merさんの映画レビュー・感想・評価

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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

観た後しばらく頬の緩みが取れなかった。
作中で触れたのもデートしたのも2回、でもそこここにただよっている愛。
色彩も渋めのかわいい色!
この映画をつくっているとき、後ろでウクライナのニュースが流れてい
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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ただ
彼女の睫毛がかわいいなと思っていた

最後のハグはなんだった
友達としてよろしくねのハグ?それとも、急に離れることにしてやっぱり寂しい、のハグ?愛してるのハグ?

モーリーはチチのことただ愛想の
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メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

3.4

観始めてぽかんとしたまま、そのまま終わった。
でも音楽の使い回し方、ウェスアンダーソンの走りのような色遣い、よく聞いても特に中身のない話、そして何もならない鞘の収まり方。良かった

旅っていいなあと思
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バイス(2018年製作の映画)

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ショックだった。こんな話は知らなかった
戦争を解釈で進めたこじつけと思えるようなストーリー。
誰かがやらなければ、別の誰かが殺されていたかもしれない、でもやったせいで誰かが殺された。どちらが、とかでは
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

凄い映画だった…めちゃ怖かった…
カットを繰り返して繰り返して、だれもなにも分からなくなる。
でも最後、本物が本物だよって言うかな?とは思った

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.0

観てられなかった(全部観た)
全然無理だよ 力入れるとこ滅茶苦茶なんだよ宮本!!
自分にリアルすぎるバイオレンスはむりみたいだな…

undo(1994年製作の映画)

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セットがとても退廃的…岩井さんらしい
余白が大きめ
でももし私がユキオなら、本当に愛していたら、もっとちゃんと縛るけどな とか思いました ちゃんと勉強する(そういうことじゃないのかも)
第一ADが行定
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はちどり(2018年製作の映画)

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なんて言っていいかわからないけれど、観てよかった
ウニがお母さんに伯父さんがいなくなって悲しいか、と聞いたとき、なんだか不思議だと答えた。この時たぶん初めて、ウニはお母さんの心がちょっと分かったんじゃ
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教誨師(2018年製作の映画)

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めっちゃこわかった…
当たり前だけど、教誨師も人間なのですね

最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.2

家族って何だろうね
血が繋がってなくても ろくに帰らなくても
そこで暮らした時間があり、食卓があったこと、一緒にしたこと、その思い出をお互い持っている、それが家族なのかなって
思った
大事な映画、海街
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

きらいじゃない…アンドロイド味方版
音楽がいいね、!(Crint Mansell)
EDもいい グラフィックもいい 疾走感ある
…と思ったけどあの女の子なんやったん??

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.0

相変わらず総じて何も起こらないのだが、心境は確実に変わっているだろうな

好きな女を放置して退屈させるんじゃないよ
退屈って決めつけた場所から連れ出しておいて家に閉じ込めるって舐めてるでしょ
でも最後
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

特になにも起こらない(いや、起こるが)、タクシーに乗って降りるただそれだけのシーンからそれぞれの事情が伺える

パターソンに出会って以降、起こらないの中に(起こる)ことを視覚的に伝えている感じ、とても
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

彼女が去った後の喪失感は重ねるほど強い ように見えた。処理しきれない感情や思考を、現実の夜明けが落ち着かせてくれますように。意外と良しでした

舞踏会の手帖(1937年製作の映画)

3.0

冒頭の流れるように移る構図がきれいだった
始まりってかんじ
選ばなかった男の人を訪ねていく内にお互い虚しくなっていく。やめとけばいいのにとも思ったけど、再会して旧友を失ってきたわ、という台詞はちょっと
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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.2

観るの時間かかるけどおもしろかった 素敵
誰もが主人公になりそうで、画面の隅々まで見ようとしてしまう。
街や建築や、更にその一部(ガラスや柱やインテリア)が舞台の一部として目一杯使われている。どこを切
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殯の森(2007年製作の映画)

3.5

グループホームの日常は色んな声に溢れているけど、本当の気持ちは言葉少なに、ミニマルに表現されている。

こうせなあかんってことはないんやから。という言葉がふたりを森へ連れ出す
普段蓋をして隠している悲
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.0

なんでそんなに無愛想なの?
なんでnoしか言わずにすぐ逃げるの?
なんで1人で突っ走るの?
なんで話そうとしないの?
この人はなんて自分の心に正直な人なんだろう。
そういうもやもやが、最後の最後に歌へ
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.5

ばらばらの時代のばらばらの些細な出来事が世界を救う話…伊坂さんの話は世界を救う話が多い そして濱田岳がかわいい いつも

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.6

廃れ具合と土埃っぽさが美しい
でも
平穏を乱す妹を嫌悪しながらも、でも自分たちはやっぱり吸血鬼なんですよね 人とは違う それが一層二人を二人だけにしている感じがした

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