くろねこコロちさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

くろねこコロち

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キャタピラー(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

若松孝二監督好きとしては、前半に「あさま山荘への道程」の主力メンバーが出てくるので胸熱。

要は江戸川乱歩の「芋虫」(そもそもキャタピラーって芋虫だし)なんだけど、生々しすぎてなかなか実写映画化はし難
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ギレルモ節炸裂。

ファンタジーなんだけど、戦争映画っぽい要素もあり。

冥府の姫となるために数多の傷つき体験をくぐり抜け、血まみれで冥府に行きましたとさ。

手に目がある奴がお気に入り。
マンドラゴ
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猟人日記(1964年製作の映画)

2.8

ひたすら暗い戸川昌子のミステリー。

割と直球単語バリバリで生々しい。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

浅草キッドはたけしの青春物語でもあるが、深見千三郎師匠の物語でもある。

テレビを嫌い、芸事とは、ステージとは、芸人とは、と言う美学を貫いた人と浅草を出てテレビで成功したたけし。

師匠の最期があまり
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刑事物語(1982年製作の映画)

4.0

最初の作品をなかなか見ることがなかった。
なかなか見れないはず。
現代的にはコンプライアンスがバリバリにヤバそう。いろいろと。

サブスクはそう言うの関係ないからいいっすね〜‼️

で、すごく好き。
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熱海殺人事件(1986年製作の映画)

3.0

あまりにも破天荒。あまりにも80年代。
大滝秀治の立ち位置が自由すぎ。
竹田くんの長台詞がすごいけど、山口くんはどうしたの?

よくわかんないけど、自由すぎてワケわかんないいい時代だなー。

全員死刑(2017年製作の映画)

2.3

どなたかも仰っていたが、ザ、間宮祥太朗の無駄遣い。

大牟田4人殺害事件と言う凶悪犯罪が下敷きだけど、あまりにライト。
脚本、演出があまりに稚拙💧

A2(2001年製作の映画)

3.6

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もう随分前のことになったんだなぁとつくづく感じる。

絶対的に教団が悪いのだけど、何故か出てけーと声を張上げる側がウザくて堪らない気になるのはなぜなのか。

強行を起こさなかった大多数の信者には信教の
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

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「ひ」って入れただけで検索出来るってすごいw

あまり正月向きとは言えないが、久々に見れた。

すごーく頭のいい変態が若くてキレイな捜査官と変態を追う話。

飼い主は変態でもプレシャス(わんわん)に罪
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.9

よくまぁ、TVの基本設定を踏襲して、別の話を作ったのやら。 

TV版見てなくてもわかる作りだが、見てたらもっと楽しめる作り。
なんか少し懐かしい同窓会みたいだった。

ミステリー中に少しの笑い。
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.8

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久々に見たけど、やっぱりバカ映画w
シュッとしたサラリーマンなのに、感情がない殺人サイコパスの話。

ジェネシスのくだりがあまりにも...で大大爆笑。
バットマン後に見てしまったため、クリスチャンベー
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

寅さんは初期の方が実は好み。
本作、心からこの人が親戚だったらホントにイヤをまざまざと思わすエピソードあり。(春川ますみの結婚式)

第三者だから笑ってられるってのはある。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.0

上品なエロ。でもそこはキューブリック。
パーチーでの儀式っぽいシーンは香り高い。
思わず三浦○義思い出したけど。

しかし、結論として何が言いたいかはサッパリw
意外と評価よくてびっくり。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

被害者であり、加害者家族の視点から、DVとそれに伴う殺人と言うストーリー。

話は重いが役者は豪華。
万引き家族とか、こう言うちょびっとだけ擦れた女の子をやらせると、松岡茉奈はうまいなぁ。
ある意味、
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.5

古屋兎丸のを見たけど、こんなだったっけ?

1番びっくりしたのは、ジュンカッツが出てたんだけど、ジュンカッツってネプチューン以前の名倉さんが組んでたコンビだったような...。
でも、名倉さんじゃないし
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.1

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ホントにあった事件を想像と安い創作をくっつけて1本作ったよ...と言う白石監督らしからぬ愚作。

北原里英のぎょろぎょろとした目はホラー向きかも知れないが、どうしても安い。
周りの大御所が上手いだけに
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死びとの恋わずらい(2000年製作の映画)

3.4

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ゴリサ。懐かしい。

原作を読んでるわけですが、あんまり引っ掛からなかったのか、覚えてなかった。

まぁありがちなストーリーではあるものの、きちっとしたホラーにはなっている気がする(壁に死体埋めるベタ
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樹海村(2021年製作の映画)

3.0

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なんとなくダメだってことはわかっていたの。

でも、でも〜。
チョイチョイキャストが豪華って💧

「恋の罪」にて今一つ足りなかったピース。
そう。黒沢あすかさんが出ているぅ〜〜‼️

ちっともセクシー
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街から街へつむじ風(1961年製作の映画)

