ニクガタナさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

ニクガタナ

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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.5

「宇宙兄弟」のビンスたちの少年時代の話の元ネタ。主人公ジェイク・ギレンホールだったのね。若いうちに一生やりたいことを見つけられた幸せ。宇宙に魅せられ現実の向こうの夢追いかけた少年達の、実話を元にした感>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.4

ラストのアクション静止画は確かにカッコ良かったが、それ以外はいたって普通というか退屈。アウトローものって強盗がヒーローっぽく描かれるのがどうも理解できない。義賊でもなし。ブッチとサンダンスが実在の人物>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.5

俺はいたって普通の人生を送ってるが、弟ときたら…って感じ。人生は川の流れの様か、なるほどそんな映画だ。さすがアカデミー撮影賞撮るだけあって、フライフィッシングシーンなど風景描写が美しく印象に残った。そ>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.6

「何で俺が?!」という主人公の嘆きと憤りが身にしみるガン闘病青春ドラマ。同情押し付けない感じが好印象。この作品で初めて知ったジョセフ・ゴードン=レヴィットの童貞オタク感のある佇まいと演技が非常に良かっ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

生き方を考えさせるサスペンスヒューマンドラマ?公開当時、ポスタービジュアルになんでピンクの石鹸が?と気になってたが本編観て合点が行く。嫌な石鹸だな。値段が出る冒頭の物欲シーンがオシャレだった。ブラピと>>続きを読む

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.1

つまんなくは無いが、ブルース・ウィリスが終始ムスッとカッコ付けてて、カッコ付けんなこのハゲ!と言いたくなる。筋もだいたい読め、すごくあっけなく終わった。息子を加えてシリーズの延命を図りたかったのか?

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.3

主人公セルマ踏んだり蹴ったりでかわいそ過ぎる。そりゃ妄想逃避行しないとやっとられんな。フォントリアーよ何が目的でこんな酷い話を?。心を揺さぶる為だけならやめて欲しい。安全に着地できない遊具は恐ろしいだ>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.4

広告映像に携わる者として、ファーストシーンのCM撮影模様が非常におかしく、身につまされる。ダイアモンド⭐︎ユカイが演じるあんなCM監督いないと思うけどね。海外出張先で暇だしなんか羽目外したいセレブなオ>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.5

俳優なら誰になってみたいか?マルコヴィッチになってみたいか?確かになってみたい。私生活が謎っぽいし変態的なのがいい。ジェフリー・ラッシュの穴とかもいいかも。あとはハビエル・バルデムとか?でもマルコヴィ>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.4

フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。50代だとばかり思ってたら享年46歳。得難い役者を亡くした。あんな感情のこもった「ファック!」は聞いた事がない。本作の監督はアート系のスチールカメラマンでもあるそ>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.8

何回も観てるが3D版を改めて鑑賞。合成に頼らず双子キャストで撮影したり、CGのみに頼らず部分造形したり、ミニチュア撮影したり、ハイブリッドVFXで最新CG以上の説得力。教訓「撮れる物は撮る!」そしてお>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.6

本当に殺さないといけないのか?ベニチオ・デル・トロ演じる元検事が私怨と司法の境を越えて非常に非情。彼が出てるし、同じ麻薬密輸団撲滅が題材のせいか「トラフィック」を思い出した。ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.6

バーホーベンのやりすぎ宇宙戦争。プロパガンダ映画風?敵宇宙生物が「ガメラ2」のレギオンみたい。速くて多くて尖ってて恐ろしい。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

後悔と恥と嘘がからみあう友情クライムサスペンス。ティム・ロビンスが演じたキャラが全編いいことなしでかわいそすぎる。ショーン・ペン怖すぎる。謎が納得いく形でじわじわ明らかになっていく素晴らしい脚本。キャ>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.8

大好きなティム・ロスが主人公を軽妙な芝居で好演しててカッコ良かった。一生船から降りない男という設定が良い。最後の選択は泣ける。ジュゼッペ・トルナトーレはホントにロマンチストだなぁ。エンニオ・モリコーネ>>続きを読む

がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)

3.3

タイトルになってる掛け声以外、際だった特長はなかったように思う。田舎の女子高生の青春スポーツもの。女子高生キャストのバランスが良く、雰囲気が良かった。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.5

例によってホイチョイ感のある、矢口監督の航空業界裏側解説エンタメ。なるほどいろいろ興味深い。そしていつものように弱気な主人公たちの成長譚。安定のクオリティ。こたつのような居心地の良さ。

