Bascoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.4

ラストが切なすぎる。
すれ違いがあまりにもすぎる。
芸術家と犯罪者の2人が共存しているというセリフがこの映画ではピンとこないから感情移入ができない。
ラストはもっとやり方あったような気がしてならない。
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.5

停電後の街で踊るシーンから面白かったけど、全体的に歌が多すぎて、自分としては入り込めなかった。

ラストはシンプルに観たらハッピーエンドなのだろうけど、本当にそれで良かったのか。
色々なことが詰め込ま
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.2

後光が差すかのような綺麗な風景に斜め上や下からのカメラワークや手振れ感が終始違和感をもたらし、どうなっていくのか全く読めない展開にいつのまにかその世界へ没入してしまった。

手紙という共通言語をギミッ
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.5

全体的に尺が長く感じたけれど、丁寧に描こうとしていることが伝わる映画だった。

冒頭の子供の幼稚園での事件に悩まされる母親の姿は、親になったら"産みの親"・"育ての親"という境目は関係ないということが
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

過去と現在、場所と人をリンクさせながら紡いでいくプロット構成が秀逸であった。

重要な場面は長回しでとことん撮る。
それはまるで劇中のママと娘が話す「色んな景色を観ようね。」というセリフに繋がっている
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

我々の生きる世界をデフォルメした作品。
食糧難による死をもたらさずに全人類が共存するためにどうすれば良いのか?という問題が根底に投げかけられている。
人間の尽きない欲望、そして、資本主義社会の成れの果
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.5

久しぶりに最高のエンターテイメント映画だった。
映画館で観れないのが残念すぎる。

既存の映画のようにただ宇宙人と戦うだけではなく、数々の伏線を回収して家族や世代を超えた絆を見事に描いていた。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

蒼井優と阿部サダヲの組み合わせが見事だった。
この作品でも後半に向かうにつれてジワジワと紐解かれていく白石監督の見事な編集技術が光っていた。
テーマや本質を押さえた上で飽きさせない見事な世界観を体現し
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

これぞ映画の力というくらい見応えのある作品だった。
単調にならないようにサイドストーリーが散りばめられ、家族とは親子とはという根本を問うストーリーが強引ではあるもののストレートに伝わってきて非常に良か
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

甘酸っぱい青春と子供の純心さがとても良かった。何かに夢中になって、無我夢中で追いかけてしまう子供の頃のあの感覚を思い出した。

冒頭のヒロインが金魚を瓶の中から雨水の花壇のような中に入れるシーンと子供
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