ぽいどさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.5

ラッセルクロウのキャリア絶頂期に撮られた航海モノ。決してつまらなくはないが、特別突き抜けたものもなく凡作といった印象。

ポールベタニーの演技は鳥肌モノ✨
セルフ治療シーンは本当に鬼気迫るものを感じた
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ザ・ファン(1996年製作の映画)

4.2

狂信的なファンが一線を超えてしまう、言うなれば「キングオブコメディ」の野球版。デニーロの役柄にはかなり既視感を覚えるが、この映画に関して言えばトニースコットの作家性でまた違った味わいのあるキャラに仕上>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

不遇な人生を送る登場キャラたち、閉塞感が漂う街並み、決して見てて気持ちの良いものではなかったが、それでも現状を打破しようと各々がもがく様と、そこに添えられる楽曲に元気を貰えた✨
個人的には「UP」が一
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.0

ダニーデビードのハゲ方が最高。ただ、この弟の抱える問題に焦点が当たりすぎて、ストーリーはそこまで面白くない。
シュワちゃんイジりは面白い。この監督ならではのギャグセンスが炸裂してた。「ジュニア」も近々
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.6

町山智浩が「アクション映画としての面白さも兼ねている」と言ってたので見に行ったが、そういう風には見れなかったかな。内容的には満足したが、期待したものは少し薄かったので過小評価気味。

シャフト(2000年製作の映画)

3.0

ネトフリの続編が見たくて鑑賞。
サミュエルの魅力全開な作品だった。
ストーリーはかなり薄いので、彼のファンじゃないと厳しいかも。。。

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

1.0

一時停止するとウィルスミスのア○コが完璧に映る作品
エンディングのラップはめっちゃ好き

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年製作の映画)

3.3

前作と同じことをしたくなかったのは理解できるが、これはストーリーがよろしくない。こちとらバンデラスとジョニデの共闘や、サルマハエックのセクシーナイフ投げアクションがもっと見たかったわけですよ。バカアク>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

散々過去のレビューでも吐露したが、イーストウッドの実話系の作品はあまり口に合わなかった。その一因が、実話を真正面に捉えすぎて何が伝えたいのかよく分からんというものだった。
本作は、ドラマとして見応えの
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

本当に切ない話だが、見終わって気が滅入るような映画ではなかったかなと。無理に乗り越える必要なんてないと思う。彼の決断は明るい展望を目指したものだと感じた。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

個人的に少し苦手なイーストウッドの実話もの。その原因として、脚色がなさすぎて実録みたいになっしまってる点にある。本作にもそういった部分は見受けられたが、戦地に派遣されてるシーンがアクション映画のようだ>>続きを読む

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

2.0

007公開延期による絶賛ダニエルクレイグ"ロス"に陥っております。その埋め合わせをと思い立ち本作をチョイス。コンセプトは新鮮で面白いと思うが、ひねりがなさすぎてテンポも悪いため超絶つまらない。西部劇と>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

傑作しか生み出さないサムメンデス、そしてロジャーディーキンスにトーマスニューマンという最強布陣。面白くない訳がない。
前評判通り、擬似ワンカットによる没入感と臨場感は勿論凄まじかったが、先ほど名前を挙
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

1.5

コミック原作の悪い部分が如実に現れた作品。
とにかく情報量が多すぎる。ひたすら世界観を説明するナレーションが続くため、正直退屈するし疲れる。エヴァグリーンが出てる2作目に興味が沸いて見たけど、全然楽し
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

5.0

サムメンデス監督最新作「1917」に向けて。
ギャング映画のお気に入り。重厚な雰囲気作りや俳優たちの渋い演技が最高。特に演技に関しては、各キャラクターの複雑な心理状態を表情やカメラワークで的確に映せて
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デスペラード(1995年製作の映画)

4.3

セクシーの押し売りのような映画。
とにかくバンデラスとサルマハエックのムンムンなフェロモンに悩殺される。
めちゃくちゃ暑苦しい映画なので、今のような冬の寒い夜に観て丁度いい。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

