マンネンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マンネン

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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

3.9

アマプラで大列車追跡のみ鑑賞。

結果オーライのドタバタ ハチャメチャ コメディー。
汽車を使ったアクションなので当時としてはかなりの費用がかかったと思われる。

交渉人(1998年製作の映画)

3.8

人質事件を解決する交渉人が、人質を取って立てこもるという話。
なかなか面白い設定で、交渉人同士のやり取りが緻密でスリリング。
ただその設定に持っていきたいためにちょっと無理な展開が何箇所が見受けられる
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.1

なんか安っぽいのはどうしてか。シーン毎に絵に重みがない感じがする。
主演が格好良くないのと、中途半端な日本文化の取り込みが失敗してる。西洋人に日本刀振り回させるとこんな感じになっちゃうのね。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

日本版スタンド・バイ・ミーかと思いきや、それを上回ってきた。
子供の頃の淡い記憶が蘇ってくる。子供だからこその残酷さも含めて。
子役が上手い!

流浪の月(2022年製作の映画)

3.1

広瀬すずの大ファンなら楽しめるか。
ロリコンに対する理由やてん末を深く描いているが、男としては辛い真実。ギリギリはっぴーエンドなのかなぁという難しい終わり方。

彩り河(1984年製作の映画)

2.7

松本清張の原作ではあるが、ミステリーの要素はゼロ。
名取裕子か絶頂期の美しさを放っているのが唯一の見どころ。それ以外見るところなし。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

安楽死ね是非を問うのではなくて、既に公的に施行されたあとの話。
カットの切り替わり間にどれくらいの時間が立ったのか考えながらの鑑賞が必要。
倍賞千恵子の圧倒的な演技力に孤独と死の関係を深く考えさせられ
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億男(2018年製作の映画)

3.9

落研で芝浜を得意にしてたってところから落ちは見えていたが、それでも感激した。逆に芝浜を知らなかったとしたら薄味のストーリーと感じたかも。

マラケッシュのフナ広場、懐かしかった。

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

娘がアメリカのスティルウォーターからフランスのマルセイユに留学している際に殺人犯に問われてしまった罪を無罪と信じて真相解明に奔走する父親の話。
最後には無罪が証明されてハッピーエンド?直接手を下してな
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

固定観念にとらわれてちゃじだいにとりのこされるだけ。大きく次の一歩を踏み出さなきゃ先がない。難しい程楽しくて良いじゃない。っていう元気が出る話。

張込み(1958年製作の映画)

3.8

質屋強盗の犯人を警視庁一課の刑事二人が犯人の元恋人の家の前で張り込む話。
夏の暑い日に東京からはるばる佐賀まで汽車で移動するシーンや、家庭の何でもない普段の生活風景などに長い尺を取っていて旅をした様な
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.8

期待大だったんだが肩透かし。
全体的に話がピンボケしてる。
怪物も安っぽくて拍子抜け。

(1957年製作の映画)

3.0

松本清張原作ものとしてはレベルが低い。
印象に残ったのは若き日の岡田茉莉子の美貌と不気味なテーマ曲。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.1

遠いところを通ってグルっと一周廻ってくるって感じかな。
あまり集中して見てなかったんで、もう一回見ないと分からない。でももう一回見るほどストーリーに魅力無い。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.3

見慣れた第二次大戦の映画に比べて第一次大戦は白兵戦が中心で生々しい。

終戦15分前の突撃になんの意味があったのだろうか。

貸間あり(1959年製作の映画)

3.1

よろず引受人という職業のフランキー堺が主演のドタバタ喜劇だが、テンポが早すぎてよくわからないところも多かった。

緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

3.5

緋牡丹シリーズ第一弾。主人公役の藤純子と助演の高倉健のバランスがいい。

藤純子の昭和残侠伝シリーズや日本侠客伝シリーズなどでの、ブリブリの乙女チッな演出は見るに耐えないが、渡世人役はバッチリハマって
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追憶(2017年製作の映画)

3.1

あまりこの世界観に入り込めなかった。
なぜなんだろう。全体的に必然性の描き方が弱いので、これが運命なんだって言われてもなぁ、ってところか。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

長い割には何が描きたかったのかテーマが伝わってこなかった。トム・ハンクス演じるマネージャーのパーカー大佐も登場回数多い割には人柄が伝わってこない。
それぞれのヒット曲が山あり谷ありのエルビスの人生のど
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟独特の不思議な世界観。ただオチがわからない。最後の最後に奥さんが難なく勝つってオチを期待したが。。
トミー・リー・ジョーンズの持ち味も引き出しきれてない。

ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.6

リタイアした二人の男が"アパランチアン・トレイル" 3,500kmに挑戦する話。
山歩きが当然今までの人生の歩みと重なる。人生に既定路線なんかない。山あり谷あり紆余曲折あって人生。人生の成功は他人が決
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.2

普通に考えたらバカバカしいことも、教義に当てはめて宗教的に解釈してしまう恐ろしさを、コメディー仕立てで茶化してる。もう少し恐ろしさを全面に出したほうがバランス良かったんじゃないかな。

浄化ってカルト
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ブリット(1968年製作の映画)

3.6

マックイーンが最初から最後までクール。何があっても感情をあらわにしない。そこがカッコいいんだけど物足りなさも感じた。
最近のアクション映画を見慣れてるからかカーチェイスシーンや空港での追いかけっこシー
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

激アツだった。
熱量が赤を超えた青。
クサいけどクサ過ぎないさじ加減。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

お家騒動に勧善懲悪。中途半端にもほどがあるってところで続編に続く。続編はアマプラでは有料。どうしようかな~。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

アマプラで評価高かったので見てみた。
ハードボイルドとコメディーのバランスがもう少しだけどちらかに寄せてくれれば更に良かったんだけど中途半端。
アクションは爽快だったが、そりゃあり得ないでしょっていう
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

全編通して感情を表に出さないセリフの応酬で話が進む。それが逆に熱い想いを伝える不思議な映画。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

はじめから9割くらいはファーゴを彷彿とさせる。正当防衛の殺人が、次から次へと島の住人を巻き込んで大きくなっていく。そのくだりは面白かったが、最期の最期に無理くりすぎるどんでん返し。納得感無しのイヤミス>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

ろうあ者ばかりの漁師の家族の中で一人だけ健常者の娘ルビー。彼女は子供の頃から家族全員の通訳として使用人のような位置付けだった。聞こえる者と聞こえない者は同じ世界を共有できないということをお互いが納得し>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.9

とにかく長い。3時間超えでトイレが心配だった。
ボリウッド・アクション映画らしくストーリーもアクションも突き抜けてたがダンスはちょっとショボい気がした。
とにかく残虐な英国の将軍を倒す話だが、なぜかそ
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.9

中途半端にCUBEに意味をもたせようとするとこんな感じになっちゃう。やるなら個々人の人物像をもっと描いてからじゃないといけない。杏の立ち位置も見え見えだし。
本家にもCUBE1、2、3があるが、唯一1
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砂の城(2017年製作の映画)

3.6

2003年、イラク戦争で、壊れた水道を修復する話。イラク人にも敵と味方が入り混じってて全てがなかなか前に進まない。時々戦闘に駆り出される。何がテーマなのかイマイチ分からないがイラク戦争はこういうモノと>>続きを読む

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.9

イスラム国に連れ去られた家族を取り返す任務を遂行する元警官SWATの話。
米英の戦争とは違う判断基準がリアリティーあり。戦闘シーンの臨場感も申し分無し。