くろねこコロちさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

くろねこコロち

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ユメノ銀河(1997年製作の映画)

4.2

サスペンスなんだけど、静かな静かな映画。
モノクロで淡々と進む美しく芳しい画面。

あー、あんなことになんなきゃ、小嶺麗奈はキレイだったのになぁ

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

4.0

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映画的に特殊な子供だったと感じるのは、寺山修司の映画を見れたこと。

前衛的だし、深い意味はわからなかったんだろうけど、何故か退屈することはなかったし、意匠に惹かれた。

意匠と言う言葉を知ったのも寺
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配達されない三通の手紙(1979年製作の映画)

3.7

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ケバケバしい頃の松坂慶子。

いろいろ秘密を抱えた旦那様と苦悩する奥様の悲劇。

佐分利信はいっつもこんな役。
ボブの日本語は最高にイカすでございますよ。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

4.1

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自分はちょーっと珍しい小学生で、金ローあたりのテレビ放送で初見を見てから、ものすごく好きな作品だったりする。
(普通はトラウマになるほど怖いんだと思うが)

冒頭バラックのようなボロアパートが出てくる
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渇き。(2013年製作の映画)

3.7

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中島監督の作品は嫌いではない。
個性がわかるし、どことなくオシャレ。

ただ、今作は言わんとしてることがよくわからない。
行方不明の娘を捜査する刑事が、清純だったはずの娘の裏の顔を見てしまう...みた
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.6

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死刑囚の執行が失敗する...と言う導入部分だけがファンタジーの人間ドラマ。

この部分にこだわりはないが、その後の鶴瓶師匠の演じる死刑囚の人となりに関わる部分。

しかし、この死刑囚の犯した殺人。
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男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

4.0

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男はつらいよで1番好きな作品。嵐寛寿郎にハマった一作。

東京中の「マリコ」からたった1人の鞠子を探し出し、それがたまたま知り合いだった...と言う、最早ファンタジーで映画的な話だが、 「あり得ない」
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.3

ホラーのあるあるが全部入ってるようなホラー。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

1.7

素直に言ってよくわからない。

みんなマジで結構好きなの?

あ、音楽は割と好きかも。

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

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リメイクだったでござる。

いやー戦闘機VS戦艦を描かせたら、やっぱりハリウッドが一枚上。
なーにあの迫力〜‼️と言うのは「パールハーバー」以来の感想ですな。

鬼畜米英にも家族はいて、友情もあって、
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.8

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グロの2時間ドラマw
まぁ、面白かったです。嫌いではないです。

冤罪死刑囚が単純に可哀想ではあるが、この手の病に苦しむ方々がみんな差別を受けてるとも思わないけど、まぁフィクションだから...

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.5

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泣きそうになるくらいいい話。
ろくでもなくステキで、ひたすらに切ない。
過激な境遇で穏やかに人生を過ごす同級生たち。
厚かましく暑苦しい絆なんかじゃなく、このくらいのライトさがホントにステキに思えるわ
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

1.1

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ヤンキー女子高生のサメが出てくるパニック映画。
吹き替えで見たけど、「〜だよっっっ」的な言い回しがとーてーもーウザい。

禁足地に入って守り神的なサメにどんどんやられるのは仕方ない事だが、最初にやられ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

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積み重なる貧乏に耐えられず売春。
兄が斡旋。
全く綺麗事がない。
救いようがない。
でも、多分こんな事は世間にたくさんたくさんあるんだろうな。

貧乏してたからわかる。

しかし、女優さんうまいなぁ。
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.8

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元ネタがあるらしいが...w

単純に他人の話だからこそ、面白かった。
コミュ症とか頭が悪くちゃ出来ない。
詐欺みたいなもんだし。

人の感情に訴えかけるのが上手ければ、多少BBAでも不細工でも人を騙
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

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意外と金子ノブアキくんがキモい(褒め言葉)役を好演。

よくあるOLの先輩後輩の胸糞悪い関係性とかネットでの個人晒しと誹謗中傷と掌返し。

全くよくある胸糞悪い話を退屈させずに描き切ってるなぁと思う作
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異邦人の河(1975年製作の映画)

3.4

この時期のジョニー大倉はちょっと浜ちゃんに似ている。
キャロル解散直後。
主題歌「いつになったら」は隠れた名曲

私は貝になりたい(1959年製作の映画)

3.7

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前に見たのがショボい映画だったので名作を。

笠智衆が教誨師なのだが、やっぱり御前様だけあってうまい。

フランキー堺が大好きだったので、あの演技には泣けて仕方ない。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.0

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低予算映画が流行った時期があるけど、ことごとく眠い。そして寝る。

ブームの口火を切ったのがブレアウィッチだけど、何故流行ったのかも謎。

喧嘩して泣いて叫ぶだけの映画。
時間が経てばわかるかな?と思
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実録三億円事件 時効成立(1975年製作の映画)

3.0

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石井輝男監督作品。
金子信雄がなんと平塚八兵衛役!
冒頭には八兵衛さん本人も登場!

