タルコフスキー作品を勉強目的で鑑賞。設定だけで間を待たせるSF。すごい。長回しが多く、静か。何か起こるかもと緊張感があるがだいたい何もない。哲学的なやり取りがすんなり頭に入ってきて面白かった。不思議と>>続きを読む
クリス・コロンバス監督と主演ロビン・ウィリアムズは「Mrs.ダウト」の名コンビ。劇中のアンドリュー生誕が2004年設定、現実追いついてない。バージョンアップを繰り返しだんだん人間味を帯びていく、人とし>>続きを読む
O-157と間違ってしょうがない、第二次世界大戦下の潜水艦もの。若き日のマシュー・マコノヒーが若さというか青さを好演。曹長役のハーヴェイ・カイテルがまたかっこいいい。戦争ものは何観てもだいたい曹長は渋>>続きを読む
劇中に登場する戦争のでっち上げ報道映像は、今だってあんな簡単に映像合成は出来ないはずだが、かの国では政治スキャンダルがデジタル技術とメディアを駆使していろいろでっち上げられたり、処理されたりしてんだろ>>続きを読む
坂本教授の音楽とメイクが印象的だった。子ども心にあんな日本軍人はいないと思った。そして私はだいたいの映画のラストシーンを覚えてないが、この作品は最後のたけしの表情、セリフがやたらと印象深い。日英合作だ>>続きを読む
常磐ハワイアンセンター創設奮闘記。ウェットにした矢口作品みたいなテイストで観飽きないオリジナル脚本、見事。炭鉱閉鎖でも芸事ガンバっぺな感じが、イギリス映画「ブラス」を彷彿とさせた。当て書きなのか松雪泰>>続きを読む
特に好きでもないバンパイアハンターもの。メイク、衣装が安いコスプレみたいで嫌。当時セルDVDパッケージがイラストで、フランス製のアニメだと勘違いし、さらに音楽が川合憲次だったのでつい買ってしまい大変が>>続きを読む
浮き沈みのある人生を描いた実話ベースな点と、主人公が何かにのめりこみすぎておかしくなって行く感じが「シャイン」とダブってこっちが劣る。安定のロン・ハワード演出だが、話盛りすぎなんじゃないかとも思う。ジ>>続きを読む
3Dモデルから2D作画セルルックにしてるCGアニメ表現として非常にいい仕事。人物キャラに関しては髪の毛以外はほとんど作画と遜色ない動きで素晴らしい。宇宙避難設定にしてアニメ制作難易度を下げてて上手い。>>続きを読む
松田龍平が男達を虜にするような美青年に全然見えず、違和感があった。近藤勇役で出演した崔監督が様になってかっこよかった。邦画には珍しく衣装に金がかかってていい。こうゆうのもLGBT映画になるのかな?
このレビューはネタバレを含みます
笑って泣けるホロコーストものをこれの他に知らない。息子を心配させない為に、ホラ話をし続ける父親が健気で泣ける。あともう少しだったのに。無念。こんな父でありたい。
「戦場の」とついた邦題の作品のなんと多いことか。教訓「芸は身を助ける。」ピアノ以外の無能っぷり冴える、困り顔がデフォルトのエイドリアン・ブロディ。ナイスキャスティング。
まぶたの実家、Googleアースで調べ出したらすぐに分かるんだろうなと思って観てたら意外と時間かかったのね。そりゃそうか。フィクションならそんなアホなってツッコミたくなるところが、実話なんだからズルい>>続きを読む
スピルバーグやルーカスが、尊敬する師を支えて作ったようなバックグラウンドがなんか羨ましくて憧れた。見たことない世界を観れて良かったが、どうもセットとか安く見えていけない。
なんで高畑さんがこの原作をアニメ化?とも思ったが、OPなどアニメならではのダイナミックなトランジッションが楽しめるシーンもあり、歳時記として名句でまとめられるほのぼのとしたおかしな家族のエピソードの連>>続きを読む
宮崎さんが子どもたちに観てもらいたいと作品を作り続けたのに対し、高畑さんの作品のターゲットはいつも大人だった気がする。企画を通す為か、子どもも楽しめそうな装いにするから、それにつられて観た高校生時代は>>続きを読む
自身の熱狂的なファンに監禁された作家の、知略を駆使した逃亡奮闘劇が楽しめる、スティーブン・キング原作、ロブ・ライナー監督のサイコスリラー。原作の設定が秀逸。それまでどうゆうキャリアだったのか、本作で突>>続きを読む
脚本が見事。撮影がうまい。編集がうまい。キャスティングがいい。何かとセンスが良く無駄がない。当時新人だったブライアン・シンガー恐るべし。カイザー・ソゼにまじで脅威を覚えてまんまと騙された。というか騙さ>>続きを読む
