primoryeさんの映画レビュー・感想・評価

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八月十五夜の茶屋(1956年製作の映画)

3.6

What was true at the beginning remains true. Pain make man think, thought make man wise, and wisdom >>続きを読む

私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)

3.8

なんてキュートな映画なんだ

ロシア人の憎めない茶目っけが、あの寒いモスクワを暖かく感じさせてしまう。

最初の入りも、最後の歌もめちゃいい。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

借金と子どもをこさえるのだけは得意

この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らない。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

Violence begets violence

If you get in the circle, nobody can return.

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

アメリカ人って良い意味でも悪い意味でも極端だよね

東京画(1985年製作の映画)

3.7

笠智衆を作ったのは小津安二郎だったんだな。

フィルムで撮ると、固定ショットでも小刻みに画面が揺れていて、それがどこかその風景に動的な印象を与えるのだから不思議だ。

もののけ姫 4Kデジタルリマスター(1997年製作の映画)

4.1

あの人間の一員である自分を呪いつつも、それでも生きろという屹立したメッセージを受け止める。この物語を生んだこの島国の歴史と自然の一部たり得ることに、包み込まれるような深い感動を覚えた。

知ってたはず
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宝島(2025年製作の映画)

3.5

俳優陣の力んだ芝居に頼りすぎて、あまりにも人物の目的の不明確さとセリフの浅さとシーンの冗長さが目について、この島の歴史と現実が置いて行かれている気になってしまった。内地ではウケるのかもだけど、うちなん>>続きを読む

DREAMS(2024年製作の映画)

4.0

言論の自由は死に際に手を握ってはくれない

なんで映画が好きなのか、少しだけ分かった気がした。自分の現実とは何の文脈もない場所に、知らぬ間に連れて行かれて、誰でもない人としてその傍観者になることが、ど
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SEX(2024年製作の映画)

3.7

タトゥーは、深刻な幻肢痛

子供の前で赤裸々にセックスの話をできることは、果たしてあるべき親密さと言えるのか笑というのは置いといて、アナルセックスについての夫婦の会話をみんなで観る経験は、映画館じゃな
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.6

んー昔ながらのハリウッド映画って感じは伝わるけど、それにしても殺し方をこねくり回してる感が拭えなかった笑

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.7

アメリカ人女性のここぞって時のI’ll kill youってなんか響く。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

Women love that shit.

広大なアメリカの景色をバックに男たちを翻弄し最後まで運命を選びとった女性たちの姿が、その時代のある側面を捉えたんだろうな。

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

寓話のような昔話のような幻のような子供の頃の思い出が、おかしな客人たちに彩られて、賑やかなのに哀愁と優しさで溢れていた。

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版(1987年製作の映画)

3.7

本物か偽物かなんて、時の違いしか変わらない。

静けさの中に、映画があった。

断崖(1941年製作の映画)

3.7

蓮實重彦の冒頭の解説を読んだら、確かに観客は知らず知らずのうちに、ヒッチコックの計算によって物語の風土に納得させられていることに驚きました。

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

3.6

誰しもが孤独で、その孤独をミルフィーユのように塗り固めて、愛を求めていた。

まだ理解しきれないなー。

黒薔薇昇天(1975年製作の映画)

3.7

ファックやで!
行ったらあかんで!

ファックでローラースケートは吹いた。

黒薔薇昇天ってそういうことね笑

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年製作の映画)

3.7

浅草国際劇場なんてあったんや。

振られるやつが2人出てくるのは珍しいね

千年女優(2001年製作の映画)

3.9

記憶と時間と空間を行き来できてしまう映画の持つ表現の広さを、これだけ感じさせられるのは、もはやアニメだけなんじゃないか。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

3.7

物事は単純だ。お金というものができるずっと前から、僕たちは誰かを想って生きてきた。金の多さに泣くことはなくても、たったひとりに優しい言葉をかけられるだけで涙してしまう人間なのだから。

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

3.7

これから先どんな時代になっても、どんなに本を読んでも、どんなにデータを読み込ませても、寅さんのように愛は説明できないだろう。

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

3.7

「迎えに来てくれたの?」
「バカヤロウ、散歩だよ」

遠目で電車から降りたのは見えただろう。わざわざ少し離れて背を向けたのだろう。誰かが待ってくれているというだけで、この世界は美しい。

寅さん、一番
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男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年製作の映画)

3.7

今度の土曜コーラス行こうね!

その子が誰の子であっても、赤ん坊を愛らしいと思う感情が繋ぎ止めた、人と人との縁はどれほどだろう。

夏の砂の上(2025年製作の映画)

3.8

とてもいい映画を観た。あの長い坂を登るときに、長崎の人々が思い起こしてきた時の深さを映像から感じた。

やっぱり、髙石あかり大物になるな。

私たちが光と想うすべて(2024年製作の映画)

3.7

All we imagine as light

都会は人から時間を奪う。ハエが光に群がるように。

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年製作の映画)

3.7

吉永小百合、花火よりも目が行く。

賢くなった大人たちの気遣いでは辿り着けない、人に響く力は、寅さんの明け透けさにあるのだろうか。

寅さん泣いたのはじめて!?妹に黙れ未亡人は笑うしかない。

男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.7

あれが岸恵子なんだ。確かに綺麗。

あと寅さんの女性蔑視がひどすぎる笑
まあこれも時代の側面ということで。

男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.7

さくらが財布にお金入れてあげるシーンはなんかグッときた。

闇に浮かぶ白い肌(1972年製作の映画)

3.6

白い肌の浮かぶグランドピアノは確かに印象的だった。

男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)

3.8

八千草薫!おいおい、寅さん何してんだよ、そりゃカッコつかないぜ。

生易しくない恋でも見つけに、俺もキッチャテンでコーシーでも飲もうかな。

三角フラスコ!封建主義者!は笑った。

男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

3.7

吉永小百合の圧倒的上品感。それでいて何かを胸に秘める遠い目。名女優も頷ける。

最初の寅さんカッコよかったな。