3.6

医者裕次郎。

ソフトヤクザ絡みの人情話。
やっぱりいずみちゃん、かっわいい〜。

戦争と青春(1991年製作の映画)

2.6

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学校の体育館で見るような平和教育映画。

簡単に徴兵逃れをして、簡単に炭鉱マンに潜り込み、簡単に見つかって、簡単に殺されて、簡単に子供が産まれて、空襲で生き別れに。

恋愛のプロセスがキャハハ〜ウフフ
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.3

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何回目かわからない。
色々と思い出があったりする映画だから、なかなか見ること叶わずな作品でもあるのだが、見てしまう。

渡辺謙が素晴らしい。
遺言のような「ここはまだ日本か」が悲しくてね。

金なら返せん!(1994年製作の映画)

3.3

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エガちゃん、髪がある!
まぁ、色々とバブってる感じの大川興業華やかなりし時代の作品。
松本ハウスが出てたり、男同志のエガちゃんの相方コンタキンテさんが出てたり、若干懐かしいw

バブル期ってあーゆーカ
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あした晴れるか(1960年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今まで見た裕次郎映画で一番面白かった!

せまーい世界で動くドタバタコメディ。
東野英治郎と西村晃の二大水戸黄門揃い踏みも嬉しい。

めがねいずみちゃん、超かわいい〜

硫黄島(1959年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとびっくり、宇野重吉監督作品。
主演、大坂志郎。

硫黄島と言うタイトルだから、硫黄島戦記かと思いきや、硫黄島の戦いをペーソスにした、ちょっとしたサスペンス。
島で書いて埋めてきた、日記を取りに行
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八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

2.3

昔の自動車のギアってあんなにすぐ折れるものなの?

昔の若者の思考には結構悩むものがある。

恋の罪(2011年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

東電OL殺人事件を題材にした映画があると聞いて、見てみたら園子温監督だったでござる。

まぁ、円山町で売春してたってとこだけで、あんまり似てないような💧
ただ、映画としては割と好き。

冨樫真さんがホ
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ブラックブック(2006年製作の映画)

3.5

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WW2のユダヤ人ものって、仕方ないけど、運命のままに死んでゆくものが多い。

しかし、本作の主人公、エリスは運命に翻弄されるものの、スパイになろうがハニートラップしようが、抗いまくる。
強い。

悲し
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シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ占領下のフランスの話。
割と珍しいような。

ものすごく悲惨な話だと思うんだけど、ものすごく淡々と進んで行く。

17歳のまだ政治には早いような少年が、ナチス幹部殺害の報復の処刑に巻き込まれちゃ
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千羽づる(1989年製作の映画)

3.8

佐々木禎子さんと原爆の子の像。
ドキュメンタリーで語り部の同級生が語る番組を見たことがあったけど、映画もあったんですね。

悲劇的な話ではあるけど、禎子さんがいかに病と向かい合っていたか、ご家族が苦労
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霧笛が俺を呼んでいる(1960年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

初めてちゃんと赤木圭一郎の顔を見た気がする。
しかし、顔の濃さが松潤で、途中からほぼ松潤が演技してるようにしか見えなくなってしまった。

吉永小百合ちゃんのクララっぷりが超キュート‼️

沖縄の民(1956年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

珍しい良い金子信雄。

ひめゆりとか大和の沖縄特攻とか、そこらへんのカテゴリーを描いた作品は多いけど、これはあくまで普通の民。
対馬丸事件も絡んだ興味深い内容。

日本軍が島民の壕を奪ったとか、集団自
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嵐を呼ぶ男(1966年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

裕次郎のを見てないので、同じ話かどうかは謎だけど、自分的には色々と豪華。

芦川いずみちゃん、梶芽衣子以前の太田雅子ちゃん、ぷくぷくの由美かおるちゃんもかわいい。

だけど、渡哲也と山内久乃の和解シー
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ハード・コア(2018年製作の映画)

3.7

あまりにもファーストカットからは想像がつかないストーリー展開にくすくすが止まらず。

ただ一言。
たけるはそんなことやっちゃダメだ〜〜〜‼️

セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

3.5

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霧社事件を調べていたら、この作品が出てきました。
昔から土着的な民族って色んな考え方があって、文明人とは違うから、手を出しちゃいけない...みたいな感じの典型ですね。

調べもしないで台湾統治のために
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

西島秀俊のドラマが似てるって言うんで。
ディテールこそ似てはいるけど、今のところは別かなぁ?(西島秀俊ドラマ「真犯人フラグ」がまだ途中なので)

失踪した奥さんが日記を読む形で段々本性がわかってくる。
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