「ジャッキーの出世作!コミカルアクションの原点!」
1978年本国公開、日本では「ドランクモンキー酔拳」のヒット後の1979年に2作目公開。
ブルース・リーの後継者候補としてシリアスな路線がヒットしなかった中、初監督だったユエン・ウーピンと共に痛さを強調したり、無声映画のハロルド・ロイドやバスター・キートンなど喜劇要素を付加したコミカルなアクションもの。
これが中国で当たり、続く酔拳で不動のアクションスターに押し上げた作品。
ストーリーも笑えるし、アクションは凄いしと満足な内容。蛇形拳と鷹爪拳の流派の争いとコミカルパートとしての道場同士の争いを見せつつ、下働きだったジャッキーがユエン・シャオティエン演じる師匠と共に蛇拳の使い手へと成長していく。
飄々とした師匠と地道な修行などはその後1984年に連載されたドラゴンボールにも影響与えたのではないかと思うし、今作のラスボスのビジュアルはまんま桃白白です。
また子供が真似したくなるような修行シーンに、流派同士の特徴のある対決シーンなどアクションも多めで飽きないです。
酔拳とほぼ同じスタッフで作られているので酔拳好きの方もこちらはぜひ。