20年以上ぶりの再鑑賞。
この話のテーマは単純化すれば、実の家族とヤクザの疑似家族とどちらを取るか天秤にかければ疑似家族の血の方が重い、組同士の戦争は妻同士の戦争でもある、と凝縮できる。
岩下志麻、か>>続きを読む
いい役者そろえてる。
特に石橋蓮司と桃井かおりがコメディーやるとこうもハマるもんかねぇ。この二人の掛け合い見れただけで甘めの高評価。
桃井かおりは若い頃から変わらず、独特な魅力が衰えないなぁ~。タバコ>>続きを読む
1970年のサスペンス。
松本清張原作、岩下志麻主演の映画を1971年「内海の輪」に続いて鑑賞。
母親とその恋人(しかも不倫)との濡れ場を目撃した7歳の少年がその男に対していだく殺意がテーマで、「天城>>続きを読む
お互い伴侶がいながら、瀬戸内海を一緒に旅行する岩下志麻と中尾彬。そして蓬莱峡での結末。原作は松本清張だがミステリーの要素は無し。女の燃え上がる情念のみが描かれている。
余りにも何も起こらな過ぎて退屈>>続きを読む
向田邦子原作で豪華女優陣共演の作品。
四人姉妹それぞれの秘密が隠せてると思う方と、実はそれを知ってる方。まさに阿修羅の世界。
かつて原作を読んだことがあるが、その時の印象と比べると演出が過剰気味。もっ>>続きを読む
松田優作ファンにとって彼の演技が見れるということと、当時流行ったジョー山中歌うテーマ曲以外には何も得るものがない。これで人間の何を証明したんだろうか。
公開当時は相当テレビコマーシャル打ってて「8時だ>>続きを読む
小津安二郎の遺作。岩下志麻見たさの鑑賞。
妻に先立たれた父が娘を嫁に送り出すまでの話。
昭和30年代の生活感がカラーで見られるのが嬉しい。
ストーリーは小津作品らしく、いかにも何か大変な事件が起こりそ>>続きを読む
不自然な点二つ。
①医者に対して、過去の臓器移植の跡を銃弾一発の傷で隠せるだろうか。
②最後の記者会見の内容が国民に向けた告発としては支離滅裂。
復讐劇の主犯が逃げ切ったのはまぁ良しとするとして。
何のための戦いなのか、全くわからない。でも何故かブラジルのド田舎の雰囲気に引き込まれた。
それだけー。
正直なところストーリーは期待ハズレ。
ビートたけしの自叙伝の劇団ひとりによる映画化。
たけし役の柳楽優弥と師匠役の大泉洋は怪演だったと思うが、すべてのシーンの演出のエッジがヌルい感じ。たけし本人に作らせたらもっとインパクトのある映画になっ>>続きを読む
甘酸っぱい高校生の青春ストーリー。
登場人物全員バイタリティーあるんだけど会話が冷めきってるギャップが最高!思春期にこんなに色んな経験したかったなー。
この頃の桜井日奈子はとくにかわいかったなー。最>>続きを読む
高校生の頃に読んだ吉田秋生原作の『吉祥天女』が映画化されていたと知って見てみた。原作とはストーリーが大きく違っていて作品の持つ雰囲気もよりどぎつくなっており、神がかり的な力が働いているのかそうでないの>>続きを読む
日本侠客伝シリーズ全11作中最終作品。
このシリーズは高倉健がヤクザではないのにヤクザに戦いを挑むストーリーが定番だが、今回は特に異色で北陸の郵便局員がヤクザに対抗する話。
前半は子供のケンカのような>>続きを読む
前半、安楽死を実行する側は倫理的に是なのか非なのか を問うのがテーマかと思われたが、、、後半はその実行者が人の生死をコントロールすることができる神になった恍惚感に浸ることを目当てにしていた と流れが変>>続きを読む
山田孝之と中村ゆりの短編二人劇。
久し振りに会った昔の恋人のぎこちない会話。細かい演技が冴え渡ってる。
散髪って終わって外に出た時にちょっとだけ生まれ変わったような、新しい世界が広がってるような 気>>続きを読む
ダーヤラー、ダダダダーヤラーー♫
という渋いメインテーマ曲。それとダークなストーリーに似つかわしくなく時折挿入される南国調の脳天気な曲の対比が笑わずにはいられない。色々と突っ込みどころ満載の作品だがま>>続きを読む
高倉健に加えて藤純子、鶴田浩二の魅力も存分に味わえる豪華な作品。
藤純子は壺振り師であり入れ墨の彫り物師でもある。仁義を切るシーンは見ごたえあるし、任侠道とは一味違う彫り物師の美学も垣間見える点が特徴>>続きを読む
石炭の荷役を生業とする、カタギの永田組とヤクザの伊崎組の戦い。
ヤクザ映画では悪役定番の山本麟一がカタギ側にまわっている点、ヤクザ側に二谷英明と小松方正が名を連ねる点、ヒロイン星百合子に壺振りで彫り>>続きを読む
感想は二点。
