赤い服を着ることで母親の不在を埋めているなど細かい設定までよく寄り添って作
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

時間軸
既にあったものなのかこれから出会う人に影響を受けて自分の中に生まれていたものなのか
未来が見えるなら選択を変えていく恐れのではなくいい方向へ行動する、
話す
ルイーズの数学的な部分は先天的なの
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

世界観好きです
直視したくない現実
パンや目がないクリーチャーとかこだわりがすごくてひゃー

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

理解の域を超えるのが好きだった
自分の少ない知識ではアトリビュート的な要素は拾えなかったけど一貫して性的ななにかがあるような気がした
一部が人間の身体だったら人間的に育てるのはわかるその時にもしかした
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

怒りの感情の表現がものすごかった
可もなく不可もなく 原作はまだ読んでないけど漫画を実写化するという枠に収まりすぎているような気がした
個人的にテーマや雰囲気が好きな分惜しいなと思ってしまった