すいみーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

すいみー

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

結構好きな映画Trainspottingの監督というのに惹かれて観ました。物語設定が斬新で、なかなか滑稽。演じる側も楽しいだろうな。Edが真面目な表情で”Hey Dude”に曲名変えろって…なかなか印>>続きを読む

君を想って海をゆく(2009年製作の映画)

3.4

フランスに不法入国したイラクのクルド人青年がドーバー海峡を泳いで恋人に会いに行こうとする。水温が低く、潮の流れも早く、波も荒れていて、完全に無謀な挑戦。それだけ必死で一途な彼の心は純粋無垢で儚い。この>>続きを読む

フリーダ(2002年製作の映画)

3.5

芸術家を題材にした映画はとても興味深いです。彼女の生き様は、とても力強くかっこいい。原色を使用したセット、彼女の少女時代からの結婚観、両性の混在、孤独。
バスの事故で腰から膣を鉄の棒が貫通した経験から
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メタルヘッド(2010年製作の映画)

2.6

台詞も映像も胸糞悪かったけど、終わりよければ、ってやつ。ジョセフゴードンレビット、ナタリーポートマンの役柄の意外性。少年含めみんな演技が上手い。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

-

思いやりで嘘をつく、隠し事をする。
人って難しいな。
ちょっと特異性あるけど、温かく優しい気持ちになりました。海辺で私も黄昏たい。

モンスターズ 悪魔の復讐(2018年製作の映画)

2.6

実話だということに、最後に知った。
不穏な空気が音で上手く作られている。当時の女性、裕福な家庭での立場がよく分かる。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.4

つらい気持ちになりました。でも目を背けてはならない、決して理想化しないリアルな家庭生活の様子を、観客に問題提起し、訴えかける説得力ある映画でした。派手な演出も音楽もないのに、この映画を見終わった後は言>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.0

揺れるカメラワーク。画面下半分がぼやける。フランス南部アルルの風と草木のざわめき、暖色。でも心は常になんとなく憂鬱。弟テオとゴーギャンの存在は彼にとって恋愛感情に近いほどの心の拠り所。彼の作品にしか出>>続きを読む

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

3.4

クロエグレースモレッツ。個人的にはあまり好きではない女優だけど、主人公としての存在感、迫真の演技はやはりすごい!
原因不明の闘病生活、周りに迷惑をかけるし、普通の生活ができないなんて想像を絶するつらさ
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真実(2019年製作の映画)

2.7

サラという劇中には出てこない名女優の存在が母娘にとって大きく影響している。カトリーヌドヌーヴの存在感は画面越しでも伝わってくる。年をとると頑固になるのは万国共通なのかも。ジュリエットビノシュのセリフが>>続きを読む

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.3

これは単純な青春ラブストーリーなのか?
社会的背景に翻弄される彼らを見ていると、とても壮大で、複雑で、はかなく切ない。こういう魅力はやはり中国映画にしか引きだせない。
全く中だるみせず、テンポよく進ん
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.1

喜びも悲しみも共有できる友達、のような。
ありきたりの感想しか出てこないけど、この映画を見ながら、色んなことを考えた。

人物描写が丁寧で、心穏やかになりました。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

結構好きかもしれない。

時の大きな流れの中で、俯瞰する。
無駄な言葉や演出、装飾を排除して、映画を鑑賞する自分自身も遠くから静かに見ているこの感覚は、エドワード・ホッパーの絵画を見ている感覚に近い。
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ほのぼの系は想像通りなんだけど、こんなに胸が苦しいと思わなかった。彼女の声、仕草、行動に深い愛情と切なさを感じる。
彼女の実の子を勝手に売りに出すなんて、家族の彼女への扱い方が酷すぎる。

カナダの広
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.1

普通の大学生が試行錯誤で希少価値の本を図書館から盗む話。強盗のプロでもない彼らだから、計画は穴だらけで手こずってばかりで滑稽だけど、ある意味すごくリアルで盗むシーンはハラハラした。

そこそこ育ちがい
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

-

映像がすごく綺麗だった。
最近は王子様が出てこない、新たなディズニープリンセスストーリーのあり方。良いと思う。

シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.3

音符一つ一つに真摯に向き合う。自分の心の声に従う。嘘はつかない。見栄を張らない。お金や名誉の為に演奏するわけではない。イーサン・ホークも同じ表現者として、通じるものがあったのだろう。
私も少なからず舞
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

悲しみに充された喜劇。
とても芸術的。
映像、視覚芸術が綺麗でとても作り込まれており、音楽制作はHildur GudnaDóttir(ヒドゥル・グドナドッテル)。

イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優(2015年製作の映画)

2.8

美貌とどこか哀しげな目つきのイメージしかなかったけど、この映画で彼女の生き方を知って、印象が変わった。結婚と離婚を繰り返し複数の国を跨いで子どももいて、自由奔放にしては凄まじい人生経験で、理解の範疇を>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

色んなレビューを見て覚悟してたけど、時間の長さはあまり感じなかった。
この映画を観る前に、シャロンテート事件について、或いはヒッピーのカルト集団、ロマンポランスキー監督について多少予習した(余談、Wi
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オーバー・ザ・ブルー・スカイ(2012年製作の映画)

2.9

子どもが重い病気(たぶん白血病?)でそういう話かと思いきや、二人の関係にフォーカスされた映画だった。何も知らずに見始めて、何語で会話してるんだろうとぼんやり眺めていた。カントリー音楽は良かった!民族楽>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

父に勧められてみたけど、うーん、終始ぼんやりと長かった印象が一番強い。
前作の音声がそのまま引用されていたり、日本語や韓国語、中国語など凡ゆる言語が聴覚的にも視覚的にも散りばめられている。雨の降ってい
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

-

こういう世界観、一度ハマると抜けられない中毒性あるよね。SFとか近未来系映画はあまり詳しくないけど、エヴァンゲリオンとAKIRAを見た後に偶然これを見たのは何か意味があるのかもしれない。

EDEN/エデン(2014年製作の映画)

2.8

関係ないけど、部屋の壁にかけられていた、ジャコメッティの作品の写真がいい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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父に翻弄される運命とコントロールできない感情、嘆き。これが精一杯の理解。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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奥が深く、ある意味崇高な作品なので、すばらしいレビューや考察は他の人に委ねます。宇多田ヒカルの曲へ繋がるのがいい。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

2.6

主人公は父親という感じだった。自分が親の立場だったら、どんな気持ちで、子どもにどう接するべきか、色々すごく悩むだろうな。特に子どもに対する愛情が大きいほど。エンドロールの音楽が最近好きなSamphaだ>>続きを読む

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.3

娘を守ること。彼は人を殺すことが目的ではない。これに徹していてよかったです。マットデーモンのボーンシリーズとどこか似ているなと思ったけど、そこが大きな相違点。

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

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可愛いのは言うまでもないけど、
優しい紳士は女性を引き立てる。

ザ・バンカー(2020年製作の映画)

3.1

アメリカの黒人差別問題を扱った映画の中で一番好きかもしれない。
展開が進むほど面白くなる。音楽のセンスもいい。