宮崎駿作品の女性キャラは皆強く、弱音を吐かず、ささやかにしか涙を見せない印象があった。サツキも相当強い娘だと思うが、母が死ぬんじゃないかとおいおい泣く。おねいさんだけど泣く。大粒の涙というのを具体的に>>続きを読む
ちょっと長いが、宮城県出身者として知ってる仙台市内のロケーションも多く、緊張感のある逃亡撃は楽しめた。花火の合成とか、予算の問題かいろいろしょっぱくて残念。堺雅人の逃げっぷりが良し。濱田岳演じるキルオ>>続きを読む
久しぶりに観た空飛ぶ自動車が出る正統派未来SF。ヴィルヌーブ監督らしい重々しい雰囲気が良かった。どこで撮ってんのかわからないがロケ撮影シーンが特に印象に残る。美しく壮大なディストピア感。アカデミー撮影>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
奇跡的によくできた話と脚本。これほどまんまと騙される映画体験は久しぶりだった。「見える」設定を上手く活かした視覚型叙述トリック。ラストの大オチ以外も伏線、回収の連続で、終始ぞっとしながら快感を覚える。>>続きを読む
ノートンの白人至上主義キレ芝居がすごかった。思わずヤメロー‼︎と叫びたくなるような暴力描写が生々しい。物語に光明が見えたところで憎悪の連鎖。虚脱。
未開のオーストラリアの自然が美しい。画に湿度があって艶めかしい。何よりマイケル・ナイマンのスコアに心掴まれる。こんな酷い所に嫁入りさせられて、ホリー・ハンター演じる妻が気の毒。一方サム・ニール演じる旦>>続きを読む
不死身のサミュエルたちの動機がイマイチ理解できず、ちょっと楽しめなかった。児童小説が原作の割に、タイムリープに特殊能力と筋が込み入りすぎじゃない?こどもたちの異能ビジュアルがいい。さすがティム・バート>>続きを読む
割れる中年肥満女性!3つの乳房!腹芸ミュータント!飛び出す目!ヴァーホーヴェンのやりすぎグロ演出炸裂‼︎本格未来SFの雰囲気とディストピアに希望をもたらすストーリー、そして主人公の記憶を疑わしく見せる>>続きを読む
リュック・ベッソンが長年温め心底やりたかった企画を、ハリウッドの力も借りて執念で実現した意欲作。いろんなSF作品からのインスパイアが盛り込まれてる印象。ミラ・ジョヴォヴィッチはいかにもベッソンが好きそ>>続きを読む
成り上がり中世騎士の命がけのスポ根もの。ロックの名曲満載のサントラがいい。ヒース・レジャーカッコいい。しかしとんでもなく危ない競技があったもんだ。よく再現したと思うよ。凄い迫力。
因縁あって同時発生した複数の犯罪が巡り絡まって主人公4人にとっては円満解決。って感じで悲壮感なく良かった。賭けで負けた時の絶望感表現が面白い。選曲がいい。編集がいい。イギリスらしいキャスティングもいい>>続きを読む
長い。ケヴィン・コスナーが私財なげうってアカデミー賞狙いに行った本格西部劇。昔のアカデミー賞作品賞受賞作品は雄大な自然を舞台にしたものが多い気がする。そしてだいたい撮影賞も一緒に取ってる気がする。
クリント・イーストウッドが自分をかっこよく描くために立てた企画じゃないかな?いたって普通な西部劇な気がした。
日本軍、冬の雪中行軍演習大失敗って話で、人間の無力、愚かさを表してるとは思うが、この作品が何故名作とされるのかよく分からない。撮影は大変だったとは思うけどさ。
不器用な人でなし風味のジャック・ニコルソンが時折見せる優しさや笑顔に和む。大学卒業してすぐに観たはずだが、大人の恋心は当時の私にはよく分からなかった。今ならわかる気がする。
聖の羽生ラブが微笑ましかった。牛丼は吉野家と決まってたように、聖の中では潔い生き方もまた将棋の道を選んだ時からきっと決まってたんだろう。余命ものよろしく変に劇的に演出してないのが良かった。松山と東出の>>続きを読む
エドワード・ノートンがそのままな感じの役で可笑しかった。やっぱり疎まれてんのね。演劇の方が高尚で映画俳優は二流みたいなコンプレックス始めて知った。主人公の能力が現実か妄想か結局分からなかったが、最後の>>続きを読む
現代的で現実感がある戦場描写に圧倒される。観客自身に引き金を引く選択を迫るような臨場感。敵の悪党の描きっぷりが酷い。武器が電動ドリルってあんなやつ本当にいるの?。弾丸のCGが大変残念な出来。誰もイース>>続きを読む