長いけどしっかり見れる。
主役3人の名演も素晴らしいが、ローレンスフィッシュバーンの絶妙な憎たらしさがたまらん。
ただ、最後のおふざけは許されるまじ。

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.0

ヒュージャックマンがこんなにハマっていない役柄がかつてあっただろうか…。腕が太すぎてキーボードが壊れそう。ジョエルシルバー監修のアクションはユーモラスで面白かった。

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

サミュエルの死に際が名シーン👍
レニーハーリン監督なので、娯楽要素満載の楽しい映画です🙆‍♂️

シャザム!(2019年製作の映画)

3.4

何億回と見たようなアクションヒーローコメディ
。もう少しテンポよくまとめてれば評価は上がったかな。つまらなくはなかった🙆‍♂️

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.0

アホさが圧倒的に足りない。バッドボーイズの何が良いって、ストーリー完全無視で主演二人がふざけ倒してる点に尽きるんだよなぁ。キャスト陣の高齢化か制作会社が保身に走ったか、割と真面目な雰囲気で、自分が求め>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

5.0

ルーパー、最後のジェダイのライアンジョンソン監督作品。過去作はかなり苦手意識が強かったが、本作は前評判通り非常に楽しめた!
まず監督自身が書き下ろしたとは思えないほどよく出来た脚本だったと思う。終わっ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

本作を上回る映画体験が果たして今年あるのだろうかと不安になるほどの大傑作。細部までのこだわり方が凄まじい。一回観ただけでは味わい尽くせない、Blu-ray買って何回も観たい。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.0

全編通してサムロックウェル演じる弁護士の視点から映すべきだったと思う。リチャードジュエルは正義感の強すぎる、良くも悪くも「すれていない」人であり、彼に感情移入し続けるのは正直しんどい。大ごとに発展して>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

この監督の笑いのセンスとは相性が良いみたいで、本作も非常に面白かった。何回もレビューで言ってるが、まずこの人の顔が面白い。そして絶妙に似てないヒトラーの格好、実在の彼がそんな剽軽者なわけないだろと言わ>>続きを読む

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.6

アニメ版は鑑賞済み。
原作に忠実かつ、盛り上がる部分はしっかり盛り上がってたと思う。
一見さんには不親切な映画ではあるが、アニメファンは見て損なし。
伊瀬茉莉也の名演に鳥肌立ったわ…。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.2

ジョジョラビットに向けて。
これは面白い。というか監督の顔がもうすでに面白い。
全編ほぼアドリブで構成されてるらしい。日本でいう芸人のコントを見てる感覚に近かった。かといってお笑い一辺倒、という訳では
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

この監督の映画はあまり好みではないのだが、軒並み高い評価につられて見ることに。結果的には結構満足。ノンフィクションの題材ではあるが、楽しくて見やすい作り物のお話のような雰囲気が非常に良かったと思う。レ>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.2

ぶっ飛んだ設定だと思うが、慣れてしまえば意外と楽しめました。
富裕層VS貧困層というディストピアSF映画の対比構図も合格🙆‍♂️
アクションの血みどろ具合は韓国映画らしくて見応えあり。
クリスエバンス
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.8

感動した。
実話系は粗ばかり目に付くのだが、この映画は見せ方が上手い。子供時代に特に当て嵌まることだが、なんでそうなったのか?という疑問は解消しなくてよい。常に主人公から見た世界を映し続ける焦点の絞り
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.5

邦題が秀逸!
サムロックウェル圧巻の演技!
閉鎖的なロケーションも最高!
見て損なし!!

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.2

色々と物足りない。心理戦や駆け引きがこの作品の醍醐味だと思うのだが、インチキパチンコ台の攻略が大筋ってのはちょっとなぁ…。チンチロを伊勢谷友介との最終決戦に、ならもっと白熱してた気がする。ただ石田のお>>続きを読む

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.3

ロドリゲスのデビュー作。マッドマックスの一作目に似てる。屈折したヒーローの誕生譚みたいな感じ。ストーリーが特別面白い訳ではないので、ロドリゲスの作家性を楽しむ作品。

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.5

終わり方が綺麗すぎて鳥肌立った。残念ながら2作目を復習できずに本作を観に行ったのだが、冒頭におさらい映像があり、本編が始まってもすんなり物語に入っていけた。1作目が出会いの物語なら本作は別れの物語。敵>>続きを読む