1さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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自省させられる映画だった
妻を失ったことは家福にとっての罰だと思ったから、観た後に自分はきちんと他者と向き合って生きているのか、生きてきたのか、生きていくことはできるのか、他者も自分も許して受け入れて
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

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ジブリで1番好き
寝てる二郎の眼鏡をそっと外す菜穂子のシーンの細かさに毎回驚かされる

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

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自分って本当に捻くれてるんだなって再確認した映画

お引越し(1993年製作の映画)

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大人も子供も変わらないんだなって一種の諦観した見方で観てた
観ている間ずっと自分の過去を振り返ってしまって124分あっという間に終わった
最初の雨降ってる窓の画がもう良いし三角のテーブルで関係性を提示
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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撮り方がめちゃくちゃ良いかっこいい、なんでこんなに良いんだろうな、手ブレがかっこいい

楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(1992年製作の映画)

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小さい頃観てて好きだったアニメ映画のひとつ 見返してもすきだった
終末ものが好きなのは絶対この作品のせい

風が吹くまま(1999年製作の映画)

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タイトル通りの映画
田園風景がただただ美しい
抽象的だしすごく淡々としてるけれど人生そのものだと思う
風が稲穂を揺らすなか、医者と主人公の2人がバイクで走り抜けるシーンが最高
死ぬことを待たれる人、妊
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初のまなざしからもう持っていかれた
秋の日差しがあまりにもまぶしく、自然の美しさをすごく丁寧に撮っている
どこを切り取っても画になっている
自分も帰り道に見る花や木々や空に救われているから共感できる
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ホームワーク(1989年製作の映画)

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罰は分かるけれどご褒美は分からない子供
インタビューもうちょっと優しく聞いたらいいのにって思ってしまった
教育が子供を縛り付け抑圧するならば、なんのための誰のための教育なのか、私たちは何のために勉強す
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

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土管の中に正男と菊次郎が一緒に見える構図だったり、グラスに映り込む顔だとか、いちいち一時停止して見るくらい画が好きだった
真摯に人と向き合うこと
菊次郎にとっての天使は正男だったこと
正男のいい意味で
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死者からの手紙(1986年製作の映画)

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絶望のなかにある希望
クリスマスツリーの神聖な美しさと子供たちの無邪気さが救い
最初の光のショット、崩壊した街の退廃さ、ただただ静かなひっそりとした世界観

女は女である(1961年製作の映画)

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どこを切り取っても画になる
1枚1枚のめちゃくちゃ良い写真を連続して繋げてるような感じ

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

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「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
この言葉にどれほど救われてき
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

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暴力も殺人未遂も擁護するわけではないが、奥崎謙三なりの対話の方法をしていると思った
各々の対話の違いがぶつかり合っている
飯盒でわざわざお米を炊くシーンで奥崎謙三のやさしさが出るところが好き

Summer of 85(2020年製作の映画)

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The Cureが主題歌なので観た
ラストでIn between Daysが流れて、すべて許せるような気持ちになりなぜか泣いてしまった

夏のきらめきが素敵で夏の良いところをすべて切り取って映像にして
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誰も知らない(2004年製作の映画)

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高校をサボって観た映画
最初観た時は食卓のシーンで、自分はこの映画に介入できないんだ、登場人物を助けることができないんだって突き放された絶望感があった
再見すると、やはりその絶望感というものはただ受け
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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原作読んでないからなんとも言えないけれど、思春期の問題をとりあえず詰め込みましたって感じでとっ散らかってる印象があったし、全体的に汚い
「好きな人を見ているだけでいいんだ」という言葉とエンドロールで流
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