1さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

息を殺して(2014年製作の映画)

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工場に泊まり込む、サバゲー、犬が工場に迷い込んで皆で捜す、年末年始という要素が日常のなかに潜む非日常を生み出している。途中からは日常が逆転し、非日常になっていく。死んでも尚、触れることができる、あのシ>>続きを読む

トントンギコギコ 図工の時間(2004年製作の映画)

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子供たちに対する視線が撮影の中に含まれていたのが1番良かった
美術室の光の入り方がぜいたくだなと思った、学校でしか見ることができない光の色って確実にある

牝犬(1951年製作の映画)

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鏡を通して自分を見つめ、他者を通して自分を見つめたが、結局自己保身に走り他者ではなく自分を守った結果だと思った
もうエミを見ていない顔の表情から展開が観客側に嫌でも理解させられてしまう瞬間があった、未
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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怖くて何回か普通に笑ってしまった
走って行くふたりを光が追いかけてくるような画がすごすぎる どうやって撮ったの
渡辺大知のこちらを見つめてくる一瞬の表情もすごかった、朝子の過去と未来を想起させる顔をし
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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傷ついたり不完全だったりも楽しみのひとつだということ、苦しみを分け合える相手

散り行く花(1919年製作の映画)

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ずっと観たかったー授業で観れて嬉しい
有名な笑うシーンはどこも笑っていないということがわかる

2/デュオ(1997年製作の映画)

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映画はある程度展開を予想できるし台詞も予測できる、けれど本当の現実世界では相手が何を言うのか何を行動するのか完璧な予測は不可能だということを改めて啓示している
即興だからカメラワークが時折戸惑ってブレ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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画が決まりすぎていて怖くなってしまう
エドワード・ヤンの画からは個人的にどこか死後の世界のようなものを感じる、完璧を上回ると死を連想するのか

情を捨て切るって難しいのかもしれない
なんといってもラス
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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他者とは徹底的に分かり合えないし、他者によって傷つくこともある、しかし、我々は他者がいなければ生きていくことができない
ならば、どうやって他者と共に生きていくのか、そもそも他者と共に生きるということは
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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「とうもろこし好きだよね?」
「普通です」

帰省した時に実家が結構ガタきてるところあるなって実感することあるね 離れたからこそわかることもある、権威的に見えていた父親がただのひとつの人間だったと気付
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駅馬車(1939年製作の映画)

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女性同士の友情が描かれていたところが、1番自分は好きだった

ソナチネ(1993年製作の映画)

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音楽が良すぎる、コメディとシリアスの対比
ロングショットの使い方が上手い、花火のシーン、狙撃シーンなど

「なんかもう嫌になっちゃったよ」の後の表情

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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リーゼント集団ってだけでなんでこんなに面白い、犬も赤ちゃんもきちんとリーゼント

夜青くなった空をバックに車が走っていくショットがめちゃくちゃ良すぎる
流れる音楽がどれも良い、ふわっとした笑いも好き

晩春(1949年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず父親、笠智衆の顔が良い、優しさを持った顔つき

帰り道のシーン、二手に分かれるところでこれからの展開を暗喩している、結婚した後に一切原節子が出ないのがとても良い
完璧すぎるラストカット
ずっとしみ
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

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コメディのような地獄のようなコメディのような地獄

めまい(1958年製作の映画)

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この終わり方以外はありえないと思ってしまう

汚れた血(1986年製作の映画)

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カット割と画が格好良い
色彩もバチバチにイケている
カメラワークでストーリーを語っていた

アンナが泣き出すまでの演技
行動の痕跡を見た方がその人のことを思い出すってことある

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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イサベル&アナ姉妹がとてもかわいい、それは容姿的な可愛さだけでない
骨のドン・ホセに目をつける時に先生が背の届かないアナのために踏み台を用意するところなど細かいところまで「子ども」を表している

子ど
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夜の人々(1948年製作の映画)

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ムルナウのサンライズでも同じこと思ったけど、他人の結婚式でかつての自分たちを重ね合わせて見てしまうのが良い

パラダイス/半島(2023年製作の映画)

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演技が全員演劇っぽい

登場人物みんなが真英のおじいさんの家にしか居場所がなく、縋りついているようにも見えた
夕方に起きるで夕起、いい名前

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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薄暗い世界の中での生活の息苦しさが嫌というほど丁寧に描かれており、窒息しそうになる
この世界は変えられないし、他者も変えられない、唯一自分の意志で変えられるのは自分しかいないけれど、それも容易ではない
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モダンかアナーキー(2023年製作の映画)

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最終日なので舞台挨拶有り
監督・杉本大地さんの声と話し方が良かった

opがバチバチにイケてる、スケボーをやりたくなる
即興的に撮られているところもあった、特に家の中のシーンとか
ハナが車内で話してい
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

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小川あんさんの瞬きもせずに見つめる演技、力強さがあって良かった
憑依した後、無性に感動してしまった
こんな相合傘の仕方あるんだ

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

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窓を使ったショットが凄い

自分もクラブでひとり座り込みたい

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

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ずっと観たかったので観れて良かった
最後も彼女を見ていない
本当に人を見るということは何なのか?

夜来風雨の声(2008年製作の映画)

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基本フィックスだけど役者の動きや光によって画が変わっていくのが面白かった
特にどんぐりを渡すシーンがすごい
パンのための仕事、カーテンのための仕事

煙草を盗む瞬間が1番どきっとした