namさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ドラゴンロード(1982年製作の映画)

3.5

「ギネス認定のテイク数!スポーツに恋愛の青春カンフーコメディ」

1982年製作。
「ヤングマスター師弟出馬」と「プロジェクトA」の間の時系列で、監督、脚本、武術指導までジャッキー。カンフー期とスーパ
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ポリス・ストーリー3(1992年製作の映画)

4.0

「ミシェル・ヨー&ジャッキーの最強バディ!」

「Everything Everywhere All at Once」が待ち遠しく!元々エブエブはジャッキーが主人公の想定だったりもしたらしく縁のある2
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

「報道に至るまでの悪しき風習を探る実話に基づく社会派ドラマ」

ワインスタインの事件は知っていたものの、映画業界、そして世界に#me too運動として波及した大元でもあるので作品になるのを待望してまし
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

「映画音楽のマエストロ モリコーネの半生から映画史を知るドキュメンタリー」

映画界に大きな影響を与えたエンニオ・モリコーネ。彼の作品の一部しか観てないもののどれもが記憶に残る楽曲ばかり。

そんな惜
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恋のいばら(2023年製作の映画)

4.1

「イマカノ&元カノの歪な協力関係の行方」

イマカノと元カノという最悪の取り合わせの2人が彼氏へのリベンジポルノの阻止のために結託するというプロットが興味深く、さらには近年多作でポルノ映画も撮ってきた
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クレージーモンキー/笑拳(1978年製作の映画)

3.9

「喜怒哀楽の感情で闘う!ジャッキー初監督作!」

1979年の作品。蛇拳、酔拳が本国と日本でも当たりつつ、製作スタッフは前2作のユエン・ウーピンではなく、ジャッキー自ら監督、脚本、武術指導まで行い、単
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.9

「女性版トランスポーター×LEONなクライムサスペンス逃走劇!」

Filmarksオンライン試写にて。

凄腕ドライバーの運び屋もの。
類似の作品としては「トランスポーター」シリーズや「ベイビードラ
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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

4.0

「ジャッキーの出世作!コミカルアクションの原点!」

1978年本国公開、日本では「ドランクモンキー酔拳」のヒット後の1979年に2作目公開。

ブルース・リーの後継者候補としてシリアスな路線がヒット
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少林寺木人拳(1977年製作の映画)

3.2

「歪な師弟の絆 ジャッキー初期カンフー期の人気作」

製作、本国公開は1976年とジャッキーがまだブレイクする前の作品。日本では1978年の「ドランクモンキー酔拳」「スネーキーモンキー蛇拳」「クレイジ
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.7

「オリエント急行オマージュな列車を舞台にしたミステリー&迫る黒の組織」

4月公開の最新作「名探偵コナン 黒鉄の魚影」に向けての予習として。コナンのキャラの中では哀ちゃん推しなので楽しみなので予習のた
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.1

「日常にちょっとした"高鳴り"と夢を乗せて走る!」

新年に初めに相応しい前向きな作品でした。

イギリスのウェールズを舞台に実在した競争馬の話をベースにしたストーリー。

展開は王道のサクセスストー
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.1

「パンデミック×航空パニックのリアルな恐怖を描く」

韓国産のパニック映画はクオリティも高く信頼してるので、さらに航空パニックものにも当たりも多く、かつソン・ガンホとイ・ビョンホンのW主演とくれば観な
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.9

「栄枯盛衰!スタントマン目線で語られる香港カンフー映画の黄金時代の裏側」

ドストライク世代は自分より一回り上の40代の方々かとは思うものの、自分も幼少期はテレビやレンタルでジャッキー映画に慣れ親しみ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

「往年のミュージカル作品へのリスペクト溢れる大人のラブストーリー」

劇場公開時以来の鑑賞。
直近で過去のミュージカル作品を色々観ていると、ララランドのオマージュの元ネタとも言えるシーンがいくつかあっ
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.8

「ザッツエンタテインメント!舞台のバックステージを描く王道ミュージカル」

1953年の作品。
「パリのアメリカ人」のプロデューサーアーサー・フリード、監督ヴィンセント・ミネリのコンビの王道ミュージカ
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The Stunt Double(原題)(2020年製作の映画)

3.7

「デイミアン・チャゼル監督が手がける9分間の縦型ショートムービー」

「ララランド」でわずが31歳でオスカーの監督賞を獲ったデイミアン・チャゼル監督による短編作品。iPhone11Proのプロモーショ
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.8

「パリでの4人の恋愛模様を描く名作ミュージカル!」

ジーン・ケリー主演の1951年のラブコメミュージカル。やはりこの時期のミュージカルは明るく陽気で、タップの軽快なリズムも素晴らしい。

ストーリー
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Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