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.3

コーエン兄弟作品みたいな犯罪巻き込まれ型転落ストーリーは好き。悲惨な終わりにならないのも良い。安藤政信がいい感じだった。

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.5

名優満載。誰かが死ぬんだろうなという雰囲気満載。観た後いろいろ落ち込む。エド・ハリスの演技が迫真。ジュリアン・ムーアも良かった。

ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.3

デンゼル・ワシントンは迫真の演技だが、なんだか都合のいい話だった。オバマケアがどうなるのか知らないが、貧しさに負けちまうアメリカの医療保険の頼りなさ、気の毒。

WATARIDORI(2001年製作の映画)

3.6

渡り鳥、前から見たら、横から見たら。見たことのないものを見れた喜び。でも「魔女の宅急便」で同じような渡り鳥のアングルがあったな。駿の想像力すごい。

プロフェシー(2002年製作の映画)

3.3

監督にもキャストにも全く興味なく、当時なんでこれを劇場で観ようと思ったのかが謎。なんらかの超常の力が働いたかしら?事実に基づいてる話らしいが、不思議な実話を不思議なまま描かれてもなぁ。なんらか結論が欲>>続きを読む

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.8

品の無さを売りにしてきたドリームワークスのアニメ作品だけど、本作の監督二人はディズニー出身で、ディズニークラッシック的な上品な佇まいの傑作。原作はあるようだが、脚本が良く出来てる。主人公の成長、異種交>>続きを読む

惑星大怪獣ネガドン(2005年製作の映画)

3.2

いやー、一人でここまでよくぞやった!と拍手を送りたい。純粋に作品としてはちょっと脚本に難あり。庵野、樋口作品がとても好きなんだろうなという感じが見えすぎてどうもな~。とても惜しい!

こま撮りえいが こまねこ(2006年製作の映画)

3.8

ストーリーもキャラクターデザインもつくづく優しい。峰岸さんの手によるアニメは丁寧で滑らかで柔らかい印象。「ニャニャ?」セリフも可愛い。8mm自主映画経験者としては、カメラや映写機のディテールにもニヤニ>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.5

地獄へ堕ちろクソ野郎って感じのサム・ロックウェル演じるクソキャラががちゃんと懲らしめられて溜飲下がる。「ショーシャンク」からのフランク・ダラボン監督作に期待が高まって観たが、ファンタジーでちょっと期待>>続きを読む

HERO(2002年製作の映画)

3.5

こうゆうのもある意味様式美って言うのかな?ワイヤーワークって分かるんだけど美しいアクション。絶対死ぬでしょって状況でも死なない英雄。とにかくメインキャスト全員かっこいい。特にその名を知らなかったドニー>>続きを読む

ブレイド(1998年製作の映画)

3.5

ウェズリー・スナイプスのアクションも良いが、敵役のスティーヴン・ドーフの色素の薄い感じがヴァンパイヤらしくて良かった。およそデートムービーには向かないので、なぜこれを選んだのか覚えていないが、妻と付き>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

今まで観た韓国映画の中で一番好き。アクションシーンが痺れる。謎が解き明かされるカタルシスがあって良いが、宗教観の違いのせいか罪の感覚が共感できない。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

法螺吹き男版「フォレスト・ガンプ」って感じで大好き。最後の葬式のシーンで、「法螺」が「嘘」ではないと分かるのが最高。ユアン・マクレガーは何演じさせてもいいな。ティム・バートン作品の中で一番好き。ファン>>続きを読む

鉄人28号(2004年製作の映画)

2.7

つるつるのロボットCGはプロデューサーが、費用抑えるためCG作業を途中で止めたからとの曰くつき。幼き日の池松壮亮他いいキャストが揃ってんのに残念。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.3

複雑な筋だけど難解では無い。ふしぎな魅力の映画だ。しかしゴンドリーよなぜよりによってケイトとダンストをキャスティングしたのか?やはりオタク系監督の女優の好みは特殊?

CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

2.6

狙いかもしれないがひどかった。あほかと思った。庵野作品だからってうかつに劇場に観に行かなくて本当に良かった。

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.7

公開当時劇場で。ケビン・コスナーがまだスターだった頃、珍しく犯罪者役を好演。俳優クリント・イーストウッドにはあまり魅力を感じていなかったが、この作品で監督としての才能に感服。ラストに分かるトップカット>>続きを読む

DEAD OR ALIVE 犯罪者(1999年製作の映画)

3.3

途中まではまずまず面白いのに、ラストのトンデモ演出に度肝抜かれた。スタッフ誰か三池監督のやりすぎを止めようよ。

極道黒社会 RAINY DOG(1997年製作の映画)

3.5

雨の印象が強い。アクションシーンがカッコいい。香港映画みたい。黒社会シリーズではこれが一番好き。