まず、途中で出所してくる期待の兄貴分江夏に起用された大木実が格下役者過ぎる点。インパクト薄々。だから出所後直ぐに殴り込みに行ってピストルで打たれて死ぬ。梅宮辰夫か安藤昇くらい起用してもう>>続きを読む
35年前に映画館で見てインドの雰囲気に魅せられて、その後3度インド旅行に行くきっかけになった作品。
全編に渡ってコメディー的なシーンでは、フリで一旦カメラを外しもう一回カメラを向けてオチを見せるという>>続きを読む
ヒッチコック1931年の作品。
舞台俳優間の殺人事件。
何故かドイツ語で取られた珍しい作品。
スリラーの原点的作品だから点数つけるのは難しい。
あえて感想を書くとすると、、シンプルだけど味がある。
殺>>続きを読む
浅草の演芸場同士の縄張り争いで、一方が堅気でもう一方がヤクザという構図。
高倉健の助演が長門裕之でその二枚目役がどうもしっくりこない。やっぱりオチャラケ腰巾着的な役で見なれちゃってるからだろうな。
で>>続きを読む
この世の地獄って見たことありますか?ってテーマだったけど、あまり刺さらなかったなー。こういう理由で父親が実の娘に性行為を求めることがあるんだな、と言うのか勉強になった。
久々に竹内結子が見れた、それ>>続きを読む
正直なところ鑑賞直後の感想は 残念 の一言。
引きのカメラアングルが多く尺をながーく取っているのが客観性を強めて過ぎている。壮大な歴史劇感を狙ったんだろうが、各登場人物の特徴が掴みにくくなり人間的な魅>>続きを読む
ティモシーの007一作目。
ロジャー・ムーアからの流れを完全に継承してるが、どうも面白みに欠ける。ボンドの危機にさらされた中でも余裕をかませるジョークが一切なく、真面目一辺倒。
アクションも派手な設定>>続きを読む
1963年のヒッチコックの作品。
新聞社社長令嬢の破天荒な恋愛と、カモメとカラスが集団で襲って来ると言うどちらもぶっ飛んだ話が組み合わさってるストーリー。
鳥が凶暴化した理由も彼氏の家庭の雰囲気がなん>>続きを読む
IMAXで鑑賞。
ストーリーとしてはボンドの人間性を深く描くグレイグシリーズの完結編として、強引にまとめたように見える。
果たしてカジノロワイヤル作成時からこの結末は決まっていただろうか。
とはいえ、>>続きを読む
ダニエル版007の三作目。
大好きなシリーズなので評価は辛口になってしまう。
ボンドは敵の懐に飛び込んで行くのが定番だが、ここでは敵の襲来を待ち伏せするという特殊なストーリー。
ボンドが船上で夜這い>>続きを読む
東京の地下芸人の横須賀歌麻呂自身が自分を演じている自伝的ストーリー。
上映後、地下芸人の親分的存在の居島一平氏のシネ漫談とセット。
テレビに出られる可能性が微塵もない下ネタオンリー芸人の歌麻呂や他の>>続きを読む
前作カジノロワイヤルを☆4.2としてるのでこちらは☆3.8。
込み入った人間関係、組織関係の説明セリフが早すぎる。狭い場所での格闘シーンのカット割りが短くて早すぎるし、アップ過ぎて何が行われてるのかが>>続きを読む
拳銃使ったカンフー映画。アクション映画ととると非常にそこが不自然。コメディーとしても中途半端で薄っすい。
木村文乃の役柄が意味無さすぎ。文乃ファンとしては耐えられん。トホホ。
中学生の頃見たくてしょうがなかった映画がYoutubeで無料。見てみた。
1997年作品。大山倍達役に千葉真一を起用しているものの低予算で作られている感が否めない。
クライマックスの敵アジトへの殴り込>>続きを読む
なにこれ。面白いのは最初の設定だけ。その後なんの説明も無くただ訳のわからないまま話が一巡する。最低限のテーマすら見つからない。
もっと面白い展開がいくらでも描けたはず。感性研ぎ澄まされた映画ファンには>>続きを読む
まあコメディだからねー、って感じで。
「本物も偽物もない、信じればそれが真実」「なりたいと思った者に成れる」
ナイフのくだりはスティングのオマージュね。
ビビアン・スー お久しぶり!
長澤まさみ上手>>続きを読む
前2作に比べるとどうしても許容できない箇所がある。ゴールドフィンガーの手下の中国人どもの制服が超ダサい点。これは後のロジャー・ムーア版にも引き継がれるが。。寸足らずのグレーのパンツに白ソックスにカンフ>>続きを読む
超低予算で面白い映画の代表かな。
USのドラマLostに雰囲気が似てたがラストの尻切れトンボ感も似てる。90分ものだからそれはまあ良いとしても、インド系のコンビニ店員の金庫に関してもう少し情報がほしい>>続きを読む