4.2

「どんなファンの心の中にもあるMr.Childrenの歌声」

2023年映画初めにMr.Childrenの30周年ライブツアーのドキュメンタリーである本作を。

個人的な状況としては学生時代にベスト
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.1

「変わり者の画家の半生と彼の見た美しい世界を描くヒューンドラマ」

2022年の映画館納め。

擬人化した猫のイラストで有名なルイス・ウェインの半生を描く。彼の名前は知らなかったのですが猫のイラストは
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.8

「天才少女が知恵と勇気で革命を起こす学園ミュージカル!」

「チャーリーとチョコレート工場」などのロアルド・ダールの原作にした学園もののミュージカル舞台化→さらに映画化したもの。

学園ものでありなが
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

「美しくカラフルな映像で贈るミュージカルラブストーリー」

パルムドールも獲った名作ミュージカル。

途中で曲が入るタイプでなく、全編のセリフが全て歌になっているタイプです。

1950年台のフランス
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

3.8

「1人の女性の死から始まるドキュメンタリー」

NETFLIXドキュメンタリー。
アト6で紹介されてたので知り鑑賞。

轢き逃げで亡くなった女性。そこに夫と息子を名乗る2人が現れるが、母親に連絡した所
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

「収容所で希望を諦めずに生きた男の手紙」

評判の高さが気になり鑑賞。
まずジベリア抑留という歴史的事実を知らなかった事が日本人として恥ずかしい限り。

第二次世界大戦の終戦直前のバタバタでこんなにも
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禅 グローグーとマックロクロスケ(2022年製作の映画)

3.4

「かわいい×かわいい 奇跡のコラボ」

ルーカスフィルムとジブリのコラボが11月に発表された際はどんな作品なのか浮き足立ちました。

そして即日に発表されたベビーヨーダことグローグーとマックロクロスケ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.3

「圧倒的な映像美の水中表現!異世界を体感!」

Dolby cinema3D、HFR上映にて。
IMAXなどと見比べた訳ではないですが、Dolby cinemaとかなり相性がよく特に恩恵を受けたと感じ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.4

「大富豪の住む孤島で起こる新たな事件!」

前作が大好きなミステリーだったので期待値上げめで楽しみにしてました!

そんな期待を越えてくるストーリーで最高でした
何が起こるか分からない序盤のワクワク、
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

「静かに淡々と描かれるケイコの日常」

今年は何かとろう者関連の作品も多く「コーダ あいのうた」やドラマ「silent」など話題。

実在のろう者の女性ボクサーをモデルに岸井ゆきのさんがろう者のボクサ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.9

「社会問題にも切り込む中学生達のヒューマンドラマ」

原作未読。
ほぼ前情報なしで臨んだので、7人が謎の城に集められると聞くとてっきり協力しての謎解きや脱出ものなのかと思いきや、ちゃんと毎日家に帰れて
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

「親子、友情。優しさに溢れたひと夏の物語」

日比谷シネマフェスティバルの監督登壇付き野外上映にて。

「南極料理人」や「さかなのこ」の沖田修一監督らしいユーモアや優しさに溢れた優しい世界でした。
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フットルース(1984年製作の映画)

3.9

「ケヴィン・ベーコンがダンスで街を救う!青春ダンスムービー!」

間違って先にリメイク版を観てしまったのでオリジナルも合わせて鑑賞。フットルースとケヴィン・ベーコンと言えば「ガーディアンズ・オブ・ギャ
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フットルース 夢に向かって(2011年製作の映画)

4.0

「抑圧された青春をダンスで取り返す!」

ずっと観ようとしてた「フットルース」だ!と思い見始めたらリメイク版と最初は気づかず80年代の作品にしては映像綺麗だなと思いつつしばらく観てました笑 こちらは2
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.1

「美しき人工知能を巡る密室サスペンス!」

アレックス・ガーランド監督の最新「MEN」が難解でとんでもなかったので、やはりこちらの方が分かりやすくバランスが良かった。

天才IT社長の住む孤立した別荘
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.2

「細部にまでこだわったデルトロ版ピノキオ!」

今年はピノキオ映像化ラッシュが重なりイタリアが「ほんとうのピノッキオ」では原作に近い不気味なダークファンタジーを、ディズニーはゼメキス監督により、子供か
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

「美化されすぎる騎士道物語へのアンチテーゼ」

A24作品、ポスターや予告編の雰囲気や公開規模からも普通のダークファンタジーではないとは想像ついたましたが想像通り、美しくそしてシニカルな目線を含んだダ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

「無意識に女性に向けられる有害な男性せい」

これは今年観た中でダントツ変な映画でした!
好みは分かれそうなだけで映像は美しいし、メタファー満載な衝撃度が強めな尖った作品なので素晴らしいとは思います。
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七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.4

「ウッチャンのキレキレのアクション!オタク達の凸凹チームの奮闘!」

92年の作品。何かの番組(イッテQかな?)で紹介されてたウッチャンのアクション目当てで!

映画初主演のウンナンの2人(まだ20代
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