金子信雄と渡辺謙。
どっちか言えば金子信雄の方が本人に近い。

人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊(1968年製作の映画)

3.5

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あっけなく発案者の鶴田浩二が事故死してしまうめ、半分くらいしか出ていない。
発案者が事故死というのは事実なんですが。

珍しく池部良がちょっと悪く見える役。

本陣殺人事件(1975年製作の映画)

4.0

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よくもまぁこんなピタゴラスイッチみたいな自殺装置を考えたもんだと、初回に見たときからずーっと思っている。

本には図解が載ってはいるけど、よくぞこれやったよねって感じ。
プライド高くて融通が利かない人
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凶弾(1982年製作の映画)

3.6

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ある意味見たいと思ってたら、見つけてしまった感じ。

良純の演技がまた下手w

要するに射殺生中継のシージャック犯の話なんだけど、どこまでが本当なのかわからないが、いろーんな思いをして、父親の形見が猟
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明日への遺言(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

B.C級戦犯もの。
大抵助からない話なので、覚悟して鑑賞する。

藤田まことの笑いなし演技。
凛として、潔く、そこが悲しい。
改めて、良き俳優さんだったなと。

紀子の食卓(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自殺サークルのスピンオフみたいな作品。

コインロッカーベイビー事件からもうそんなに経ったんだなぁと言う感想。

現代少女の行き所のない、息の詰まりそうな心模様。
もやもやするけど、なんかわかるわぁと
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.8

エレファントマンしかり。ちょっとレトロな時代を感じられる映画が好きなので、ぴったりとハマる映像。

ホームズのちょっとおふざけが入るところと、しっかり者のワトソンのコンビは大好きかも。

追憶(2017年製作の映画)

3.8

豪華キャストによる重厚作品。
年々岡田くんの顔がいかつくなっている。

リリィさんのお姿を久しぶりに拝見。
いい役者さんだったなぁ

吉原炎上(1987年製作の映画)

3.3

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二宮さよ子さんが妖艶すぎる。
UNEXTのホラーカテゴリーで見つけて、西川峰子の「ここ噛んでよー‼️」が怖すぎるとありました。
確かに怖いけど、ホラーって言うものじゃないと思います。

人数の町(2020年製作の映画)

3.5

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一風かわったサスペンス。
多額の借金や罪人の隠り世の町。
条件下の中で自由を掴んでいると思いきや、そうではなくて...。

たんたんと飄々とした表情から段々人間くさい表情にかわる演技はさすがの中村倫也
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.3

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ひたすらに、ただひたすらに。
北川景子があまりに羨ましすぎて胸にくるものが。
殺人事件はありきたり感(偶然刃物が刺さる事故)があるけど、人物の事情が深い。
きちんと映画を観るとそこが面白いんだが、倫也
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俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

3.8

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大収穫。
まさかまさか中村倫也くんが出てたなんて。
昔は友也(本名?)だったのかな?
くりくり頭なんだけど、愛くるしさは変わらず。
声だけで、「も、もしやもしや」で、倫也くんとわかってからは涙涙涙🥲🥲
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その人は遠く(1963年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いとこどおしの恋愛的な憧れ。
いとこの姉がいずみちゃんで彼女っぽい人が和泉雅子。
りょうちゃん(山内賢)は果報者だなぁ。

悪霊島(1981年製作の映画)

4.3

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変なビートルズが流れるバージョン。
確か公開当時は本物だった気がしますが。

へーちゃん以外の金田一(古谷一行は別格)に難色を示す派な自分が、鹿賀丈史はアリなのではっと思えた一作。

やっぱり横溝正史
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

2.7

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硫黄島からの手紙は何度も何度も見てるのにこっちは初見。

戦闘よりも帰ってきてからの国債集めツアーでの苦悩。
日米の民間秘話ってあるものだなぁと。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.3

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ノコギリ状の谷の名称を持つ沖縄、前田高地での激戦を米兵の英雄的救護兵の視点で描いた作品。

戦争なんてどっちが悪くてどっちがいいなんてことはなく、視点が違えばそっちに肩入れしちゃうのは必至。

いくら
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東京湾炎上(1975年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最近、藤岡弘が出ているとツッコミどころが満載の映画になると言うことに気づいた。

フェイクの映像がバレたり、原油の中で藤岡弘がヘマをしまくったり。
そして、水谷豊の無駄使いっぷり...